「えっ!」という感じで猫が驚いて何もない所を見ていた!? 身動きせずに1点を見つめた猫が急に穴を掘りだして..【猫の不思議な話】【朗読】

マスターお世話になりました 残念ですね すまないなぁ せっかく頑張ってくれていたのにこれ ばかりは仕方ないですよ 世界中が大変なんですから 生活は大丈夫かありがとう ございます大学も休校なので 田舎に帰ることにしました マスターもお元気で 1年前私は 都心に小さなバーをオープンしましたこの 日 バーを明け渡す最後の日でした [音楽] バーの営業はそこそこ順調な出だしでこれ からという時に 世界中で流行した感染症の影響を受けて しまいました 夜間営業は時短となり 感染症対策を取ることを義務付けられたり 小さな バーでは無理難題を押し付けられたような 条件でした お店を開けられないまま半年が過ぎ 状況は変わらずお金が目減りするだけの 日々が続いていました 働いてくれていた大学生のアルバイトの子 も時々 掃除などを手伝ってもらっていましたが 給与を支払う余裕もなくなり 店を手放すことにしました 私の全財産はこの時点で8万円となって しまったため私は田舎の実家に戻ることを 決意しました 田舎に戻れるならよかったと言ってくれる 友人は多かったのですが私にとっては 屈辱的なことでした 私が上京したのは IT系の専門学校に入学をした18歳の時 です [音楽] バーを開きたいと思ったのは小学生の頃で アメリカの映画でバーのシーンに衝撃を 受けました 大人たちが楽しそうに過ごす空間がとても よく見えました バーテンダーのかっこよさにも惹かれいつ か自分のバーをオープンすると 心に決めました 私は 単純な性格なので 経営するなら数学に力を入れるべきだと 思い必死に学び IT産業は給与が良かったので IT系の専門学校に入学しました プログラマーとして企業で働きながら 足しげくいろんなバーに通いながらお金を 貯めました 48歳の時会社を退社し49 歳の年に バーをオープンしました [音楽] 父親は堅実な人だったので バー経営には反対していました 3年前 父は亡くなりましたが最後まで私に企業に 戻るように言っていました 私は父に受け入れてほしい一心で 成功するまで田舎には帰らないと 啖呵切ってしまったことがありました それから私は帰省しないと決めていました 結局 父とは和解しないままだったことは心残り でしたが 自分が負けたような気がして複雑な思いを 抱えていました そんなこともあり今回 田舎に帰るというのは 非常に悔しい気持ちと 母に何を言われるのかという不安を抱えて いました [音楽] 都心から車で2時間ほどの田舎は 相変わらずパッとしないと私は気持ちが 落ち込みました [音楽] 自宅の前まで到着すると ブロック塀の上から 茶トラの猫が覗いていました これがお母さんの猫なのかな [音楽] 私のつぶやきが聞こえたのか 猫が反応しました すると 奥から母の声が聞こえてきました [音楽] ドラちゃん 誰か来たの [音楽] 私はもう くぐり ただいま と母に言うと あらしんじ 早かったのね 」といつも通りの笑顔で出迎えてくれたの で私は 緊張が一気にほぐれてホッとしました また 身長伸びた 母は真顔でとんでもない質問をしてきて 吹き出してしまいました 50歳の男が身長が伸びるはずはありませ ん 母はかなりの天然キャラなのでこんな発言 がよくあります 母さん 相変わらずだな 50歳の10年なんだぞそんな簡単に身長 が伸びるはずないだろうそれもそうね私が 知人なのかしら 母はケタケタと笑いながら私を家の中に 入れてくれました 母のおかげで何年もの間張り詰めていた ものが緩み私はその日久しぶりに熟睡する ことができました 実家に着くとお金がない私は フリーランスのプログラマーとして働く ことに決め 部屋を仕事場として使わせてもらうことに しましたしかし 仕事を始めると バー開業のために 必死で働いたことを思い出してしまい 気持ちが沈み込んでしまいましたが 正直8万円の私には選択肢はありません まだ 