vol.2 寒い日の粕汁

#YOKOARIMOTO #有元葉子 #lifeinjapan #酒粕 #sakelees #sakekasu

粕汁を食べたことがありますか?
粕汁には、酒粕(さけかす)を使います。
酒粕とは、日本酒を造るときに出る副産物です。
蒸し米など様々な原料が発酵してできる
〝もろみ〟から搾り出した液体が日本酒で、
搾ったあとに残る白い固形物が酒粕です。
固まって板状になった〝板粕(いたかす)〟をよく見かけますが、
私が愛用しているのは、みそよりもゆるいペースト状になった
〝練粕(ねりかす)〟です。
これは酒粕を時間をかけて再発酵させて
とろとろの柔らかい状態にしたもの。
「菊姫 大吟醸酒粕」という練粕が好みです。
酒粕100gの中には約15gのタンパク質が含まれていて、
納豆100g、牛肉80g分に相当するとか。
酒粕には麹菌(こうじきん)、酵母菌(こうぼきん)が含まれ
ビタミン類も多い食品です。
旬のぶり(鰤)と根菜たっぷりで作る粕汁は、
一杯でポカポカしてきて、からだが芯から暖まります。
お腹が満たされ、寒い日にとてもおいしいです。

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ぶりと根菜の粕汁

材料(4人分)
ぶり 腹と背各1切れ
大根 1/2本(大1/3本)
里芋 3~4個
にんじん 1/2本
しいたけ 4個
長ねぎ 適量
昆布だし 1ℓ
酒粕(練粕=なめらかなもの) カップ1/2ぐらい
みそ  カップ1/3ぐらい

●下ごしらえ
昆布だし……だし昆布(利尻昆布を愛用)10cmほどをたっぷりの水に浸して、冷蔵庫に一晩以上おきます。
ぶり……両面に軽く塩をふり、冷蔵庫に一晩おきます。
大根……皮を厚めにむいて、1.5cm厚さのいちょう切りにします。たっぷりの水に塩少々を入れて、大根を水からゆでます。竹串がなんとか通るぐらいまで下ゆですればOK。水気をきり、冷蔵庫に一晩程度なら保存できます。

作りかた
1 昆布の水だしを鍋に入れます(昆布は入れません)。
2 にんじんは皮をむいて5mm厚さの半月切りにします。しいたけは石づきを切り落とし、かさに切り目を入れて、縦に軸ごと手で4等分ほどに裂きます。
3 里芋は皮をむき、ペーパーで汚れやぬめりを拭き取ります。縦に食べやすく切ります。
4 ぶりは厚みを削ぐように、包丁を少し寝かせて1切れを2~3等分に切ります。
5 だし汁を火にかけて、にんじんを入れます。次に里芋を加え、湧いてきたらぶり、大根を加えて煮ます。にんじんや里芋に火が通ったら、さらに少し煮て、しいたけを加えます。
6 ひと煮立ちしたら、酒粕を溶き入れ、続いてみそを溶き入れます。酒粕もみそも最初は控えめに入れ、味見をして、あとから足して調節します。お使いの酒粕やみそによって味わいが異なりますので、必ず味見をして量は加減してください。
7 長ねぎを小口切りにします。できあがった粕汁をお椀によそい、ねぎを添えます。

*だし昆布について
昆布じめなどさまざまな料理に使うので、私は昆布屋さんから長いままの状態で昆布を買っています。長いままでパントリーに保存していて、使う分だけ取り出し、固く絞ったふきんで包んでしばらくおきます。こうすると柔らかくなるので、これを容器に合わせて切り、水をたっぷり注いで冷蔵庫に入れ、水だしして昆布だしをとっています。

酒粕が余ってどうしよう?という方には、家の光協会から出版している 「有元葉子 味噌・酒粕」に酒粕を使ったレシピをたくさん載せているので、よろしかったらご参考にどうぞ。

●ご質問、感想、有元葉子に聞きたいことなど何でも、コメント欄にお寄せください。みなさまのご期待に応えられるよう、いろいろな企画を考えております。お楽しみに!

47件のコメント

  1. 人生においても
    寄り道は知らないものに出会えるご褒美があるかも…と、思いました😊
    そして、食い入るように見入ってしまいました😊…
    ひとつひとつの
    振る舞いも美しく
    丁寧な作業にも
    惚れ惚れしてしまいます。
    素敵な寄り道ができました…ありがとうございます🙏😊

  2. Ms.Yoko Arimoto's good sense, beautiful manners, way of thinking, everything about her is my role model.
    I have all of her cookbooks and make full use of them. 
    It is a great pleasure to be able to watch her on video. I appreciate that.

  3. 丁寧に生活することの大切さと素晴らしさをいつも拝見させていただいています😊勉強になります!

