農家が教える落ち葉堆肥の作り方(冬が最強の仕込み時)腐葉土作りのコツを完全解説!

今回の動画は、落ち葉でつくる堆肥づくりについての解説です。
ここ数年、物価高の影響で、市販の堆肥の価格がじわじわと上がり続けています。
家庭菜園を続けるうえで、土づくりのコストが負担になってきたという声もよく聞きます。
じつは、落ち葉は家庭菜園にとって最高の節約アイテムなんです。
ふだんならお金を出して買う堆肥が、秋に拾った落ち葉だけで、ほぼ無料で作れてしまいます。
落ち葉でつくる堆肥は、土をふかふかにして、根の伸びを良くしてくれたり、保水性や排水性を整えてくれたり、野菜が健康に育つための力を、しっかりと引き出してくれます。
市販の堆肥に負けないどころか、むしろじわっと効くやさしい堆肥です。
この堆肥づくりは、冬がいちばん作りやすい時期です。
気温や落ち葉の状態、作業のしやすさなど、条件がすべて揃っています。
この動画では、落ち葉堆肥の基本知識のほか、必要な材料、実際の作り方、早く分解させるコツ、そして、よくある失敗例も合わせて、ていねいに解説していきます。
秋の落ち葉を、来年の豊作につながる宝物に変えていきましょう。

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落ち葉堆肥の作り方
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【目次】
0:00 オープニング
0:14 落ち葉でつくる堆肥づくり
1:52 落ち葉堆肥の基本知識
3:32 なぜ冬がベストなのか
4:52 使う材料と道具
6:03 落ち葉堆肥の作り方
8:21 完成までの期間と使い方
9:11 よくある失敗とその対策
10:18 さらに早く完成させるコツ

【動画の内容】
#落ち葉堆肥の基本知識
落ち葉堆肥は、市販品でいうと腐葉土にあたり、土壌改良材として主に使われます。
余談ですが、堆肥には、大きく分けて植物性の堆肥と動物性の堆肥があります。
植物性には落ち葉や樹皮を発酵させた腐葉土やバーク堆肥があり、主に土をふかふかにする改良材として使われます。
動物性には牛ふんや鶏ふんなどの家畜ふん堆肥があり、土を改良しながら肥料成分も少し補えるという特徴があります。
落ち葉堆肥の養分比率は、チッ素・リン酸・カリのどれも非常に少なく、いわゆる「肥料」というよりは「土壌改良材」に近い性質を持っています。
一般的にはチッ素がおよそ0.5%前後、リン酸とカリはそれぞれ0.2%程度です。
養分が少ないなら混ぜてもあまり意味がないのでは?と思うかもしれませんが、落ち葉堆肥を混ぜることで土がふかふかになり、微生物が増えて肥料の効きが安定するため、栽培全体としては大きなメリットがあります。
養分不足を補うには、堆肥づくりの段階で、米ぬかや油かすなどの窒素資材を混ぜて発酵を強める方法と、畑に使う際に粒状肥料や有機肥料を少量追加して全体の肥料分を整える方法があります。
また、落ち葉堆肥を土に混ぜてから数週間置くことで微生物が活性化し、土中の栄養循環が促されて結果的に肥料の効きが良くなるため、先に土をつくっておくことが大切です。

#落ち葉堆肥を作る時期はなぜ冬がベストなのか
まずは、落ち葉堆肥づくりが、どうして冬に始めるのが良いのか、その理由をいくつか解説します。
ひとつ目は、落ち葉がたくさん手に入ることです。
秋の終わりになると、広葉樹の葉がいっせいに落ちて、乾いた状態の葉が短い期間に大量に集まります。
新鮮で、乾きすぎず、濡れすぎない落ち葉が、一番使いやすい状態です。
ふたつ目は、分解が始まりやすい気温だからです。
年内は、まだ温度がそこまで下がっていません。
堆肥の分解を担当する微生物が、しっかり活動できるため、仕込みを早く始めるほど、春までの分解が順調に進みます。
みっつ目は、虫が少ないことです。
夏場の堆肥づくりと違って、コバエや害虫が寄りにくいため、袋やコンポストを安心して置いておくことができます。
よっつ目は、春の畑づくりにちょうど間に合うことです。
いま仕込んでおくと、3月から4月ごろに、ちょうど良く熟してくれます。
春植えのトマトやナス、キュウリの土づくりにすぐ使えるのがポイントです。
このように、冬は落ち葉堆肥作りのスタートには最適な季節なんです。
堆肥作りで使う材料と道具
このPartでは、堆肥づくりに必要な材料と道具を紹介します。
用意するものは、次のとおりです。
まず、落ち葉です。できれば、広葉樹の落ち葉が向いています。
スギやマツなどの針葉樹は、繊維が固くて分解が遅いため、混ざっても良いですが、なるべく取り除いておきます。
次に、米ぬかです。落ち葉は炭素が多く窒素が少ないので、窒素源として米ぬかを混ぜると、発酵がとてもスムーズに進みます。
米ぬかが手に入らない場合は、油かすでも代用できます。
そして、水です。落ち葉は乾燥しているので、適度な湿り気を与えることが大切です。
そのほかの道具としては、スコップ、手袋、そして、堆肥をつくるための容器がひとつ必要です。
家庭菜園では、黒いポリ袋や土のう袋で簡単につくる人も多いです。
専用コンポストがあればもちろん便利ですが、袋でも十分につくることができます。