気持ちは晴れませんでしたが 実家で仕事をしながら母と暮らす日々が スタートしました 実家での生活にもようやく慣れてくると ゆったりした生活も悪くないと思うように なりました ドキドキ 都心のにぎやかしさは懐かしく思うことも ありましたが 住めば都とはよく言ったもので すっかり居心地良くなっていました もし 田舎で一人暮らしだったらまた違ったのか もしれませんが 母と猫のトラとの暮らしは 笑いが絶えない生活だったため 毎日が楽しいことが幸いでした あれ 老眼鏡が見当たらないわ [音楽] 母は老眼鏡がないと騒いでいたので私は 老眼鏡のありかを探そうとすると すかさず虎が母の前を通り越して冷蔵庫の 前で止まり と泣き始めました トラーどうしたの 冷蔵庫に何かあるの 母はそう言いながら冷蔵庫を開けると 母は大爆笑を始めました 母さんどうしたの 私は笑い続ける母に尋ねると 老眼鏡を冷やしちゃったみたい見て 真っ白 母は笑いながら冷蔵庫の中から 真っ白になった老眼鏡を出しました 母さん 相変わらずそそっかしいんだなぁ 私もそんな母を見て笑いが止まらなくなっ てしまいました トラはこの時だけでなく 母が困っていると 必ずフォローをする 賢い猫でした 不思議な力があるのかいつも母を見守って いるように見えました [音楽] 虎のおかげで母さんは助けられてたのよ この 子私のこと何でも知ってるのよね [音楽] 母はそう言いながらトラをなでると トラは満足そうな顔で目を細めました [音楽] よかったなー 賢い猫で トラはもらった猫なんだろ お父さんが亡くなった後に 友達が保護した猫を譲ってくれたの 一人になって寂しかったし 母さんそそっかしいから不安だったけど トラのおかげで不安も減って生活が楽しく なったのよ [音楽] 母は嬉しそうな顔でそう話してくれました 私は思い切って母に ずっと来れなくてすまなかった と口火を切ってみました シンジの人生なんだからあなたの好きな ようにしたらいいのよ 夢があったんだから [音楽] 母は少しも態度を変えずにこにこしながら 私にそう答えてくれました まさかこんなことで夢が破れるなんて 情けないよ 父さんにあんなに単価来たのにな お父さんはわかってたのよそれに本当は 応援してたんだから 母の言葉に私は 驚いて えっ 父さんが 母は ニコニコしながらうなずき 年末ジャンボ宝くじ買わないとだったわ と真面目な顔で言ったので 母さんまだ発売日になってないよ と言うと 母は大きな声で笑いました 母は クリスマスの前日にプレゼントを渡してき たり 海外旅行の予定を勘違いして1日前に空港 に行ってしまったりなど 笑えるエピソードが豊富です そんな母に自分の気持ちを話せたことで 父の思いも知ることができたことは 喉の使いが取れたように すっきりしました [音楽] 母との暮らしは私にとって失っていた ゆとりを取り戻せる時間となりました [音楽] しかしそんな 幸せな時間も終わりが来てしまうことに なってしまいました 母と暮らし始めて半年後 母は心臓発作を起こして 帰らぬ人となってしまいました あっという間の出来事で私は母が亡くなっ たという事実をなかなか受け入れられませ んでした せっかくこれから 母校をしようと思っていた矢先の出来事は また私に悲しみをもたらせることになり ました 母がいなくなるとあんなに明るかった家が 急に暗くなったように静まり返り 心にもぽっかりと穴が開いてしまった日々 が続きました トラは母が恋しいのかいつも仏壇の前に いるようになりました [音楽] 退屈な毎日を送る中 感染症の帰省が緩和され始めると私はまた 何かを始めたいという欲がわくようになり ました そんなある日私が庭の掃除をしていた時の ことです 縁側に座るトラが 突然 えという顔をして何もないところを見てい ました 動物は目に見えないものが見えると聞いた ことはありましたが 微動だにせず一点を見つめているトラは何 とも奇妙でした トラ トラーどうしたんだ 私はトラに話しかけましたが トラは身動きせずに一点を見つめていまし た すると 