136回目『エビとブロッコリーのスパゲティ』

    【エビとブロッコリーのスパゲティ】価格未定
    以前は、パスタを作るのは、結構好きな割には、めんどくさいソースは敬遠していました。朝からの、ランチの準備、片付け、を毎日1人で、やりましたから、とにかく疲れきっており、対応しきれないメニューが、たくさんありました。
    今は、こうした料理にも、少しずつ挑戦しております。
    野菜を、ふんだんに使ったパスタなど、どんどん挑戦していきますので、どうぞ皆さま、召し上がりに、おいで下さい。

    お客様のご来店を、心よりお待ちしております。

    東陽町 七厘家
    【ホームページ】
    https://shichirinnya.owst.jp

    【インスタグラム】
    https://instagram.com/toyochoshichirinya

    さて129回目までは、お話しは《11回》でしたが、今回から《第12回》とさせて頂きます。

    お話し《第12回》

    1100種類前後のメニューは、もしかしたら、世界一では?
    そんなに話しがうまくいく事はなく、世界一のお店は、ハンガリーのブダペストにあるらしい。
    そこまでは、ハッキリしました。
    絶対に追い付くと決意し、この際だから、「2000種類」
    ここまで行ったら、もう一度チャレンジしよう。
    大きな目標が出来ました。
    先代の、とてつもない借金を抱え、気持ちの半分は、死人のような状態の毎日の中で、なんだか「ポジティブ」な気持ちに、なりました。
    やはり人間は、気の持ちようですね。
    やる気が、ただの義務感から、もっと積極的な気持ちに変わりました。

    しかし、今までの懸命な努力、勉強、研究の成果が、「1000種類」なわけですから。
    あともう《1000》のメニュー、簡単なわけがない。どうすれば。

    この頃、当時お付き合いしていた銀行は、4行ありましたが、
    三井〇友、東〇本、東〇〇信金、そして、きら〇し銀行です。
    どの銀行も、すべて返済条件の変更を、しかも長期にわたりお願いしており、まあ言わば《銀行ブラック》状態な訳でした。

    経営者の経験があり、条件変更の経験がある方なら、わかることですが、条件変更というのは、毎年更新の手続きをしなければならず、簡単に言うと、原則的には、支払いを猶予してくれるのは、一年だけで、その次の年は、元の返済に戻るわけです。
    だから、毎年、更新の手続きをしなくては、なりません。
    従いまして、その度に、各銀行から呼び出しがあったり、自分から連絡をとり、頭を下げて、膨大な資料に目を通し、書類を作って、各銀行へ、何回も往復して………

    ただ私が恵まれていたのは、こんな《ブラック》相手に、各4銀行の、たびたび変わる担当者の方々、数十年にわたり、優しく、親切な方が多かった事です。
    (約お一人、例外の方も。その方は、何しろ意地悪で、大変でした。その一年は、かなり、しんどかったです。)

    その中でも、私の人生において最大の恩人とも言える人に出会いました。
    ある年。きら〇し銀行の担当者の方が変わり、その方も、本当に親切で素晴らしい方でしたが、ある日、その上司の方がお見えになりました。
    普通、《ブラック野郎》のところになんて、営業担当者さんはともかく、上司の方は来ませんよね。
    全盛時代は、各銀行さんの支店長さん達も、よく見えましたが、どん底に堕ちてからは、ご担当者さんより上の方に、お会いしたことは、なかったですから。

    長くなりますから、省略しますが、もう、とにかく、本当に
    「心のこもった」 「渾身の」 「魂のこもった」 色々なアドバイスをして頂きました。

    ある日の事、だいぶ話しやすくなっていた事もあり、計画をやんわり話してみました。
    「なるべく早く、メニューを、あと1000種類増やす。」
    世界記録を目指す、そう申し上げました。
    他の人なら、バカな事を言うなと、戒められたかもしれません。
    何しろ《ブラック》ですから。
    しかし、とても前向きな、でも現実味のある、様々なご意見を、もらいました。
    その中でも、
    『世界的権威である、ギ〇スが、ただメニューが2000だよ、と報告しただけで、認定してくれるとは、思えない。』
    ということで、この事は、だいぶ後になって、思い知らされますが、その事よりも、

    なかなか大量のメニューを考案することは、難しいと思っていたら、
    次のように、彼は言ったのです。

    『だって、2000種類というけど、どこが、それぞれ違う料理なの?っていう事ね。』
    『ラーメンだって、醤油味、味噌味、塩味、豚骨、これで4種類としてくれるのかね?』

    【ああ、そうか!】
    【それだ!】

    今までは、ひとつひとつ、メニューを考えていた。
    テーマを決めて、
    醤油、味噌、塩、豚骨、とすれば。

    2000種類に向けて、方向が決まった、というか、やり方がわかりました。

    朝から、晩まで。いや深夜まで。
    格闘が始まりました。

    続きは、第13回目へ。
    ご拝読頂き、ありがとうございます。

    Comments are closed.