“聖地”群馬・高崎に1万人殺到 「パスタ王者決定戦」頂点は? 絶品!勝負の一皿【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2025年12月21日)

     「パスタの聖地」群馬県でパスタナンバーワンをかけた激闘がありました。今年で17回を迎えたパスタの祭典「キングオブパスタ2025」。頂上決戦を見届けようと、およそ1万人が殺到。

     ご当地食材をふんだんに使ったこだわりパスタに、和風だしとパスタの出会い。“新感覚”の一皿など。今年の「ナンバーワンパスタ」は果たして?

    ■大会マニアの高崎市民「とにかく全部食べる」

     11月9日、あいにくの天気にもかかわらず長い行列が。

    高崎市民
    「毎年楽しみにしてます」
    「これもう3杯目」

     群馬県高崎市で行われたのは、今年で17回目を迎えたパスタの祭典「キング・オブ・パスタ」。

     市内に140店舗ものパスタ店がひしめき「パスタの聖地」として知られる高崎。その聖地での頂上決戦を見届けようと、およそ1万人が殺到。市内18店が新たに創作したオリジナルパスタで激突。新作パスタは大会後、各店メニューに加わります。

     グランプリを決定するのは、お客さんの投票。中にはこんな大会マニアも。

    「撮ってください、せっかくそろえたんで」

     ミニサイズながら全18種類に挑戦。なんと、第一回大会からすべてのパスタを制覇中。

    「とにかく全部食べる。外せないですね」

     こちらの姉妹は初参加ながら…。

    「全部食べる気で来た」

    ■王者の秘策は「違ったものでチャレンジ」

     聖地の頂点を決める戦い。各店、趣向を凝らした個性派パスタで挑みます。

     今までウニやウシなど「ボナーラシリーズ」で参戦してきた人気店「高崎カメレオン」。今回のソースはなんと味噌。味噌に濃厚チーズを加えたソースに、ひき肉も味噌味に。その名も「味噌ボナーラ」。

     大衆イタリアンの愛され店「ボンジョルノ」は、大きくトロトロ、ハーブで育てたブランド豚で勝負。イタリアのベスピオ火山に見立てた辛口パスタ。

     住宅街の名店と人気の「サルーテ」。勝負パスタは、まずは目を引く大きなエビ。ソースは実は「グリーンカレー」。生クリームでマイルドにしたアジアンテイストな一品です。

     そんな大会でひと際目立つ100人ほどの大行列を発見。大会2連覇中の絶対王者「バンビーナ」。店は全国からのお客さんで連日行列、大にぎわい。多くのお客さんのお目当てが…。

    「優勝したのを見て」

     去年グランプリを獲得した「トマベーゼ」。トマトとジェノベーゼを組み合わせた新感覚パスタ。

     実はバンビーナ、2連覇を含み優勝は計5回。そのたびに人気爆発、今では県内に3店舗という、まさに「パスタドリーム」を実現。王者バンビーナが3連覇をかける勝負メニューが…。

    バンビーナ 奥孝之シェフ
    「違ったものでチャレンジしてみるのも面白い」

     その秘密がこのソース。なんと、カツオ節など数種類のブシからとった濃厚な和風ダシ。店のメニューにもない和風に挑戦。

     塩麹に漬け柔らかく仕上げた群馬の銘柄豚「上州麦豚」に、レンコンや白髪ネギ、揚げネギを添え、食感と香ばしさ抜群。新境地ながらどこか懐かしい味わいの「ネギしゃぶパスタ」。

    埼玉から
    「おいしかったです」
    「あっさりしていて食べやすい」
    「スープパスタ的なところもいい」

    ■「今年は本気」老舗の名店たち

     一方、バンビーナの3連覇を阻止するべく「今年は本気」と注目なのが老舗の名店たち。

     「勝つためにここにきた。今年は」と話すのは創業52年の「シルクロード」の松井元社長。

     厳選されたワタリガニにプリっと大ぶりなエビをぜいたくに使い、老舗が本気を出したのが「パスタはごちそう」という思いがつまった一皿。香ばしいカニの風味とエビの旨みが凝縮されたトマトソース、その名も「贅沢パスタ」。