#落ち葉堆肥の作り方
このPartでは、実際の作り方を順番に解説します。
ステップ1、落ち葉を集める
まず、落ち葉をたくさん集めておきます。針葉樹は分解が遅いので少なめにしましょう。
乾いた葉が一番扱いやすく、仕込みに向いています。
公園の落ち葉をもらってくる場合は、砂やごみが混ざらないように注意して集めてください。
ステップ2、落ち葉を細かくする
落ち葉は、大きいままだと分解が進みにくいため、手で揉むようにして細かくしたり、足で踏んで軽く砕きます。
細かければ細かいほど、分解が早くなります。
ステップ3、米ぬかを混ぜる
次に、袋か容器の中で、落ち葉に米ぬかをふりかけて混ぜます。
落ち葉100に対して、米ぬかは3から5の量が目安です。
米ぬかを加えることで、微生物が活性化しやすくなり、発酵がしっかり進むようになります。
ステップ4、水を加える
続いて、水を加えて湿り気を調整します。
握ったときに、ぎゅっとまとまる程度がちょうど良い湿り具合です。
水が多すぎると、嫌なにおいが出ることがあります。
逆に、乾きすぎると分解が止まってしまいます。
ここは、仕上がりに大きく関わる大事なポイントです。
ステップ5、容器に入れる
準備ができたら、袋やコンポストに落ち葉を入れます。
ぎゅうぎゅうに押し込まず、軽く空気を含ませるようにして入れましょぉう。
好気性発酵がポイントです。
黒いポリ袋でつくる場合は、袋の上に数か所、小さな穴を開けておくと、空気の出入りがしやすくなり、発酵が安定します。
ステップ6、切り返す
1か月から2か月に一度、袋の中身を混ぜ直すと、分解が早くなります。
とくに、表面と底で湿り気に差が出やすいため、位置を入れ替えることで、発酵を均一に進めることができます。
乾いたら水を追加してもOKです。
切り返しの時に、白い菌糸が見えたら、分解が順調に進んでいるサインです。

#落ち葉堆肥の完成までの期間と使い方
落ち葉堆肥が完成するまでの期間は、気温にもよりますが、11月~12月に仕込みを始めれば、早ければ翌年の3月から4月にかけて、しっかり熟した堆肥ができます。
できあがった落ち葉堆肥は、とても使い道が多く、家庭菜園で大活躍します。
たとえば、春の苗の植え付け前に畝に混ぜ込めば、土がふかふかになり、水もちと空気の通りが良くなります。
また、プランターの古い土に、完成した落ち葉堆肥を2割から3割混ぜるだけでも、状態の良い土に生まれ変わります。
野菜の根張りが良くなり、生育が安定するので、春のスタートを気持ちよく切ることができます。

#落ち葉堆肥作りでよくある失敗とその対策
このPartでは、落ち葉堆肥づくりでよくある失敗を紹介します。
ひとつ目は、落ち葉が乾きすぎて分解しないケースです。
こうしたときは、水を足して湿り気を調整すれば改善します。
ふたつ目は、袋の口をきつく結んでしまい、発酵ではなく、腐敗が進んでしまうケースです。
袋は軽く閉じるか、小さな穴を開けて、空気が入る状態を保ちましょう。
みっつ目は、米ぬかが少なすぎて発酵熱が出ないケースです。
落ち葉が炭素過多になるため、微生物の活動が弱くなります。
米ぬかを適量追加することで、分解が進みやすくなります。
よっつ目は、落ち葉に針葉樹が多すぎる場合です。
香りは良いのですが分解はとても遅いため、全体の1割から多くても2割に抑えておくのがおすすめです。
これらのポイントさえ押さえておけば、落ち葉堆肥づくりは、失敗がほとんどありません。

