【ホームベーカリー研究所】<プロが考える生食パン>
【クーロンヌくんのホームベーカリー研究所】
パン職人クーロンヌくんがホームベーカリーを使って、
おうちでも美味しいパンがつくれるようにお手伝いいたします!
使用しているホームベーカリーの機種:Panasonic SD-BH1001(1斤タイプ)
*ドライイーストの自動投入タイプになってます
*メニュー設定はどんな機種でも対応できるように、一番基本となるメニュー1を使用します。
今回のレシピ!
~プロが考えた生食パン~ =( )内はベーカーズパーセント
強力粉 …250g(100%) ◎
グラニュー糖… 20g( 8%) ◎
食塩 … 5g( 2%) ◎
ドライイースト… 2g(0.8%) ◎➡サフ インスタントイースト赤
無塩バター … 25g( 10%)
生クリーム … 80g( 32%)
水 …120g( 48%)
練乳 … 10g( 4%)
◎=クーロンヌの店頭で購入可能です!かなりお得なので是非!
【クーロンヌくんからのアドバイス!】
専門店による高級生食パンブームも一過性ではありましたが、あの味が生食パンという誤解のままだと思われるのもパン業界に携わるものとして見過ごすことはできない!
ということで、家庭でも作れる本当に美味しい「生食パン」を考えてみました。
配合さえ守れば、特に難しいポイントもない家庭でも簡単なパンです。
強いていうならば生クリーム選びを間違えないようにすることくらいですね。。
今回は生クリームの乳脂肪35%を選んでおりますが、40%~でも配合変えなくても問題はなかったです。少々値段が高くなりますが、、
巷の高級生食パンはもう少し甘めの配合かなと思います.
砂糖10%~かなと。それも悪くないですが、頻繁に食べるには甘さも程々がよいです。
練乳のコクと甘味が多少加えてるので、基本はこの配合で良いと思います。
が、お好みで10%~12%くらいでも!
【生クリームについて】
乳製品の中でも生クリームは、実はとてもパンに適した原材料なのです。
その効果としては、パンの耳の部分つまりクラストがとても柔らかくなります。
配合量によりますが、沢山配合すればそれだけクラストが柔らかくなります。
また、日持ちにも貢献しますし、当然味も良くなります。
生クリームにも、牛乳と同じようにいくつかの種類があります。
簡単に言うとその違いとは、乳脂肪の量に関係してきます。
牛乳の場合で、一リットル中乳脂肪の割合は3.5%程度でしたが、生クリームはと言うと、通常洋菓子で使用するものでは、一リットル中45%程度と、牛乳の約十倍もの乳脂肪が含まれています。
乳脂肪は、パンに乳製品を使用する上では、極めて重要な役割を果たすのです。
牛乳の場合は、パンにコクのある香りをつける目的で使用しますが、生クリームの場合は、香りは余り強調されず、むしろパンをしっとりソフトにする目的で使用します。
使用する配合割合は、5%入れるだけでも効果が出てきます。
これを20%程度配合すると、耳までソフトなブレッドとなります。
しかし、30% 40%とあまり使いすぎると、今度は内層つまりクラムのネトネトしたパンになります。
使用する上限は30%くらいまでとした方が、最大限に効果を発揮できると思われます。
また、使用する生クリームの種類ですが、当然乳脂肪が多い方が味は良くなりますが、価格が牛乳の5倍以上になる為に、完成品も高く販売する事になります。
生クリームの種類の中には、練り込み用として乳脂肪の替わりに植物性脂肪が使われている物がたくさん出回っています。
全てが植物性脂肪の物や、20%が乳脂肪で20%が植物性脂肪で合計脂肪が40%と言う物もあります。
さらには5対35%やら15対25%など、さまざまな物が出回っています。
一般的に乳業メーカー (森永・明治・雪印など) が出している生クリームは、主に洋菓子店向きなので、味を尊重した乳脂肪の多い物が多いのに対して、油脂メーカー (アデカ・ミヨシ・リーバなど)が出している生クリームは、製パンを意識している事が多い為に、コストを抑えながらも生クリームの効果を出せる物として、植物性脂肪を多く配合したものを製品化しています。
では、使用するのはどちらが良いのでしょう?