    松井社長
    「今までのパスタで最高のものができた」

    高崎市民
    「めちゃくちゃ魚介の味がしっかりしていておいしい」

     そして、こちらはスープパスタの名店として知られる「洋麺亭」。

    洋麺亭 長南直喜シェフ
    「今回は原点に帰ってお客さんに愛されている味で勝負」

     その思いを込めたスープは、「天使のエビ」と呼ばれる世界最高上級品質のエビと上州麦豚のベーコンを、3時間かけて溶かし込んだ自信作。そのエビとベーコン、野菜をトッピングした奥深い味わいの逸品です。

    高崎市民
    「エビの甘みがめっちゃ出ててトマトとクリームが相性が良い」

    ■3連覇阻止へ“レジェンド店”「まかない」3種パスタ

     さらに、打倒バンビーナの本命ともいわれるのがレジェンド店「シャンゴ」。常に大盛況。市内初の本格パスタ店として創業し“高崎パスタの原点”と愛される名店です。

     サクサクのトンカツにオリジナルの甘めのミートソースをかけた「シャンゴ風」は、まさに高崎のソウルフード。

     そんなレジェンドが今回、勝負をかけるのが…。

    シャンゴ 上村光シェフ
    「今回は『まかない』」

     元はイタリアの料理人たちのまかない料理から生まれたというミネストローネを、シャンゴ風にアレンジ。そして、最大の秘密がこのパスタ。

    上村シェフ
    「ショートパスタもいい。誰もやったことがないので」

     今大会唯一のショートパスタで挑戦。しかも「ペンネ」と貝殻の形をした「カヴァテッリ」、そしてほうれん草とチーズを詰めた「ラビオリ」の3種類。

     それぞれ違った食感を楽しめ、スープがよくなじむショートパスタはミネストローネとの相性もバッチリ。

     大会の歴史の中でも珍しいショートパスタですが…。

    群馬県内から
    「おいしい。ショートパスタはなかなか食べない。初めて食べた。今後あったら(店でも)食べてみたい」

     シャンゴの創業は57年前。小麦の名産地で粉もの文化のあった高崎で、パスタは市民の心をつかみます。

     その後シャンゴで修行した料理人が次々と市内で独立するなど、個性豊かなパスタ店が広まり、今では140店舗にも。いつしか高崎は「パスタの聖地」と呼ばれるように。

    ■「深夜のシメ」?“聖地”のパスタ愛

    高崎市民
    「1週間に何回も(パスタを)食べるよね」
    「昼食べて夜も」
    「昼食べて夜食べてその次の夜もパスタ」

     まさにパスタは生活の一部。

    高崎市民
    「『女子会』ってなったら基本パスタ」
    「え?東京の方は逆に(女子会で)何を食べてるんですか?」

     さらに深夜にも。

    「(Q.飲んだらパスタ?)はい」

     なんと、お酒の後はラーメンならぬ“しめパスタ”です。この日はあっさり系「ネギ塩大葉乗せパスタ」。

     そんな高崎市民にとって、年に一度のキングオブパスタは一大関心事。

    高崎市民
    「1回目から全部参加している」

     スマホには、食べる予定の店をしっかりメモ。

    「楽しみにしている行事」

    ■初参戦!県民熱愛「ファミレス」

     昼過ぎになり雨が強くなってくるものの、お客さんはさらに増えます。

     そして今大会「台風の目になりそう」と話題なのが、パスタ専門店以外からの殴り込み。群馬県を中心に42店舗を展開するファミレスチェーン「いっちょう」。客席も多く、個室も充実。群馬県民の「憩いの場」として愛されています。

     名物のソースカツ丼をはじめ、おすし・天ぷらの和食から、洋食に中華まで、メニューは800以上となんでもあり。

     そんな県民熱愛のファミレスが満を持して挑むパスタが、妙義山の轟(とどろき)まいたけに、とろとろに煮込んだ赤城ポーク。地元群馬の食材をたっぷり楽しんでほしいと詰め込みました。さらに、トマトベースながら周りにはクリームソース。味変も楽しめる、ファミレスらしい宝箱のような一皿です。あふれる思いからか、メニュー名が今大会一番の長さに。

