【長時間朗読】地獄風景/江戸川乱歩を良い感じに読みます。

あ、はい。入ったかな?音。オー。
こんばん。間違えた。あ、おはようござい ます。
おはようございます。やべえ。 もうわかんなくなっちゃうよ、日時が。
日時ってか時間帯がね、もうわかんないん だよね、私。
最近っていうか今さ。よいしょ。もう ちょっと焚き火の音あげたいんだよね。
めちゃくちゃ変な時間帯に寝たりしてる からさ。目標 休憩今日はね3時間ぐらいしかないのか
な。多分 なんかめちゃくちゃ長いってわけじゃない
んだよね。 よいしょ。
テキストこっちか なので。あれ?あれ?
プロパティかな?編集ができない。あ、 できた。 オ
目曜じゃないけどこれ木曜ってか。 よし。 まあまあまあまあ。昨日いね、とんでも
なく長い時間帯を乗り越えた私からすれば 地獄風景なんて甘い甘い。
キャッチフレイズ考えたのにさてはまだ見て ないなってどういうこと?
えっ 青空文庫。えっと、地獄。 よし。 か。うわ、すごい。なんかスクロールバー
がめちゃくちゃ 短く見える。
短く見えますね。なんか いい感じだ。
よし、では本日もやっていきますかね。 よし、本日もやっていこうと思います。
多分3時間か4時間、4時間かかんない ぐらいで終わるかなと思いますので
よろしくお願いします。あ、待って。 始まる前にさ、ちょっとあれ飲みたい。
アレルギー役だけ飲み飲みたい。昨日の夜 飲んだからまだ大丈夫なんだけど。 これ飲んで置かないとね。マジで行く
じゃん。 これ飲んで置かないと。
いて。 オッケー。
あ、おはようございます。皆さん よし、じゃあ始めるか。もう33本
バードやっちゃいたいと思います。では よろしくお願いいたします。
参ります。 地獄風景江戸川ランポ
機械なる娯楽園 県の南部にわという古風で陰気な忘れ果て
られたような都会がある。超工業が盛んな わけではなくと言って交通の陽路に当たる
わけでもなくただ休幕時代の浄化町であっ たために人口が多くようやく死の形をなし
ているに過ぎないのだ。その眠ったような わ外に実に途方もない遊園地をこ知らえた
男がある。 この世には時々なんとも解釈のつかぬ夢の
ような突票しもない事柄がひょいと起こる ことがあるのだ。地球の患う熱病がそこへ
真っ赤な手物となって吹き出すのかもしれ ない。
救園地をこ知らえた男はわ市一等の休家で 千番長者先番長者と言われる北川家に
生まれた1人息子で次郎門という妙な名前 の持ち主であった。
こういう身分の人には珍しく北川次郎門に は家族というものがなかった。
父、父と母は数年以前に死んでしまい、 兄弟ともなく、彼自身も33という年にも
関わらず、妻を目取らず、大勢の飯使いの 他には全く軽類のない身の上であった。
親族は数多くあったけれど、 彼の
彼の行情をとやかく言いような怖いおじ さんたちはとっくに死に耐えてしまい、
その方面からもうるさい苦情が出るような 気遣いはなかった。
あの途方もない遊園地きはこの資産この上 にして初めて計画し得るところのもので
あったろう。 のみならず彼の周囲には不労者めいた男女
の悪友どもがうじゃうじゃと集まっていて 発砲から彼をそのかした。いや、もっと
困ったことはえ門 その人がどうやら変な熱病に取り憑かれた
らしいのだ。 もし地球が熱病を患らったのだとすれば、
その熱病の病原金は北側門とその周辺の 悪友どもであったとも言いたであろう。彼
は100万の資材を投じ、3年の月を 費やして、近くに1つの大きなお作り出し
た。眠り病にかかった浄化町の高外に突如 して誤式の増加のようにケバケバしい
晴れ物の花が咲いた。 壺の広大な敷地には天然の山あり、川、池
あり、その天然の重向きを世界の機械を 寄せ集め、機械のおもちゃ箱をぶち負けた
ごとく不思議千番な建物で塗りつぶしたの だ。
救園の入口は両側をうたる樹で囲まれた 狭い小川になっていて、その川の上につき
の体樹が両側から伸び寄って天然のアーチ を作っていた。
青いつきの歯の間につらほらと真っ赤っ赤 な花が咲いてよく見るとおそらくは造形を
くっつけたものであろう。その花継ぎの 文字になっている
次郎娯楽園 の次郎を取って名付けたものに違いない。
縁主の正体を受けた寄りすぐったの紳士 祝女たちは危険なゴンドラに乗せられて
悪魔の紛争をした船頭の操る竿にまずこの つきのアーチをくぐるのだ。
小川はさ、うそたる青葉に眼界を区切られ 、右曲接して円の中心へ流れていく。