突然トラは走り出し 納屋の近くで穴を掘り始めました 私はその様子を見に行くと 穴から 箱のようなものが見えてきたので 取り出し中を開けると 箱の中からいくつかの骨董品が出てきまし た なんでこんなところに トラ何で分かったんだ 私がトラにそう尋ねると お母さんのうっかりだよ と答えました ほら 喋った 私が 驚いて聞き返すと トラは笑いながら そうだよ 聞こえるんだね よかった と言って今に戻って行きました 骨董品は父の趣味で 亡くなった後整理したと母は言っていたの ですが きっと母のこと うっかり置きっぱなしにしてしまったので はないかと想像しました それ以来何度もトラは同じように何もない ところを見つめて何かを見つけるという 行動を繰り返しました その度に 虎は得意そうな顔で 良かったね と言いました いろいろなものがあちこちから出てくる 状況に 戸惑っていると今度は 宝くじが出てきました そういえば 母が亡くなる数ヶ月前年末ジャンボの話を していたことを思い出しました [音楽] 発売前に買いに行こうとしていたことを 思い出し私は クスッと笑ってしまいました どうせ外れだろうと思いながらも ネットでチェックしてみるとなんと 1000万円の当たりくじで私は 腰が抜けそうに驚きました 母さん うっかりにも程があるよ 私が思わずそうつぶやくと トラが現れて 母さんのうっかりした忘れ物を使って 新しいことを始めるといいよ 」と言いました 新しいことか 私はしばらく考え込んでいるといきなり 白いもやが湧き中から母が現れました 母さん 母はいつものニコニコした笑顔で 母さん最後までうっかりしててごめん なさいね と言いました どういうことなんだ もしかして トラが見ていたのは 母さんだったのか 私が母にそう尋ねると そうよあなたに伝えることができなかった から トラに助けてもらったのお母さん すぐにものをどこに置いたか忘れちゃう から といつも通りに答えてくれました そうだったのか ありがとうかあさん 足りるかわからないけどまたやりたいこと をやりなさい お母さんもお父さんも 空からあなたを見守ってるから そう言うと 母は スーッと消えてしまいました 夢だったのか 現実だったのかわかりませんが 母はいつもの素敵な笑顔だったことは はっきりと記憶に残っています 私はやりたいことがなかなか浮かばない まま 悶々とした日々を送っていました とりあえず 母に言われた通り 骨董品などを監禁をするために 隣町まで足を運びました 思った以上の金額を手にした私は 嬉しい気持ちはあったもののなかなか 前に進めないことに苛立ちも感じていまし た 久しぶりに街中を散策していると おい シンジじゃないか 背後から声がしたので振り向くとそこには 中学の同級生だった魔裟斗が立っていまし た まさか 私たちはかなり昔の同級会であった以来の 再会に興奮ししばらく立ち話をしていまし たが 話が予想以上に盛り上がったため 近くのカフェに入ることにしました 東京から戻ったのか まさとからそう聞かれたので私は 事の経緯を説明しました そうか 全く感染症にはまいったよなぁ 俺自体は影響を受けてないんだが 旅行に行けなくてしんどかったよ 彼は 昔から冒険好きな性格だったのであちこち 一緒に遊びまわった思い出があります 大人になっても彼は旅行によく出ていたと 話してくれましたようやく 帰省緩和されただろうだからこの間北海道 にツーリングに行ってきたんだけどさ お気に入りの宿や店がたくさん潰れてて 悲しかったよ それも感染症の影響なんだろうなあー ほんとに残念だ 安い宿なんだけど バーがあって 地元の人も旅行者も来るようなアット ホームな場所があってな いろんな人と話したもんだよ まさとは懐かしむような顔をして語って くれました 宿とバー それってどんな宿なんだ 私はあまり旅行するタイプではなかった ため 魔裟斗に訪ねてみると ゲストハウスって聞いたことあるかまあ 民宿みたいな感じなんだけど アイ部屋とかもあって楽しいんだよ アイベアなんか 外国とかにあるとは聞いたことあるけど 