【片岡護シェフの簡単イタリアン料理教室】パスタの基本「絶品トマトソース」を小林麻耶さんが習う

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タレントの小林麻耶さんが、読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載です。

前回は、タコとセロリのサラダを教えてもらった小林さん。2回目にしてすでに、長年、シェフのアシスタントを務めているかのような雰囲気に。
年末年始のパーティシーズンに向けて、イタリアンの巨匠、「リストランテ アルポルト」の片岡護シェフのもとを訪れた小林さん。「料理には、どうしても苦手意識があるんです」とのことですが、その包丁さばきはなかなかのもの。今回は、基本のシンプルパスタに挑戦します!

今回作るのは…
「基本のトマトソースパスタ」

片岡シェフ 今回はトマトソースのパスタを作ってみたいと思います。イタリアでは、家庭によってそれぞれ作り方が違うの。いろいろな作り方があるのですが、一番おいしくて簡単な、シンプルなレシピで作ってみましょう。

小林さん またまた簡単なんですね! 嬉しいです。巨匠のトマトソース!

片岡シェフ 材料は、トマトのホール缶とたまねぎ、ニンニク、オリーブオイルと塩、こしょう、バジリコの葉です。

小林さん えっ、これだけなんですか!?

片岡シェフ そう、これだけ。とってもシンプルなんです。では、さっそく作っていきましょう。

片岡シェフ たまねぎは半分に切ってからざく切りに、ニンニクは粒を半分に切っておきます。これを鍋に入れてオリーブオイルを加えて、1時間くらいじっくり炒めましょう。

小林さん い、1時間!? 

片岡シェフ 弱火だから、ずっと前にいなくて大丈夫ですよ。たま〜にかき混ぜればOK。

小林さん たま〜に……。ところで、たまねぎの芯は取るんでしょうか?

片岡シェフ 取らない、取らない。細かいことは気にしなくて大丈夫。……はい、そしてこれが1時間炒めたものです。ほら、トロットロでしょう。たまねぎの甘み、旨みがたっぷり引き出されていますよ。ここに、ホールトマトを入れていきます。そこに、バジリコを入れて塩で味を調えましょう。そこからちょっと強火にして、ポコポコ煮立ってきたら弱火にし、30分ほどコトコト煮ます。

じっくり炒めたたまねぎとニンニクは、すっかりクタクタの飴色に。そこに、ホールトマトを加えていきます。
小林さん そして、裏ごしして完成なんですね。なんてシンプル、なんて簡単!

片岡シェフ というわけで、ちょっと味見してみましょうか。

小林さん おいしいです! これ、たまねぎの甘みだけなんですよね〜。驚きです。

片岡シェフ トマトソースができたところで、パスタを茹でましょう。1%の塩を入れたお湯に、パスタを入れます。全部入ったところで、菜箸でほぐすようにかき混ぜますよ(菜箸を小林さんに手渡す)。

小林さん はい、かき混ぜます(と、グルグルと回しながらかき混ぜる)。

片岡シェフ 違う違う、回してもほぐれないよ。こうして、上下を返すようにかき混ぜないとね。

小林さん え〜、私、いつもずっとかき回していました……! 下から上、下から上に、箸を動かすんですね。

パスタがくっつかないように手早くかき混ぜて!
片岡シェフ そうそう。はい、タイマーを4分半にセットしますよ。では茹でている間に、トマトソースを一人分フライパンに入れて温めましょう。煮詰まってきたら、適宜、パスタの茹で汁を加えて、あんまりボテッとさせないように。

小林さん ソースがサラッとしてきました。

片岡シェフ パスタ、そろそろ4分ですね。ちょっと味見してみましょう。パスタの先だけつまんで切りますよ。はい、どうぞ。

小林さん ありがとうございます。まだ、ちょっと芯がありますね。

片岡シェフ このぐらいで大丈夫。そのままパスタをソースが入った鍋に移して、ソースを絡めます。仕上げにオリーブオイルとパルメザンチーズを入れて、ここでまた味見です。

小林さん ありがとうございます。……う〜ん、おいしいです〜! 