アグマの船頭はほとんど竿に力を加えずし て、船は流れのままに静かに進む。進み
進みて小川の尽きるところにお玉弱士の頭 のように丸く広がった池がある。池には羅
の男女が危機としてタ群れ泳いでいる。 霧岸から飛び込む肉海の軍。船の上から
空いて見える池中の人魚ども。余門と 乱れる水中男女のコトロ小ロ
人間の滝きつせと落下するウォーター シュートの水しき
客たちはすでにして夢のごとき別世界を 感じるのだ。
騎士を登って山と大和の谷間の細道を しばらく行くと地下へのトンネルが古風な
赤レガの縁取りでまるで行動でも下るよう にぼっかりと黒い口を開いている。Uを
越してそこを下れば地底の闇に地味猛量の うめく地獄巡り水族館不さに枝道を取って
険しい坂を山越しす山越しすればその山の 頂上から魂も消し飛ぶ坂落としの下り道
り曲がったレールの上を箱のような乗り物 が大天逆転中帰りだ。や、こんな風に順を
追って書いていては再現がない。1つ1つ の風景については物語が進むに従って
詳しく書き出すところが度々あるのだから 全て説明をして全て説明を略して内の主内
の主なる建造物を列挙すれば 空中を巡る大社輪のような観覧者縄しごで
いつでも登れる体型気球なき浅草の12階 をここに移した魔天
明治時代懐かしきバノラマ感 大クジの体内巡りから空く人形の地獄極楽
地底の水族館じタジンタ の学の根に楽しく回るメリーゴーランド
など 数え上げるだけでも大抵ではないが手
てっ取り早く言えば大白覧会の予教を もっと大掛かりにしてそれを天然の山や谷
や森の中へ糸も機械に積み上げたもので ある。そしてその1つ1つの構造も決して
ありきたりのものでなく主門 の不思議な天才で悪夢の中の風景のように
あるいは西洋おぎ話の機快な差し絵のよう にあるいはクリスマスのお菓子性な宮殿の
ように串しくも作り上げたものなのだ。お 水飲みます。 あ、確かにね、私も持ったゼロ基地来んの
ね。 その子の
その子のおじじかな?次郎吉ちおじ様 なんかお金持ちでいろんなもの作りたい
がってるってすごいっぽいよね。 では続き読みます。
大迷路。 それらの建造物の中で次郎が最も力を込め
、また円内第1の機械物に違いないものは 時期をびっしり上並べ、1度入ったら迷い
迷って1時間や2時間では到底出口の 見つからぬ迷路の作り物であった。
絵に書いた迷路なら鉛筆で辿どっていけば 訳けもなく中心に達しまた入り口に戻る
こともできようが本物の迷路となると偽物 の8番の破しかず知らずでさえ迷い込ん
だらちょっと出られるの出られぬものだ それを迷うように迷うようにと考えに考え
て設計し少しも隙間のない高いの壁で通路 を作り、面積はわずか1丁法ほどの中に
一里に余る右よ曲接の細道を作ってあるの だから世界迷路市に通行せる達人といえ
どもその中心を見極め再び入口に引き返す ことは何中の何時である?音に聞く
ハンプトンコートの先形迷路ベルサイ牛殿 の方形迷路なども遠くこれに及ばずシいて
被類を求めるならば歴史化の有大なる幻想 として残っている古代エジプトの大
ラビリンスであろうか ジ下3000の部屋からなっていたという
あのベラボな規模には危険すべくもない けれどその設計の立地的な複雑さにおいて
はむしろご楽園 の迷路に内をあげなければならぬであろう
。さて、この怪域物語は右の難路の中で 行われた意も不可になる殺人事件を発端と
するのがその殺人事件に話を進める前に 一応登場人物のおめおめえをさせておかね
ばなる前 時は初か青と知れず住み渡った大空に一末
の雲もなく太陽は娯楽園の山々谷機械なる 建築物の数々を白と黒とのはっきりした
陰営影に染め染めたしてその前傾を立ちの 影郎と共に鏡の青空へそのまま投映させて
いるかに見えた。 当時の小対客雑頭時代が過ぎて自楽園は
本当の仲間打ちだけの気金のない誘落地と なっていた。
もう客案内をするようのない悪魔姿の船頭 はゴンドラを陸上げしてCの小かげに昼寝
をしていた。人て円の入り口は全く交通を 途され途さられ縁内に円内にさえ迷いる
邪魔者を気にかける必要もなくの同人たち は思うがままに遊び狂うことができるので
ある。との同人というのは 縁主の北側次郎門をはめとしてさの悪ゆ
ダジョの一軍であった 木下あゆ子え門
の恋人20十歳牛流のあゆのように ピチピチとガな娘口
ちまジ門のもう1人の恋人21歳 ロマンティックな女主人にして女
楽園の設計をも手伝った才能ある娘 王の来蔵門
の少年時代よりの親友35歳世にら世に 入れられぬ劇作家