#落ち葉堆肥をさらに早く完成させるコツ
最後に、分解をもっと早く進めたい人のために、いくつかの裏技を紹介します。
ひとつ目は、落ち葉をなるべく細かくすること。
細かい葉ほど、表面積が増えて分解が早くなります。
ふたつ目は、黒い袋を使って日光に当てること。
袋の中の温度が上がり、発酵が活発になります。
みっつ目は、使い残した古い堆肥を少量だけ加えることです。
スターターとして微生物が一気に運び込まれ、発酵がすぐに始まりやすくなります。
こうした工夫を組み合わせるだけで、春の完成時期がぐっと近くなります。
落ち葉を使った堆肥作りの解説はいかがだったでしょうか。
今回の動画では、冬が落ち葉堆肥作りのベストな理由、必要な材料、作り方の手順、
そして、早く分解させるコツや失敗しないポイントまで、わかりやすく丁寧に解説しました!
落ち葉堆肥は、材料も安く、作業も簡単で、しかも、家庭菜園の土づくりにとても役立ちます。
これからの季節は、落ち葉が手に入りやすく、春までのお休み期間で、堆肥づくりにとってベストなタイミングです。
ぜひこの時期に、落ち葉堆肥づくりを始めてみてください。
春の畑づくりが、まるで別の世界のように、ぐっと楽になります。

13件のコメント

  1. 我が家の広葉樹(ポポ、モクレン)が、この寒さで一期に落葉し、これを片付けることもかねて、落ち葉堆肥の仕込みをこの週末にしたところです。今回の動画はグッドタイミングでした。

    あぜ楽ガード2枚を繋げて丸くして、その中に落葉を入れて、米糠をまいて、上からビニールをかぶせて発酵させ、落ち葉堆肥として来春に使用します。この時期の年中行事です。

  2. 今年もこの季節が来たかとワクワクしますね
    ホームセンターで腐葉土の値段を見てから行くとやる気が全然変わるのでお勧めです

  3. まさに昨日、庭の柿の落ち葉で作りました。土嚢袋に自家製堆肥、落葉、米糠、希釈木酢液のミルフィーユ状にして作りました。来春が楽しみです。

  4. 夏にご近所さん地の草刈りで手に入れた雑草で緑肥を作って裏山で大量の落ち葉を集めてそれに混ぜて毎年結構な量の土が出来るのでこの時期が楽しくて楽しくて

  5. いつもゴミを土に埋めます。そのせいか肥料もまいたことないけど虫もつきにくく、植物も青々して育ってます

  6. 50年前より堆肥を作っています。自家製ですので、タダタダタダ嬉しいですね
    😊化成肥料は購入していません。農薬も使っていません。

  7. 私も今年初めて落ち葉堆肥作りをやってみたのですが、コツとしては覆いをすること(雨による過湿や、熱が逃げるのを防ぐため)、仕込んだ後はむやみに触らないこと(数日で切り返すと熱が下がってしまう)ですね。山のてっぺんに手を当てるとびっくりするくらい温かくて、微生物のすごさを体感しました。

  8. 自宅の目の前ガ山で今の時期は
    平すら落ち葉拾いで10袋作りました。
    腰が痛くてでも頑張ります。
    腐葉土が出来上がるのが楽しみです
    カルスも少し入れてます
    秋はガーデンニンクは忙しいですね

  9. 動画ありがとうございます❗️
    今年こそ落ち葉堆肥を作りたいのですが、屋根や袋は必須なのでしょうか…?
    昨年は落ち葉に生ゴミと米ぬかを重ねたものを毎日水をかけてひっくり返していました。
    やはり冷えてしまうから、袋等はあった方がいいのでしょうか🥲
    また、あとで出てきた落ち葉や生ゴミは追加しない方がよく、また別に山を作った方がよろしいのでしょうか……
    もしよろしければ、ご回答のほどよろしくお願いしますm(__)m🐇

  10. 今から落ち葉堆肥を作り始めるのでは、春から始める畑には間に合わないでしょうか?或いは、今から作り始めれば、春先には間に合わなくても、梅雨の時期前後に完成させる事が可能なのでしょうか?

    因みに私の場所は標高の高い(630m)の寒冷地であり、今は田畑は何も出来ず、畑はだいたい4月からスタート(多分。農業二年目なので全く分かってません)という感じです。

    あと、米ぬかは確かにありはするのですが、米ぬかを使わずに作ることは出来ないでしょうか?