片岡シェフ ちょっとまだ、パスタが固いかな。そういうときは、パスタの茹で汁を加えて少し火にかければOKです。

小林さん なるほど〜、固めに茹でて、茹で汁で調整するんですね!

片岡シェフ はい、完成! お皿にパスタをねじりながら盛って、フライパンに残ったトマトソースをかけます。さらにパルメザンチーズをたっぷりかけて、はい、どうぞ!

盛り付けは素早く、パスタがのびないうちに!
小林さん トマトソースのいい香りです。ではさっそく、いただきます!

トマトとたまねぎがベースの、シンプルなトマトソース。「あんなに簡単に作ったソースとは思えない、深い味わいです」(小林さん)。「シンプルだけど、手間がかかる。それがイタリアのマンマの味なんです。たっぷり愛情が入った味ね」(片岡シェフ)。
小林さん では、いただきます。ん〜、おいしい〜。

片岡シェフ おいしいよねえ。食べてみると、なんか複雑なことをやっているように思えるけれど、そんなことはないんです。このトマトソースは、この3〜4倍作って、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存しておくと便利ですよ。ケチャップ代わりに、オムレツにかけるとめちゃくちゃおいしくなります。

小林さん いろいろと隠し味に、特別なものを入れているかのような味わい。でも実際は、こんなにシンプルだったとは! たまねぎを1時間かけて炒めるのがポイントですね。本当に、ビックリするほど簡単、味は最高! すぐ、家でやってみます。

「トマトソースのパスタの作り方」

<材料>

トマトソース(作りやすい分量)
 ホールトマト(缶詰) 2缶
 たまねぎ   1個  
 ニンニク  2片
 オリーブオイル 40cc
 バジリコの葉  5枚
 塩、こしょう 各適量

パスタ  80g(1人分)

オリーブオイル、パルメザンチーズ 各適量

<作り方>

1 鍋にざく切りにしたたまねぎ、半分に切っておいたニンニク、オリーブオイルを入れて弱火にかける。焦がさないようにときどき混ぜながら、1時間ほどじっくり炒める。

2 1にホールトマトとバジリコの葉を加え、塩、こしょうで味を調える。強火にして煮立て、沸騰する直前で弱火にし、30分ほど煮込む。できあがったら、ざるなどで丁寧にこす。

3 塩分1%の熱湯にパスタを入れ、袋の表示より1〜1分半短めに茹でる。

4 2のソースを140g(1人分)フライパンに入れ、火にかけて温める。3を加えてからめ、オリーブオイルとパルメザンチーズ(各適量)をかける。

5 器に盛り、パルメザンチーズ(適量)をふる。

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撮影/斎藤浩(講談社)
取材・文/萩原はるな
スタイリスト/室井由美子
ヘア&メイク/鈴木智香(A.K.A.)
動画編集/丹羽真結子(講談社)
構成/片岡千晶(編集部)

https://mi-mollet.com/articles/-/20647

9件のコメント

  1. とっても美味しくて2回も連続して作りました!トマトソースを作るのにタマネギを一時間もかけて作った事がなかったのでとても斬新でした!作ってすぐより二日目がもっと美味しくなりますね!

  2. 麻耶さんの返答や質問がシェフをとっても尊重していて、見ていて気持ちが良かったです。聞き上手さんで、ファンになりそうです。レシピも時間はかかれどシンプルで、挑戦しがいがありますね!素敵なチャンネルに出会えて嬉しいです。次回も楽しみにしています。

  3. いやシェフ
    優しさが凄い
    常にニコニコしてて、
    美味しいよね〜とか
    小林さんも教わり上手で
    見てて面白いし、いやいいなこれ
    この2人の動画もっと見たい