怪気なる幻想家瞳おり織え蔵の恋人19歳 の花のように美しく無邪気な資産家城湯本
ジロエ門の友人腐助有の全科者あらゆる 領気的思考を有する不良型29歳原田れ子
湯本の恋人湯本の恐ろしき朝着にあんじ むしろそれを喜んでいるかのように
見える気娘23歳の大柄な傲慢な娘三谷 次郎16歳の人形みたいな美少
やや不良同人たちのペット。その他悪ゆ ダ女10数名。この物語には早くの人々
言え。ここに名を記さず必要に応じて紹介 する。外に娯楽建造物の運転、掃除係
案内。 楽士と雇い人数十名。これも必要に応じて
紹介することにするが、中に1人差の人物 は1人差の人物は最も注意すべきである。
久し葬す ひどい政で一寸防止15歳の子供の胴体に
でっかい大人の顔が乗っかってある。青年 だか老人だか一見年齢不明の怪物。白え門
の秘書権内総監督の養殖を務むイソップの ごとき知恵物
ラ列で上景が中断されたが先に行った処空 に雲なき1日のことである。事件の起こる
1時間ほど前右の主要人物たちは園内の 天然プールに集まって全裸の欲しいまま
なる遊儀にふけっていた。 さあ、用意はできて飛び込むわよ。瞳おり
の無邪気な神だ声が天然岩の飛び込み台 からほがらかに青空に響いた。彼女は岩の
上で両手を頭情に揃え、今や池中目がけて 飛び込まん姿勢である。
青黒い城にっきり白いかに垂れた結ばぬか髪いえよ早く飛び込みなよ誰かが水の中から答えたゆ子郎え門子蔵れ子ジ郎の順番でいのにかけて繋がっ ま浮んでいる
たましき男性筋肉とやかな女性肉会の ダンダラ呪術つなぎがうねうねと階のよう
にうめき漂うのだ。 ほら
空に声を残して折り絵の肉会がマりのよう にくるくる回転しながらバチンと水円を
立てた。そこまで潜って すいと浮かび頭を出すとちょうど蛇の頭の
あゆ子の前だ。あゆ子が右に左に当然ぼ するのを組みに買いくって尻尾の次郎美
少年を捕まえる遊びだ。陸上のコトロ 小トロである。巨大な海ヘはくるりくるり
と全身を波打たせ尻尾を捕まれま舞いと あるいは浮かびあるいは沈み水面から池の
底へ池の底から水面へと美しき肉会の漁門 を描いて生めかしくもた打ち回る
折り絵は水中蛇大使の女子だ敵の当選を 買いくり泳
抜きて傾きて美しき筋肉運動の限りを 尽くし未少年のお尻へと追いすがる
騎士には見物の男女がこれも打体の肩を 組み手を握り合って笑い教様
を眺めている野外水中舞の一幕だ。ついに 次郎少年は折り江えのために足を掴まれ
ブクブクと水中に沈んだ。 オエは掴んだ足を離さんと。敵と共にこれ
も水面から消えていく。美しき少年少女が 水底の物くわしき掴み合い。その有り様が
咳通る水を通して機械に歪んで見物たちの 見物たちにも見えるのだ。
うわあという時の声。尻尾を奪われた蛇は もうバラバラに離れて泳ぎながら彼らも
水底の活撃を眺めている。勝負はついた。 次郎少年は駅が尽きてとうと降参して
しまった。さあ、今度は次郎さんが鬼よ。 水面に浮き上がった織りえが息を切らし
ながら叫んだ。いや、もうよそ。何も次郎 君をかうわけじゃないけど、僕はもう疲れ
た。霊の天井のベッドで人休みだ。 白や門は言いながら、もう陸上して
さっさと山の向こうへ歩いていく。天井の ベッドとは観覧者に観覧者の空にかかった
箱の中のクッションを意味するのだ。彼は この不思議な寝室で大空に眠る習慣になっ
ていた。 私もよそはこれから私の夢殿へ行って
美しい夢でも見ることにしましょうと諸口 ちまが続いて上陸した。彼女の夢殿という
のは例の迷路の中心のいわゆる奥のイと いう場所に据えてあるベンチのことでそこ
に腰しかけて1人ぼっちになって静かに 瞑想にふけろうというわけなのだ。
じゃあみんなはメリーゴーランドへ行か ない?あそこでもう1騒ぎしましょうよ。
A子が温度を取ると残る1度をそれに賛成 して打体のまま赤と白と
赤と白の男女が一段をのして小山へと 駆け上がった。霊の滑り道を大天逆転し
ながらつばめのように釣りながら目的の 場所へと急ぐことであろう。
水飲めますっていうのとちょっとね、登場 人物が登場人物っていうか主要そうな人物
が結構多いのでえっと画面の方に 今のあのここに書いてあったこれを
なんて言うんでしょう。これをね書いて おくね。 書いておくってか残しておくね。多分
わかんなくなっちゃうとめっちゃ登場人物 多い。久しこんだけ多いのはあ、やばい
やばいやばいやばい。とんでもないことに なってる。
やばいやばいやばい。こっちをこうして 少々お待ちくださいね。えっと、
え、ブロッパーティでいけんのかな?いや 、違う。
