国際中医師の薬膳レシピ「親ガニの炊き込みごはん」

親ガニって、知ってる?
セコガニ、セイコガニとも呼ばれる、松葉ガニ(越前がに)のメスのことです。
日本では11月〜1月の間しか漁ができず、都会のスーパーには出回りにくいかもしれません・・・

でも、私の住む山陰ではカニ漁が盛んなので、この時期、近くのスーパーで、足が漁の最中に取れちゃった
ものとか、市場に出すには小さめのものなどが、1枚500円以下で手に入ります。(今年は高いのよ・・・)

体も20cm以下で小さく、カニの身も少ないので、味噌汁や鍋にすることが多い親ガニですが、ごはんに炊き
込むと身を取る手間はかかるけど、ほんと美味しいんです!!!
しかも、アンチエイジングの薬膳効能付き。

カニは生殖、成長に欠かせない「腎精」という命の素=火種を不用意に燃えすぎないよう調整してくれると
薬膳では言われていて、体内の炎症の熱を冷ます役割があるとされます。

なので、過食や便秘、乾燥、生理前後の熱っぽさ、更年期のほてり、多汗、イライラなどの実際に熱は高くないけど
熱っぽい感じをクールダウンしやすくします。

食べ過ぎは内臓を冷やすので控えて、このご飯くらいがちょうど良いのかも?(笑)

カニが手に入りにくい時はエビ、アサリや牡蠣とかでも出来ます。
カニやエビは吹き出物ができやすいときや喘息、咳症状が強い時は食べないように。
アレルギーの方も多いので、おもてなしの時は事前に聞いておくと良いです。

茹で汁を残ったこのご飯に温めてかけた「お茶漬け」や卵を落として煮込んだ「おじや」、もう最高です!!
余ったご飯をごま油で炒めた炒飯も、5つ星ホテルの味ですよ!

ぜひ作ってみてくださいね。

日本海新聞社 2022年12月「かんたん薬膳ごはん」掲載レシピ

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