「涼しくていい」酷暑避け8月から前倒し初開催の花火大会と祭り 来場者は1.5万人以上増加 露店にも好評 佐賀「栄の国まつり」
5月31日、佐賀市で開かれた祭りは大勢の人で賑わい、花火も打ち上げられました。
花火と言えば、夏のイメージがありますが、今年は暑さ対策として、開催を前倒しする自治体が出てきています。
例年8月開催の祭りが5月に
佐賀市の佐賀城周辺で31日と1日に開催された「栄の国まつり」1000発以上の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。
また、ドローンショーも行われ、500機の機体が佐賀県ゆかりのバルーンやムツゴロウなどを描きました。
観客
「めちゃくちゃ良かった」
「きれいでした」
2025年で54回目を迎えるこの祭り。
2日間で佐賀市の人口を超えるのべ25万5000人が訪れ、期間中は大通りを歩行者天国にし、イベントの開催のほか、約120の露店も並びました。
毎年、8月の1週目に開催していましたが、今年初めて、時期を前倒ししました。
理由は暑さ対策運動会との調整も
佐賀城下栄の国まつり振興会 酒見正太郎さん
「去年開催をいたしました栄の国まつりで熱中症と思われる観客の皆さまが例年より倍以上増えたというところで、今年の開催は5月に開催をするという流れになりました」
2024年8月に開催した2日間はどちらも最高気温35℃を超える猛暑日に熱中症の疑いとなった人が14人と前の年の倍に上りました。
そのため、2025年は暑さが本格化する前に開催することを決めました。
運動会シーズンということもあり、市内の小中学校と行事が重ならないよう調整したということです。
佐賀城下栄の国まつり振興会 酒見正太郎さん
「やはり子供たちの参加が少ない、保護者のみなさまも熱中症のリスクがあるということで参加を見送られる子供たちがいらっしゃったので、今年は子供たちの参加が増えてまつりを体感していただけるのではないかと思っています」
露店も歓迎
一方、出店する露店の中には、暑さによって売り上げが左右される店舗もあります。
前倒し開催について、どう受け止めているのでしょうか?
かき氷店
Q、かき氷といったら暑い時に売れそうなイメージがありますが?
「ところがどっこい、涼しいときにも売れるとです。お祭り=かき氷が子どもたちの頭にあるから」
Q、熱中症対策で子どもたちが増えてくれる方が嬉しい?
「子どもたちあっての店だから」
氷菓子店
「あまり暑すぎると、このアイスの機械がマイナス40°C以下を維持しないといけないので、パッと閉めたりとか開けっ放しにしないとかそういったところを気をつけてます」
きゅうりの一本漬け店
「きゅうりの一本漬けを売ってるので、氷自体も少なく入れることができたのでよかったなと思います。時期的にもすごくいいなと思ってます。絶対この時期の方が断然いいです。スタッフも涼しくできるし、お客様も安心してお祭りに来ていただけるかと思います」
来場者は去年より増加
この時期の開催は訪れた人たちも好意的に受け止めたようです。
来場者
「結構助かりますね。暑いと子供が泣いちゃったりするので。うちわとか持たなくていいんで、手荷物が少ないのは嬉しいかな」
来場者
「涼しいので、暑さを気にせず見られたのは良かったと思います」
来場者
「去年めっちゃ暑かったんですけど、今年はめっちゃ涼しくてすごく楽しかったです。浴衣もめっちゃ快適でした。汗かかないので」
主催者によると、「栄の国まつり」の2025年の来場者数は夏に開催した2024年に比べて、1万5000人以上増え、子どもの参加も多かったということです。
暑さ対策の日程変更は各地で
こうした暑さ対策で日程を変更する動きは他にも出てきています。
北九州市若松区と戸畑区=洞海湾・若戸大橋周辺で毎年7月下旬に開催されている「くきのうみ花火の祭典」2025年は10月に開催することになりました。
天候が安定し、熱中症や台風等による中止のリスクが少ないことが理由ということです。
また北九州市の夏の風物詩「わっしょい百万夏まつり」も毎年、8月1週目の土日に開催していましたが、猛暑による影響をさけるため、2025年は9月下旬に開催することを決めました。
実際、今年も暑い日が続く可能性が高く、気象庁が5月20日発表した平均気温の3か月予報、西日本は6月7月8月ともに、高い見込みとなっています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkb/1952823







1件のコメント
佐賀のいい取り組みですね!
久留米の水の祭典も開催時期を考え直してほしい。子供達が八月の昼にアスファルトの上でパレードさせれてて、可哀想。いつか誰か被害者が出ないと変われないのかと不安に思う。