  4. 粕汁が好きなので、有元先生の作り方や愛用の酒粕を拝見することができ、感激しました♡
    鰤では作ったことがないのでやってみます

  5. もう本当にDVDにしていただきたいほど
    美しい動画です。学びやヒントがたくさんあります。
    お鍋も形がすごく素敵ですね。
    火鉢のことも、炭(火)の取扱い方を含めて興味があります。

  6. 今回も、音までも美味しい動画をありがとうございます💛
    ブリの霜降りは不要なんですね!しいたけもエリンギのように割くように…!メモメモ
    次回も楽しみにゆっくりお待ちしております♪

    もしかしたら冒頭のBGMが、少し大きいかも?しれません

  7. とても豊かな気持ちになります。
    野菜を切る音
    お鍋で煮える音
    なんだか癒されます。・゚・・゚・。

  8. 第二弾の動画を待っていました、粕汁の料理をやさしく丁寧にかつとてもシンプルに解説していただいてます。
    食の基本がいかに大切であるかが観ていて伝わってきます。

  9. 料理家の方は贅沢に厚く里芋の皮を剥くんだなぁと思っていましたら、古いので…とおっしゃって。なるほど😮

  10. 運転をされたり雪の中を散歩されたり、何気ない場面も見せていただけて嬉しく思いました。
    今まで何度も文章で読んだり写真で拝見したりしていた情景を映像で拝見できたことに、ハッとした感動のような感覚がありました。

  11. 母の粕汁は鮭でした。鰤も美味しいでしょうね、時期のうちに作ってみます

  12. 寒い冬の日に暖かいものをいただく、最高の贅沢ですね⛄
    ほかほかご飯と湯気の立った粕汁が本当においしそうです。
    鰤と昆布だしの粕汁、今度作ってみます😊

  13. 素敵な作品をありがとうございます。音楽や所作の音、美しい雪景色が有元先生の暮らしに溶け込んでいて癒されます。書籍も素敵ですが映像はより、チャレンジしようと思わせてくれる豊かさが伝わり魅了されます。自然の美しさや豊かさをこれほどまでにセンス良く取り入れる暮らしは本当に憧れます。

  14. 한국에서도 有元葉子 선생님의 팬이 많답니다.

    요리에 임하는 아름다운 자세와 정중한 동작과 섬세한 손길…여러모로 배우고 있습니다

    선생님의 달걀말이에 반해서 시작했지만 이제는 다른요리들이 훨씬더 멋지고 아름답다는것을 알았습니다 언제나 건강하세요~!!

  15. 有本先生こんにちは。もしも、先生が
    このコメント読んでてくれたらお礼を申し上げたいです。

    20代の終わりに初めて一人暮らしをしたときに買った本『時間をかけない本格ご飯ひとりぶん』多分全部作ったかも?な程、いろんなお料理を先生の本から学び、
    お料理大好きになりました。
    そのあとも何冊も購入して、先生のお料理のファンです。
    あれから数十年と月日が経ちご縁があり🇫🇷にて家庭を持った今でもクレーマークレーマーサラダ、豚の角煮、
    イタリア料理、そうそう…あの当時はまだ普通のスーパーにはなかったパクチーをふんだんに使ったベトナム料理も、今では我が家の定番になり、家族は大好物です🩷
    先生のちょっとキリッとした表情の中にある優しい温かさと気品溢れる雰囲気、丁寧な素材の扱い方も本当に素敵、こんなふうに、ゆったりと、自然体で年齢を重ねられる女性になりたいなと映像見て感じています。
    私のお料理の先生がYouTubeを始められ嬉しい〜❣️
    ありがとうございます😊これからも先生のお料理でたくさんいろんなことを学びたいです。

  16. 私も酒粕レシピ他にも知りたいです!粕汁しかあまり使い道を知らず。。。余ってしまうので😭✨

  17. 有元葉子さんのYouTubeは、画像、音楽🎵、メッツセージ、全てが日々の日常を愉しくさせてくれます。
    あの雪景色は、黒姫高原の雪景色でしょうか…是非、野尻湖の別荘での生活と料理を拝見したいです。

  18. 見ているだけで心が癒されます。
    なんて素敵な女性なんでしょう。
    憧れます。

  19. 食材、お鍋、食器…。有元先生が大切にされているからか、すべて愛しき生き物に見えてきます。先生の声に癒やされます😊❤✨🧚‍♂️🌹✨

  20. 酒粕汁 大好きです
    昆布のお出汁を出しているガラスの🫙容器
    どちらのか教えてほしいです

  21. 素敵なお鍋ですね。
    本当に粕汁をいただきたくなりました。
    お鍋を手に入れることはできますか?