日本にもあるんだな 魔裟斗は笑いながら たくさんあるよ 値段が安いことがメリットだけどそれ以上 に見知らぬ人と出会えて楽しいんだよ 夜はバースペースでみんなで食事をし ながらお酒を飲むんだ 宿泊者だけじゃなくて 地元の人たちも来るから 情報を覚えられるし面白いんだよ とお気に入りの宿について話してくれまし た 旅行に疎い私にはよくわかりませんでした が みんなが集う場所という部分に惹かれまし た 興味深いな 今何か 始めようか迷っているんだけどこの 街でバーというのはピンと来なくて 宿とバーってのはユニークな発想かもしれ ない 私がそう話すと 雅人は [音楽] 興味あるのか 気になるならいつでも聞いてくれよ 知り合いたくさんいるからさと 身を乗り出して言いました 私はまさとに 少し 考えてみるよでもいい情報をありがとう なんか 道が開けた感じがするよ というと 彼は嬉しそうにうなずいていました 長く話し込んだ私たちは 再会を喜びまた会うことを約束して別れ ました 帰り道私は彼の話が頭から離れなくなり 家に戻ると虎にその話を聞かせていると やりたいことが見つかったね [音楽] とトラが言いました そうだなぁ 思ってもみなかったけど 最高の組み合わせかもしれない トラの言葉で私は自分がやりたいことに つながったことを悟りました それから私は 必死に彼が言うような宿を調べ 魔裟斗に相談をすると それは素晴らしい 案だよ シンジの実家なら ツーリングのお客さんも利用しやすいし 何より 俺が嬉しいよ と大喜びで背中を押してくれました それから私は必死に準備を始め1年後に 実家をリノベーションした バー併設の宿をオープンしました [音楽] バーは地元の人たちにも人気となり ツーリングのお客さんたちも口コミで宿に 入るようになりました 以前のワーとはコンセプトは異なりますが 人が笑顔で集まる店をまた開けたことは とても嬉しいことです 私は 母と寅に感謝しかありません そんなトラはお店の看板ネコとして すっかり人気者になりました 不思議なことですが 宿に入ると落ち着くと言ってくれるお客 さんが多くそのそばにはいつもトラがい ます [音楽] ツーリングで疲れたお客さんも宿に入ると 不思議と笑顔が増える そんな気がしています これも 母が見守ってくれるからなのかもしれない と時々ふと思います 母さん 虎ありがとう 私は毎日そうつぶやいてから布団に入る ようにしています 目をつぶるといつも母の笑顔が浮かび トラが私に寄り添ってくることで穏やかな 気持ちになる幸せを感じています 夢だったバーのクローズ大好きな母の死は どん底の気持ちを味わいましたが 母とトラのおかげで私は新たな生きがいを 見つけることができました 人生何が起こるかわかりませんが 母のようにいつも笑顔でいられる余生を 送っていきたいと思います [音楽]

「えっ!」という感じで猫が驚いて何もない所を見ていた!? 身動きせずに1点を見つめた猫が急に穴を掘りだして..【猫の不思議な話】【朗読】
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8件のコメント

  1. こんにちは👋😃~🤗
    明るい優しいお母さんととらちゃんの応援で50歳第二の人生のスタートおめでとう🎊
    頑張って✊😃✊~◎〇♪😺😺😺😺😺😺😺😺😺😺❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️

  2. 感染症の影響によるバーの閉店、お母さんの死去、前半は悲しい出来事ばかりで心が傷みました。😭天然のお母さんが残してくれた宝くじを、トラが見つけてくれたお陰で運気好転してめでたしめでたし。🐈👏💕これからも、トラは看板猫兼良きサポーターとなって、新しいバーを支え続けてくれるでしょう。😺😌🌸💓

  3. 凄い引き寄せですね☺️夢や希望を、持ち続けそして、行動が伴えば、ちゃんと背中を押してくれる
    お母様と、トラ、ご友人に、感謝💟ですね。ハートフルなお話、ありがとうございます。