その判断基準となるのは、やはり味です。
植物性脂肪の多い生クリームは、砂糖を加えて食べた時に、実にまずいクリームが出来ます。
これでは、正直言って美味しいパンにはなりません。
乳脂肪の多い生クリームは高価であるという理由で、植物性脂肪の多い物を使用するのだとしたら、それは使用するだけの意味が無いと思われます。
植物性脂肪の多い物でも、やはり牛乳の三倍以上の値段はしますので、それでいて完成品がまずくなるのであれば、使う意味がなくなります。
たとえ少量であっても、乳脂肪の多い物を使う方がトータル的に味が良くなりますので、生クリームを配合してソフトで美味しいパンを作ろうと考えた場合は、最低でも乳脂肪が20%以上含まれている生クリームを15%以上は配合してください。
更に、乳脂肪よりも植物性脂肪の多い油脂メーカーが出している生クリームは、どうしても香料や乳化剤などの余計な物が配合されています。
せっかく天然の乳フレーバーが欲しくて生クリームを配合するのに、香料などの香りが入ってしまっては台無しです。
ですから、一番お奨めなのは乳脂肪40%以上の食べても美味しい生クリームを5%から20%程度まで配合することです。
そして最低の目安は、乳脂肪が20%以下の物は使用しないことです。
以上さまざまお話しましたが、これはあくまで味を良くしたいと言う観点から申し上げています。
誰も味を良くしたくないとは考えていないと思いますが、補足しますと、ただ単にパンのクラストを柔らかくしたいだけなら、植物性脂肪たっぷりの安物でも良いのです。
その点をご理解くださいね!
表現を少し変えるなら、乳脂肪が多い生クリームは、つまりは液体バターです。
そして、植物性脂肪が多い生クリームは、つまりは液体ショートニングなのです。
ですから、油脂としてのパンに対する効果は、同量配合すればどちらも大差はないのです。
しかし、バターとショートニングでは、これは味では大いに違いが出るのは明白ですよね。
このあたりを理解していただき、生クリームをどうぞご活用ください。
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6件のコメント
HB買って評価の良い色々なレシピを試す事5度目…。
やっと美味しいと思えるレシピにたどり着けました!!!
嬉しいです!
本当にありがとうございます(^^)!!
MKふっくらパン屋さん
イースト投入口なし、焼き色薄め、11時間後のタイマーで美味しく焼けました。
焼き立てのほわほわより、少し経ってクラムがしっかりした方が美味しかったです。
生食パンなのに赤サフで焼けるのが嬉しい。
何度も動画見ています。
是非これからも美味しいレシピ教えて下さい。
みなさん、是非焼いてみてください。おすすめです!
新しいHBを購入し、メーカーおススメのレシピで生食パンを作ったら、私には甘すぎました。
そこで以前お世話になったクーロンヌくんを検索したら、ありました!プロが考える生食パン。
さっそく作ったところ、甘ったるくなく、和食にも合うおいしいパンが出来ました。
我が家の定番になること間違いなしです。クーロンヌくん、ありがとうございます。
乳脂肪分40%の生クリーム使用する際の水分量教えていただけるとありがたいです(^^)
無塩バターではなく普通のバターにしても大丈夫でしょうか?その場合は砂糖か強力粉を塩の分量だけ増やした方がいいですか?
なぜ、焼く前に1度冷やした方がいいのでしょうか?暖かい日の方がパンが膨らむ気がします。他のホームベーカリーのYouTubeの方は容器をお湯で温めて、35度くらいのお湯を入れている方もいまして、冷たい方がいいのか暖かい方がいいのか、混乱しています。
動画を観ながら、同じ分量で作ってみました。中は、フワフワで味も甘くおいしくできたと思います。が、高さがあまりでなくて、高さより横幅の方が広くなってしまいました。何が原因でしょうか?