おおいた味散歩 竹田市・椎茸アイデア料理

仕事の途中に立ち寄った竹田市のカフェで竹田のヘルシーグルメを紹介する冊子をもらった。その中に気になるメニューが…。「椎(しい)カツ丼って何?」。地元で評判の味を知りたくて、後日ドライブに出掛けた。
 一見ボリューム満点のカツ丼。卵でとじたカツを口に運ぶ。揚げ物なのに脂っこさは感じない。シイタケのうま味が口に広がった。
 豚肉の代わりに、地元の問屋から仕入れた肉厚で傘の直径が20センチ近い乾シイタケを使った「椎カツ丼」。「若い人にもガッツリ食べてもらえると思う。揚げたら香りも良くなるのでシイタケが苦手な人にもお薦め」。考案したレストラン・スーパーダイニングおざわ(竹田市拝田原)の3代目・小沢洋志さん(32)は自信たっぷりに話した。
 2008年に開かれた大分国体の際に、市主催による地元の食材を生かしたおもてなし料理コンテストに応募し、優秀賞を獲得した。国体後は作っていなかったが、市が昨年から取り組む食のプロジェクト「D級グルメ」への参加をきっかけに復活させた。
 接客を担当する母のり子さん(56)も「好評ですよ」と太鼓判。観光客にも人気で、旅の行きと帰りに立ち寄って食べた客がいたという。
 暑さで食欲が落ちるこれからの時期にピッタリの丼飯。節電の夏、名水に涼を求めて竹田を訪れるたびに食べたくなりそうだ。

“味”メモ

 「椎カツ丼」はスープ、漬物付きで600円。乾シイタケは食物繊維やミネラルが豊富でうま味成分が多い。カツ丼にしては562キロカロリーと低カロリー。D級グルメ第2弾「椎茸(しいたけ)南蛮定食」(750円)も夏にお薦め。問い合わせはスーパーダイニングおざわ(TEL0974・63・0141)。

散歩メモ

 日本名水百選の竹田市入田湧水群は、各自で容器を用意し自由に水をくむことができる。湧水は透明度が高い泉水をはじめ、河宇田、長小野の鳴滝と塩井、矢原の5カ所。美しい水と自然に心も癒やされる。河宇田湧水近くにある河川プールは7月15日から。

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