えっと、テキストの 少々お待ちください。ちょっとね。
よいしょ。 わあ、多いね。めちゃくちゃ多い。
めちゃくちゃ多いんで、ちょっと 分かりやすいようにというか、パッと見た
時になんか見えるようにしておくね。 よいしょ。さっき。
ああ、 なんか見えないね。ちょっと待ってね。 よいしょ。あの、ちょ、あれか。ま、か、
簡単なことでいいか。 よいしょ。
こうかな? こう
こうかな。これぐらい。 え、全下物、
全物。こうかな。 よいしょ。 よいしょ。ちょっと待ってね。えっと、
こうかな。はい。これで 多分大丈夫でしょう。
この時。 よいしょ。はい。
オッケー。 ちょっと、ま、これを見つつちょっとこれ
も動かします。あ、来た。で、え。 やばい なあ。
よいしょ。 こうしてこう。はい。少々お待ちください
。はい。これで多分画面を見れば少しは 分かりやすいかなと思います。 オッケー。よし。 では続き読みます。
第1の殺人。 それから1時間後ほど後、パノラマ感の
入り口で王の雷とその恋人の瞳おりとの 2人が地上に引いた線を結んで両手を前に
突きお尻をもお尻を持ったてなんとも奇妙 先番な格好でちっと前方を見つめていた。
いいかい?用意。123 ラ像の掛け声で2人はいましくスタートを
切った。 森の向こうに見える迷路の2つの入り口
から別々に入って早く中心の奥のイへつい たものが勝ちという障害物競争だ。あれは
あれちょっと待って。 なんかまた切れてんの?ちょっと待って
ください。 えっと、
30少々お待ちください。これがいらない な。 これでギリ入るかな?
よいしょ。 19歳。 これで大丈夫かな?
いらない情報はちょっと 読みがいらないか。 読み方いらないよね。多分つまかな。つま
だよね。ね。お少々お待ちください。 ちょっとね、今までのと少し違って
なんか うわあ、
登場人物が多いので。 よいしょ
よいしょ。 少し
これで えっと
待ったな。 後ひどい。ひどい。
よいしょ。 お、 これで よ。これで大丈夫かな?オッケー。はい。
あ、木だけ残ってるな。 よいしょ。
オッケー。これで大丈夫かな?オッケー。 えっと、 大丈夫かな?でしょ?うん。オッケー。で
は続き読みます。 ライゾンの掛け声で2人はいましく
スタートを切った。森の向こうに見える 迷路の2つの入り口から別々に入って早く
中心の奥のイへついたものが勝ちという 障害物競争だ。ただのかけっこなら
折り江は到底ラ像の敵ではない。現に出発 間もなくは数mも先に走っている。
だが、堀江は迷路の中での知恵比べで先着 になる自信があった。
迷路については大雑っ把な男よりも案内を 知っているつもりであった。
彼女は来蔵よりはかに遅れながら でも失望することなく約束に従って東の
入口から迷路に駆け込んだ。 半減ほどの曲がりくねった細い通路の両側
には用を遮え切って見上げるばかりの上余 の池書きだ。池書きと言っては当たらぬ。
向こう側を通して見ることもできぬ。 びっしりと枝を交え、歯を重ねた大木の
行列だ。 それにいが細かい罠網を張り蔦が絡み分け
て出ることはもちろん登りついてこすこと も全く不可能になっている。
そんな風にして逃げ出せるのだったら迷路 の意味をなさぬからだ。
一歩迷路に踏み込むと 樹木の高米の陰営影の成果夕方のように
薄暗く寒々としてその上何とも言えぬ 押えつけるようなしけさだ。円内の花火で
誰のいたずらか時々ドカンと花火をあげる 音の外には何もない。
案内は知っているつもりでも歩いている うちにいつしか道に迷ってしまった。
1度や2度で覚え込めるほどなら迷路とは 言えねえ。迷えばこそ迷路なのだ。
高い池書きで区切られた狭い空を見上げる と太陽も見える。
風船や観覧車の一部も見える。空に開いた 花火の黄色い煙が竜のように下ってくるの
も眺められる。だがそのような目印があっ たと平ちを歩くのではないのだから何にも
ならぬ。 空見て中心へ向かっていてもいつしか袋寺
に行き当たって動きが取れなくなって しまうのだ。
曲がり曲がったかも。曲がり曲がった歌詞 も知らぬ夢の細道
言っても言っても英語に尽きることなき 狂気の細道江
はふと怖くなった 一度気づくともう再現がない
襟り足のう毛がざっと音を立てて逆立ち 開いた毛穴から水のように冷たい風が
染み込むのだ は心臓の鼓動と共に早くなる。
我が足音を不気味に聞きながら急ぎに急ぐ とその足音とは調子の違うもう1つの足音
が入り混じって耳を打ち始めた。 こだまかしら。それとも気のせいかしら?