    高崎市民
    「想像以上においしくて、これに投票しようかと」

    ■勝負は「赤マス」温泉宿の秘策

     さらに異色なのが、こちらの「はまゆう山荘」。

    群馬県内から
    「知らないです」
    「(店名)初めて聞いた」

     地元民も知らないお店?市街地から車で1時間、そこはレストランではなく、なんと自然豊かな温泉宿。しかしなぜ、温泉宿がパスタの祭典に?

    はまゆう山荘理事長
    宮下好史さん
    「高崎市民でも(この旅館を)知らない人もいる」

     「知名度をあげ、少しでも多くのお客さんを」とひらめいたのが「パスタドリーム」。オリジナルパスタを宿の新名物にする作戦です。

     白羽の矢が立ったのは、和食が専門の上原初夫シェフ。

    「結構いい食材だと思っていたので、赤マスを使いたい」

     シェフがこれぞという食材は、地元の清流で育てられた自慢の赤マス。実は赤マスはこの宿の看板料理。その赤マスに命運を託します。

     オリーブオイルで炒めたニンニク、唐辛子に加えるのは、隠し味のかつおだし。味はトマトベースに。そこにスモークしてフレーク状にした赤マスをなじませ、オリジナルソースに。そして仕上げは、ソテーした赤マスのトッピング。

     温泉宿、起死回生をかけた自信作。

    高崎市民
    「イケる、おいしい」
    「洋風じゃない感じ。トマトソースというより…不思議」

    ■決定!“パスタの聖地”王者は?

     いよいよ結果発表。「パスタドリーム」「パスタの聖地」の頂点は?まずは第3位。

    「シルクロード石原店です」

     「パスタはごちそう」。ぜいたくに渡りガニとエビを使ったクリームパスタが見事3位に。

     続いて第2位は。

    「洋麺亭 高崎店です」

     スープパスタの老舗が、原点回帰ととことんスープにこだわったエビとベーコンのパスタが第2位。

     そして1万人が選んだ今年のグランプリは。

    運営
    「バンビーナ中居店です」

     なんと3連覇。王者バンビーナが新境地にチャレンジした和風パスタ「ネギしゃぶパスタ」がグランプリに。

    バンビーナ中居店 市川史彦シェフ
    「うちのパスタを食べてくれた方、投票してくれた方に感謝。本当にありがとうございました」

     しのぎを削った18店の新作パスタ。大会後は各店のメニューに加わります。
    [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

    37件のコメント

    1. 群馬は地域を盛り上げるのもいいが
      まずは移民外国人問題の方に力注いだ方がいいと思います
      そこが片付いたらパスタ食べに行きますね

    2. 近年モチモチした食感のパスタは都内でも見ますが、15年前位に都民がアルデンテ最高ーと言ってた頃、このあたりでモチモチしたパスタを食べてはまってしまい。わざわざ通ってました。知られてないだけで、美味しい店が沢山あると思います

    3. 今回シャンゴは明らかに手抜きだよね😅まぁキングオブパスタ優勝しなくても、売れに売ているから、ただ参加している感じ。

    4. 個性ないけど贅沢パスタが一番美味しそうだな🥺

      天使の海老は何度か食べたことあるけど僕は日本の海老のほうが好きかな🥺

    5. バンビーナ中居店は上品でおいしいけど、一方で一歩間違えれば下品と紙一重のはらっぱが大好き。とくに蛸と貝柱のやつが好き。

    6. イタリア関係者、またはイタリア大使館等の人たちは招かれているの?来てないなら呼んでもいいのかな、と思う。せっかくだから

    7. なんか横須賀のカレーフェスタと一緒だな…
      こんなの全部食べたら高級コース料理食べれる額になるよ

    8. 海外の日本食レストランに、「こんなの寿司じゃない」って怒りまくる人がいるけど、
      これはどうなんだろうね?