神戸市三宮の「しげ松二代目」、お正月の膳を楽しんで来ました。縁起の良いお料理をご覧ください。ビール2杯日本酒2号、税サ込み料金二人で約5万円

お屠蘇
巳年模様の盃に注がれたお屠蘇は二度口をつけるだけで二口目で飲み干すのが礼儀だそうです、しげ松年始の膳、はじまりぃはじまりい。

先付け八寸
えべっさんにちなんだ膳はなんと二階建て、今宮戎の宝恵籠、前には鶴の器にはあんぽ柿となます、上の葉はぼうふう、宝寿の器にはなまことこのわた、八寸は田作りサクサク歯ごたえと苦味と甘辛さの後味がかっこいい。秘訣は焦がしと煮た後の乾かし具合だそうです、鉄鍋でじっくり炊いた乾燥そら豆を黒豆の代わりにおたふく風に、硬い皮と中の身の柔らかさを調和させる炊き方が難しいそうです、硬さが小気味いい、そして横の千代老木(チョロギ)は子孫繁栄と延命長寿、松ぼっくりに剥いたクワイはボイルして、油で揚げ、数時間かけて炊いて蒸して冷まして炊いてするそうです、カラスミ、マスタードと黄韮のスモークキングサーモン巻き、厚焼き卵、縁起の良いあしらいに絶句です。

椀物
夫婦鶴の椀は亀甲柄、縁起が良い。伊勢海老の真丈を花びら餅風に包んでいるのは生麩、わざわざ特注したそうです、花びら餅は平安時代に延命長寿を兼ねたお雑煮京都の和菓子屋が真似た物で長寿を祝う椀との説明に感激、その出汁は清く生麩餅を噛めば真薯のえび風味と旨みが溢れ清い出汁にコクが加味され具材を昇華させます。

お造り
山口の天然のトラフグアサツキ巻き中に遠江(とうとうみ 本皮とも言い、3キロ超のふぐしか食べられない部位)と鮫皮を挟んでますゆえのコリコリ感絶品。 北海道戸井のマグロと上に長野の辛み大根その上に山形のひろっこ(アサツキの雪の下で陽のあたらない根) 北海道の雲丹 マグロと辛み大根とひろっこ、マグロの濃い脂を美味しいから美しいに劇的に変える演出に脱帽です。

焚き物
揚げ出し餅、おろしと蕗のとう、ばちこ、山形の雪の下に埋もれた早春の香りをイメージしてます。
雪仕立ての揚げ出しの甘辛さとばちこの濃厚さに恍惚としていると埋もれた蕗のとうの爽やかさが飛び出して来ます。もう味覚の映像化です。

焼き物
甘鯛を酒焼き、七草と木ノ実で七草粥風に椎茸はナマコの様に炊いています。甘鯛が餡にまみれ酒と木ノ実で酔い、口にすればそこは雪どけの景色、椎茸の弾力は近い春の力か、ただでさえ旨いのに景色が美味さを倍加します。


 ChizuRuの好物、ボタン鍋、この時期、出汁を平らげに来ている様な物です、ボタンを頬張り出汁を飲む、鍋で煮える猪に感謝しつつ底に潜む海老芋の美味さとそれぞれの甘露に浸ります。

酢の物
蟹のかぶら巻き、黄身酢掛けでいくらを飾り、床に蟹みそを敷きます。紅白の玉椿と松でめでたく、菜の花は春と彩を添えます。酢と蟹とみそと言う定番の組み合わせをさらに昇華させる味はもう至福のため息でしか表せません。そして気がつけば舌が落ち着きます、素晴らしい演出。

ご飯
百合根と白魚のご飯、白魚の眼の赤いあしらいは紅白と巳年を演出、うっすら調理された白魚は甘味たっぷりの百合根と相まってご飯が進みます、香のものも、派手な味が続いたので少し薄めの赤だしも引き立てます。

水物
三田の赤い二郎いちごと白いいちごは佐賀県パールホワイト、デザートまでめでたい演出です。

今日もおいしかった、ご馳走様でした。

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