いや、そうではない。確かに人の足音。 力強い男の足音だ。
ああ、分かった。王野さんだわ。あの人が この葉の壁人へ向こうを歩いているのだ。
2人の通路が偶然隣合わせになったのだ。 大野さんじゃなくって
声をかけると先方の足音がピタッと止まっ た。
覗いたと見えぬけれど、この葉の層のこと 言え、声はよく聞こえるのだ。
降りちゃうんかい? 声はやっぱり王のだ。
ええ、そうよ。私道に迷っちゃって。うん 。僕もさっきから同じところをぐるぐる
回っているような安売だよ。君へ来られ ない?だめよ。行こうと思えば帰って離れ
てしまうばかりだわ。 事実声する方へ曲がっていくつもりでも道
は気違いのように突票しもない方向にそれ 。でも行ってみるわ。あなたもこちらへ来
られなくって。 そこで2人は天然に現に一尺とは離れず
話し合っている。相手のアリカを探すため に出発した。
そして案のお互いに近づこうと焦れば焦る ほどいつしか声も聞き取れぬほど遠ざかっ
ていた。 おり江はもかしさ、不気味さに汗びっしり
になって当てもなく同じ細道をテクテク 歩いていた。
またあげている花火の音が忘れた頃に ドカンドカンと彼女の心臓を飛び上がらせ
た。 しばらくすると彼女は発を飲んで
立ち止まった。妙な音を聞いたのだ。 耳鳴りではない。確かに人の声だ。しかも
ダ末の雲を表すなんとも言えぬものすごい 唸り声だ。
うむという必要な埋めき 12秒間を置いてく
とはぎ知りをするようなあるいは 泣きじくりをしているような一種名上し
がい低い物音が聞こえてきた。 はぞっとしてしばらくは口も聞けなかった
が、やっと喉の自由を取り返すと思わず 王野さんと突票しもない叫び声を立てた。
おい、ずっとずっと遠くの方から男の声が 聞こえた。ああ、やっぱりさっきの唸り声
は大野さんではなかったのだ。 だがすると彼女と大野さんとのな、彼女と
大野さんとの中間に何者かがいるのかしら 。しかもあの埋めき声は決してた事では
ない。 救起こしたのだろうか。いや、どうでも
どうもそうではないらしい。もしやその人 は何か恐ろしい目に会っているのではない
か。 俺さんどこだい?今度はやや近いところで
大野さんの声がした。ここよ。今の聞いた かい?
ああ、ではやっぱり本当なのだ。大野さん もあれを聞いたのだ。
ええ、どうも変だぜ。あれはただの唸り声 ではなかった。そうよ。私もそう思うのよ
。 おい、そこにいるのは誰だ?
王野さんが見えぬ相手に呼びかけた。 しかし何の返事もない。
変だな。あの、あんな恐ろしい唸り声を 立てたやがどこかへ行ってしまうはずは
ないが、ひょっとしたら死んだんじゃない かしら。
この調子はどう考えても弾末の唸り声に 違いなかった。
私怖いわ。織りはもう真っさになって姿が 見えぬ大野さんの声にすがりつきたいほど
に思った。 待っていた前僕が探してみるから。
野さんはそう言ってしばらくその辺を 歩き回っている様子であったが、やがて
思いもかけぬ法角からうわあという 恐ろしい叫び声が聞こえてきた。
お水飲みます。 よいしょ。 ああ、OBS上だと映ってるんだけど。
きなさんいない?いや、多分いると思う。 パソコンで確認しても一応見えるから。
見えると思うんだけど。 よいしょ。 よいし。 ちょっとまだ見えなかった教えて。
もしかしたらあのコメントの楽の可能性 あるんで、まだ見えなかったら教えて
ください。 では続きまります。
迷路の鬼。 大野さん。大野さん。
瞳おり江は今にも締め殺されるような悲鳴 をあげて見えぬ彼の恋人を呼んだ。無理も
ないつずら折りの薄暗らい迷路の中で道に 迷って泣き出しそうになっていた折りも
おりつみも叶わぬ立ち着の壁のついみ 2向こう側で恐ろしい事件が起こったの
起こったのだぞっとするような弾末の 埋めき声あ見てよかった続いて現場を見に
行った王野さんのわっというな叫びたでは ない。大野さんほどの人があんな声を
立てるのはよも世もたご事ではない。 おい、おり屋さん、大変だ。早く外へ出て
誰か呼んできてくれ。 ラ蔵の慌たしい声が聞こえてくる。外へ
出るとて。この迷路を急に抜け出せるもの ではない。
誰なの?そこにいるのは。そして一体どう したっていうの?
