2023年の土用丑の日 ウナギの値段は?変わり種も紹介【福島県】 (2023年7月25日)

7月30日は土用の丑の日です。
厳しい暑さを乗り切れるようウナギを食べる習慣がありますが、そんなウナギをいただくにも、値上げの波で厳しい状況が続いています。

ウナギの蒲焼きの香ばしい香りが漂うのは、会津若松市にある創業120年の老舗ウナギ店です。
一大産地の愛知県一色産ウナギを生きたまま毎日直送しています。

丁寧にさばいて蒸して秘伝のタレをかけながら炭火で焼けば、自慢の蒲焼が完成です。
土用の丑の日を前に週末は予約で埋まるほどの盛況ぶりです。

■食べに来た人は
「おいしいです、精力がついていいです」
「今の時期ウナギ食べないといつ食べるかって…夏を越えるためにはね」

ウナギを食べて夏を乗り切ろうと多くの人が訪れますが、気になるのは…

■食べに来た人は
「物が高くなったから、そんなに高い店は行かないようにしてね」
「たまにの贅沢という感じですね」

値上げの波の影響です。

■鰻のえびや 金坂富巳子店長
「去年から値上げしたまま高止まりが止まらないような状態で、すごく仕入れは厳しいところなんですけど、1人でも多くのお客様に召し上がっていただけるように頑張っております」

環境の変化などによりウナギの資源量が減少、取引価格は高止まりが続いています。
また、燃料費の高騰で毎日の運送費もかさむ上…

■金坂富巳子店長
「炭とかそういったほかの物も燃料も上がっていますし、ウナギには欠かせない山椒もすごく値上がりしていて…」

皮をパリッと焼くために必要な炭。
毎日15キロもの量を使いますが2022年より2割ほど値上げに。

そして、爽やかな香りやしびれがアクセントになる山椒も高騰して、各地から確保しなければならない厳しい状況です。

■金坂富巳子店長
「春に一度値上げをさせていただいているので、なるべくこのまま現状維持で頑張っていきたいなと思っています」

それでも、こんな時だからこそなのかワンランク上のうな重を注文する人もいるそうです。
■金坂富巳子店長
「今年の夏は暑いですから、この暑さをウナギを召し上がっていただいて、乗り切っていただきたいと思います」

ウナギ以外の資材など、あらゆるものの値段が上がる中で迎える土用丑の日ですが…少し変わった角度から、この日を楽しめる「うな丼」があると聞きました。
取材したのは会津銘菓の太郎庵です。

たくさんのお菓子の中に、ウナギが書かれたポップを発見、特別に工場の中に入らせてもらうと…丼型の容器に入れるのはスポンジケーキ。カスタードクリーム、バナナ、生クリームを順々に重ねていきます。

焦げ目をつけカラメルをかけたウナギの蒲焼きそっくりのパイを盛り付けたら…
うな丼…ではなく「うなミルフィーユ」1050円の完成です。

■太郎庵 目黒徳幸社長
「パイに細かく線を入れることで、鰻っぽさ、あとかば焼きの照り具合、何よりも、味ですね」

気になる味は…?

■渡辺早紀記者
「鰻に見立てたサクサクのパイが、おいしいのはもちろんなんですが、パイの焦げ目が生クリームやカスタードの甘さを引き立ててくれています、とてもおいしいです」

この大きさなら家族や友人とも一緒に楽しめそうですね。
7月25日までの予約限定販売ですが、26日以降も相談を受け付けるそうです。

■目黒徳幸社長
「夏の定番にしたい…家族で楽しい話題とか、経験や思い出に変われる価値に変わったらいいなと思います」

値上げの波や厳しい暑さが続くなかでの土用丑の日、せめておいしいものを食べて暑さを乗り切りたいものです。

<記事はこちら>
https://www.fct.co.jp/news/area_news_2536

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