【片岡護シェフの簡単イタリアン料理教室】切って混ぜるだけの簡単フルーツデザートを小林麻耶さんが習う
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タレントの小林麻耶さんが、読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載です。
「切って混ぜるだけでできるなんて、嬉しいです!」(小林さん)。
基本のイタリアンを教えてもらうため、イタリアンの巨匠、「リストランテ アルポルト」の片岡護シェフを訪れた小林さん。前菜、パスタ、リゾット、ステーキに続き今回はデザート、フルーツたっぷり、大人の風味の“イタリア風フルーツポンチ”マチェドニアに挑戦します。
今回作るのは…
「マチェドニア(イタリア風フルーツポンチ)」
片岡シェフ いよいよ、最後の一品になりましたね。今回お教えするのは、すっごく簡単だけど、とてもおいしいデザートです。なんと、果物を切るだけでできちゃうんですよ。
小林さん えっ、切るだけですか!!
片岡シェフ そうそう。イタリーでは、果物がたくさんとれますからね。テーブルの上にいろいろな果物がのった大皿を置いておいて、それぞれ取って食べるんですよ。そしてときには数種類の果物を切って、リキュールや砂糖につけてカクテルみたいにして食べるんです。今回はりんごにパイナップル、オレンジ、グレープフルーツ、ラズベリー、いちご、ブルーベリー、そしてレモンを入れましょう。
小林さん フルーツ盛りだくさんですね。
片岡シェフ いろいろな果物がたくさん入るから「マチェドニア」って言うんですよ。でも、季節の果物を何種類か入れれば大丈夫。バナナやキウイ、ぶどうなどでもおいしいですよ。夏なら、すいかだけで作ったっていい。
小林さん 作り方を覚えておけば、1年中楽しめるんですね!
片岡シェフ では、さっそく果物を切っていきましょう。まずはりんごの皮をむいて一口大に切り、ボウルに入れますよ。りんごは変色しないように、レモン汁をふりかけます。次はオレンジとグレープフルーツね。上下を切り落として、皮をむいていきましょう。
「こうやって、果物の形に沿って包丁を動かすのがポイントです」(片岡シェフ)。
「こんなに丁寧に切っていくんですね」(小林さん)。「そうそう、上手ですよ」(片岡シェフ)。
小林さん ヘタを切り落とすんですね。……こうですか?
片岡シェフ もうちょっと、厚めに切って。切り落としたヘタの部分は、ボウルの上でぎゅっと絞って、果汁を加えます。
小林さん あ、これも変色を防ぐためですか?
片岡シェフ そうじゃなくて、果汁がもったいないからね。そうしたら、果物の形に添って皮をむいていきます。
小林さん はい!
片岡シェフ あっ、ダメダメ。まっすぐに切るんじゃなくて、弧を描くようにしないと。
小林さん そうですよね。そうは思っているんですけど、なかなか難しいです。あれれれ、皮の白い部分がめちゃくちゃ残っちゃいました!
片岡シェフ 後で調整するから大丈夫。とりあえず、最後までむいてしまいましょう。ほら、こうやって、皮をガッツリ、厚めにむくようにするとやりやすいですよ。
小林さん あっ、見てください! すごくキレイにむけました!
片岡シェフ 本当だね。自信がついたんじゃない?
小林さん はい! これだけやっていたいくらい、自信がつきました。我ながらキレイ。すごい!
こんなに丁寧に、皮から果肉を外していくんですね(小林さん)。
片岡シェフ でもね、これで終わりじゃないんですよ。皮をむいたオレンジやグレープフルーツは、中心に向かって包丁を入れて房を外し、果肉だけを切りとっていきます。
小林さん これは食べる人にとってやさしいですね。房から、おいしいところだけを切りとるとは……。
片岡シェフ 手間だけど、これができれば「この奥さん、すごく料理が上手なんだな」って思われますよ。あっ、手を切らないでね。
小林さん はい、気をつけます! 調子に乗っているときが、一番危ないんですよね。
片岡シェフ こうすると繊維がすべて取り除かれるので、口当たりがとてもよくなるんです。切りとった果肉は、ボウルに加えますよ。残った繊維の部分は、ギュッと絞って果汁もボウルに入れます。
それから、ほかの果物も一口大に切って加えていきましょう。
そこに、レモン汁とオレンジリキュールにマラスキーノ、白ワイン、砂糖を加えます。
小林さん マラスキーノ? 初めて聞きましたが、どんなものですか?
片岡シェフ マラスカ種のサクランボからつくったリキュールです。でも、手に入らなかったらなくても大丈夫。オレンジリキュールや白ワインも、お酒が苦手なら入れなくていいですよ。
小林さん それなら、子どもでも食べられますね!
片岡シェフ じゃあ、ここで一度、味見をしてみましょう。はい、どうぞ。
小林さん すごくおいしいです。笑っちゃうくらいおいしい! 大人の味。
片岡シェフ おいしくて笑っちゃうよね? じゃあ、盛り付けましょうか。彩りよく盛り付けて、最後にボウルの中のシロップをかけます。仕上げにミントをのせて、できあがりです!
「これはたまりません。おいしい!」(小林さん)
小林さん では、いただきます! とっても彩りが美しくて、嬉しいですね! リキュールがきいていて、おいしいです。甘みもありますが、とってもさっぱりした味わいです。食事の最後に食べるのにピッタリですね。
片岡シェフ 少し置いたほうがおいしいので、冷蔵庫で数時間なじませるといいでしょう。アイスクリームを添えると、さらにいいですよ。簡単だけど、みんながすごく喜ぶデザートになります。
小林さん 素敵ですね。さっそく作ってみます! この連載では、前菜からメイン、デザートまで、教えていただきました。本当にありがとうございました!
片岡シェフ いろいろやってみて、自信がついたでしょう? でも家庭でやってみたら、意外とできなかったりするんですよ(笑)。もしわからなかったら、また聞きにきてください。でも、麻耶さんはカンがいいから、すぐに自分のものにできると思いますよ。
小林さん 本当ですか、ありがとうございます。何度もチャレンジして、シェフの味に少しでも近づけるように頑張ります!
「マチェドニア(イタリア風フルーツポンチ)の作り方」
<材料>(2〜3人分)
パイナップル 4切れ
りんご 1/3個
オレンジ 1個
グレープフルーツ 1個
いちご 2個
ブルーベリー 8〜9個
ラズベリー 8〜9個
レモン汁 少々
ミントの葉 適量
■シロップ
砂糖 40g
レモン汁 1/2個分
白ワイン 1/2カップ(お好みで)
オレンジキュラソー 30ml(お好みで)
マラスキーノ 30ml(お好みで)
<作り方>
1 パイナップルとりんごは皮をむいて1〜2センチ角に切る。りんごは変色しないよう、レモン汁を少々ふっておく。オレンジとグレープフルーツは皮をむいて房から果実を切り取る。いちごはヘタを取って半分にカットする。
2 ボウルに1と残った果実の絞り汁、他のフルーツを入れてシロップの材料をお酒、砂糖、レモン汁の順に入れて混ぜ、ミントの葉を飾る。
ニット¥6990/プラステ パンツ¥39000/ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店(リュンヌ) エプロン イヤーカフ/スタイリスト私物
撮影/斎藤浩(講談社)
取材・文/萩原はるな
スタイリスト/室井由美子
ヘア&メイク/鈴木智香(A.K.A.)
動画編集/丹羽真結子(講談社)
構成/片岡千晶(編集部)
https://mi-mollet.com/articles/-/20828






