つなぐ安曇野の農と食 ~やしょうま~

今は、お店やネットでなんでも買える便利な時代ですが、地域特有の食文化や手作りの良さを伝えたいという思いから昭和・平成・令和と歩んできた地域のお母さんの手と声で、農の営みとともに引き継がれてきた安曇野の食文化を伝えます。
 信州では、お釈迦様の命日である「旧暦2月15日(3月15日)」に、地域の人々が集まって米粉でできた「やしょうま」を作る風習があります。
 「やしょうま」の名前の由来は、米粉を練ったものを練る過程でできるかたまりの形が「痩せた馬」に似ている「痩せ馬」からきたという説や、お釈迦様がまさに臨終のときに、食欲のないことを心配した弟子の「やしょ」が色のついた餅を献上し、それを食べたお釈迦様が「やしょ、うまかったぞ。」と言い残したという説などさまざまです。
 お釈迦さまにまつわる行事として、お寺を中心に広がってきた「やしょうま」。今回は、市内のお寺の住職の奥様として、地域の学校等で郷土食の伝承等に長年携わってきた、おかあさんの熟練の技とエピソードを伝えます。

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