おり江も一生懸命声を張り上げともかくも 細い迷路を走り出した。じっとしていられ
なかったからだ。 ちまこさんだ。
来蔵の声が走る織江の耳に入った。 ちまこさんがどうしたって言うの?
彼女はぐるぐる迷路を折れ曲がりながら息 を切らして叫んだ。
どうしたの? 尋ねてもなぜか返事がない。口に出して
言えないほど恐ろしいことかもしれない。 あ、そこを走ってるのは織えさんかい?
立ち木の壁のすぐ向こう側からの声だ。 いつの間にかびっくりするほど接近してい
た。 そうよ。ちまさんがどうしたの?
目にこそ見えず相手がそばにいると分かる と織江は声を含めてまた訪ねた。
すると来蔵の方でも異様なさき声で初めて ことの次第を告げた。
殺されてるんだよ。背中に担当が 突き刺さってちまみれになって
目の前に立ちふがった緑の壁から姿はなく 不気味なさき声ばかりがシュシュと漏れ
漏れてくる。しかも世にも恐ろしいさき声 が
ああと声を飲んで立ちくんだままおり織え は欲が継げなかった。君その辺に人の気配
はしなかったか?誰かに出会わなかったか ?
来蔵の声が一層低められた。いえ、でも どうして
犯人さ、ちまこさんを殺した奴がまだこの 迷路の中にうろうろしているかもしれない
。 堀江はそれを聞くとゾっとして体中の血が
冷たくなるような気がした。 私誰にも
彼女はかのような声になってあなたは誰か 見て見えないだが 足音を聞いた。僕がここへちまこさんの
倒れているところへ駆けつけた時黒い風 みたいなものが逃げ出していった。
バタバタと足音がした。 ひそひそ声がまるで階段でも聞いている
ようにものすごく感じられた。 怖い。私怖いわ。どうしましょう?あんた
どうかしてこちらへ来られない? 1人ぼっちじゃ心細いわ。織江が泣き声に
なって見えぬ姿にすがりつくように言った 。
それよりも早くみんなにこのことを知らせ なきゃ。君も一生懸に一生懸命に出口を
探した前僕もそうするから。ただ なんておっしゃったの?ただね、ちまこ
さんを殺した奴を用人した前、姿は見え なくても足音でも聞いたら大きな声で
怒鳴るんだ。いいか? 私怖くて歩けないわ。早くこちらへ来て
くださいな。うん。だがうまくいけるか どうか。
そしてラ像の輝かしい足音が遠ざかってい たん桁たましい桁たましい足音が遠ざかっ
ていった。見上げるばかりの密の壁に挟ま れた薄暗らい細道にたった1人残された
織江はもう生きた心地もしなかった。 野さんを呼び戻したかったが、恐ろしい
殺人犯人がまだその辺にいると思うと声を 立てられることも省は省かられた。気が
つくと脇の下が冷たい汗で自じになってい た。足はしびれが切れたように言うことを
聞かなかった。しかしじっと立ち止まって いるのも恐ろしい。わぬまでも出口を探し
て1時も早く迷路から逃れたい。彼女は力 の抜けた足を踏みしめいきなり走り出した
。両側をとす黒いこ立ちの壁が後へ後へと 飛び去るばかりで迷路は果てしもなく続い
た。 出ようと焦れば焦るほど帰って中へ入って
いくのかもしれなかった。 ふと気がつくとはタはタハタ どこからか人の足音が聞こえてきた。
ああ、ありがたい。大野さんが近くを走っ てると思うとぐっと気が強くなった。
大野さん低い声で呼んでみた。 答えはない。はたはた、はたハタ。
足音だ。大野さん。 たまりかねて思わず声をあげた。しかし
相手はやっぱり答えない。黙々として走っ ている。
変だ。いひょっとしたら 心臓が喉の辺りまで飛び上がった。あの
足音の主そもしや恐ろしい人殺しではある まか。そうだ。きっとそうだ。こんなに
呼んでも答えぬのはそれに決まっている。 織江は怖さに一層足を早めた。喉が光びて
心臓が破れ鼓動する。 生き手に急な曲がり角があった。
はもう無が夢中でその角を曲がったと同時 に五六向こうのような曲がり稼働
56向こうの同じような曲がり角をひょい と飛び出したやつがいる。
あれ 我にもあらず行業しい悲鳴をあげており江
はその場に立ち着くんだ。先方も驚いた らしい。かと思う間に立ちまち姿を隠して
しまった。 大野さんではなかった。大野さんが織江の
姿を見て逃げ出すはずはないからだ。では 今のは何者であったか。残念ながら織りは
それを見極める暇がなかった。突作の場合 着意の色さえ気づかなかった。だが女では
ない。ズボンを履いていた。そして非常に 小柄な男であった。おそらく女の折り絵
よりも背が低かった。耳を済ますと はタハタはタハタ遠ざかっていく。
織江はその足音が消えるのを待って いきなり後ろへ走り出した。めちゃくちゃ
に走った。迷路を出ることなどもう考え なかった。まだじっとしていられないのだ
。ぐるぐる回っているうちにパッと視界が 開け広い場所へ出た。だが迷路の外では
ない。もうその中心の広場なのだ。 いわゆる奥のイという場所だ。真中に一の
ベンチが据えてあった。そのベンチの足元 に白と赤との塊が転がっていた。
血にまみれたちまの死骸であった。 簡単な白いキ服の背中にっきり
探検の絵だけが生えていた。 刃の方は全部ちまの体内へ隠れている。
キ服は鮮やかな血のりの島模様に染まり、 空を掴んだ手ともがいた両足が白っぽく
根元まで覆われていた。 しこは無論絶明していた。
お水飲めます。ちょっと面白いからさ、 書いてこう。いや、面白いからって言うと
なんかおてかもしれない。ちょっと書いて こうぜ。みんなで整理しよう。誰が犯人だ
と思う? 誰が犯人や?ちまこ。
ちまこ。死亡。 よし。ちまこ。こう
死亡。 奥のイ
。 えっと、奥のイにて死亡。 ほい。
こうだね。 はい。
オッケー。オッケー。 これで、 これで追いしよう。誰や?小林君誰やねん
。オケ。 これ書いとかないとわかんなくなっちゃう
からね。はい。 よいしょ。よし。じゃあ 行きます。
続きを見ます。木島刑事。いくら南海な 迷路でも歩き回っているうちにはいつか
出口が見つかるものだ。王野蔵と瞳おり江 が間もなく殺人迷路を抜け出しての事件を
一度に継ぎ知らせたことは申しまで申す までもない。
浮お世の他の楽園とはいえ殺人事件をその まま売っちゃっておくわけにはいかぬ。
直ちに土地の警察が人直ちに土地の警察へ 人が走り間もなく裁判所から警察所から
それぞれ警官がやってきたのはそれぞれ 警官がやってきて方のごとく取り調べが
行われた。 その結果分かったことは1楽園の外部から
犯人が侵入した形跡は全くなかったこと。 ただ唯一の出入り口である霊の小川は小川
とは言ってもなかなか深いので船なくては 通行できぬしその他の部分は険しい崖が
多くそうでない場合には密称した高い池を 巡らした上に見張り小屋があってとても
通り抜けられるものではないとすると犯人 は楽園内の人々
先に記した主人側の数 容人側の10数名下の中にいるはずだ。
1 ただし楽園内部の人々のうちにはこれこそ
犯人とおしき人物は1人もいなかった。 言うまでもなく1人1人厳重に尋問された
けれど王野と瞳おりと被害者の千この他に は1人としてその時迷路の中へ入っていた
ものはなく 各々他の場所にいたことを申し立てその
申し立てを覆返すべきなんらの証拠が なかった。
厳重には見分けられるほどの足跡もなく、 探検の他には別談医療品もなく、その探検
の絵には1箇所の指紋すら発見できなかっ た。
1探検は丸い絵の両刃のもので唾がなく絵 から刃までほとんど同じ太さの奇妙な形の
ものであった。どこか外国性の品に違い なかったというようなことが分かった
ばっかりでいかなる名探偵といえども内の 天田の人々の中から新犯人を探すことは
ほとんど不可能な仕事であった。 瞳おり江は取り調べを受けた際犯人が非常
に小柄な男であったことを言おうとした パッと口をつぐんだ。
内には目立って小柄な人物が2人いる。 1人は16歳の三谷次郎少年。1人は
無し男の 餌介だ。彼女の一言でもしこのどちらかに
疑いがかかったかかったらと思うと迂闊な ことは言えなかった。
その日から円内の人員が1人増えた。 円主北側次郎門によった内主 北側次郎門の依頼によって1人の刑事探偵
がそこに住むことになったからだ。 円の中央に立派な洋風食堂があって、朝食
は とにかく晩の食事だけは必ず一動が解食
することになっていたが、その晩の解食は 実に異様な感じのものであった。
1つは主人側、1つは飯使い側と2つの 長方形の大食堂を囲んで席についた一童は
いつものように無駄口を聞くでもなく ひっそりと静まり返って盗むようにお互い
の顔を眺め合っていた。その食卓につい 先ほどを殺した奴が何食わぬ顔で列席して
いる。隣でフォークを舐めているやがそう かもしれない。
向こうでギラギラするナイフを動かして肉 を切っている奴がそうかもしれないと思う
とそれらの人物が気のせいか妙に青ざめて いるように見え誰も彼も恐ろしい殺人班の
ような気がする。主人側の食卓ではあるの 隣に見慣れの男がせとポークを動かして
いる。食事に夢中になっていると見せかけ 、時々上めにじろじろ者の表情を盗み見る
。 うさ臭い男だ。これがその地方で名うの名
探偵木島刑事だ。彼は食事の合間合間に 俯いたまま低い声で隣のえ門と何か
ボそボそ支いている。他の人々にはそれが 少し聞き取れぬだけに気味が悪い。木島
刑事は無の34後の男でシャツの上にすぐ 薄汚れた背びを着た。食行みたいな風景で
ある。 あなたはあの時観覧者に乗っていました。
これは3人も目撃者がある。 木島探偵はそう言ってデイブルの下で指を
折った。 木島あゆ子と木下あ彩あ子と原田れ子とは
ちょうどその時メリーゴーランドに乗って いた
ゼロモンが続けた 王野のラ蔵さんと瞳おり江さんは犯罪の
発見者です。刑事が引き取っていう。 そんな風にして円内の人々の名が次々と
数え上げられた。皆が成立した。誰も彼も 1人ぐらいは証人を持っていた。
用人たちもと、え、それぞれ持場について いたことが明らかで疑わしいものはなかっ
た。 妹ジさんは大クジの体内にいた。三谷次郎
君は林の中を歩いていたようだ。それから 円内監督の宗介君はどっか山の上を
ぶらついていたと言います。この3人だけ は本人の申し立てだ。誰も見たことは見た
ものはない。つまり証人がないのです。 刑事が意味ありに行った。
そうするとあなたはその3人のうちに 白え門がびっくりして相手の目を見た。あ
、いや、そういうわけではありません。私 はただ事実を繰り返してみたまでです。誰
を疑っているわけでもありません。言い ながら彼はちらと用人の食卓を眺めた。
その視線の先に見にくい一寸帽子の餌介が 猫背になって皿を舐めるようにして食事を
していた。 えや、あの男は恐ろしい形をしていますが
、ごく正直です。最も信用すべき人物です 。
ロえ門は取りなし顔に支いたけれど、 ゲージは子供だか老人だか見分けのつかぬ
この怪物を一種の疑惑を持って眺めないで はいられなかった。
彼は次に同じ食卓の向こうの橋にいる湯本 ジョージをちらっと上目に見た。
すると湯本の方でもその一別を良きしてい たかのごとくじろじろと刑事を睨み返した
。 こいつ俺を疑っているなという顔だ。
あの男は全下者でしたね。刑事がそっと 白え門に支いた。えや、ただし決して人を
殺すようなものではありません。次郎門は またしても鳥無し顔にさき返した。実際
全下者だからと言って、まさか湯本が 人殺しをするはずもないのだ。こんな風に
して何とも形用しがい奇妙な晩餐が住んだ 。結局木島刑事は誰の顔からも疑わしい色
を読み取ることができなかった。皆めた 厳縮な表情をしていた。
誰1人としておどおどしているものはい なかった。
いや、本当は1人だけ。そワソワとして 落ち着きのない様子をしていた男がある。
それがまだ小さな子供であったため、誰も 刑事さえもごとさら疑いの目を向けるよう
なことはなかったけれど、三谷に次郎の 様子はいかにも変であった。
我は食欲もないらしく、さらに手を つけようともせず、仰ざめておどおと辺り
の人々の顔を盗みて、椅子にもた、座るに も耐えがい様子であった。一体どうしたと
いうのだろう。まさかこの少年がち子の 背中へ探検を突き通した下主人とも思われ
ぬが。 おめます。
よいしょ。よいしょ。 うん。 よいしょ。怪しいね。次に死骸がある話だ
。では、 よいしょ。ちょっと待ってね。 誰だろうね。犯人ろえもん
だったりすんのかな? え、どうなんだろう?地郎えもんなのか?
地もだとおもろいよね、これ。こういう のって主人主人公だったらくそ面白い。え
、わかんない。他のでも他の可能性も全然 あるけど。ああ、ちょっと楽しみです。で
は続きを見ます。 海拳。
その夜ふ系先に述べた地底の地獄巡りの穴 の中で湯本ジョージとその恋人の原田れ子
とが彼らの日家である奇妙な遊びを始めて いた。
内の人々はそれぞれ立派な真室を当てわれ ていたけれど主人側の連中は何しよう
者たちのこと言え正直にその寝室で寝る ものは少なく主人の門からが霊の観覧者の
箱の中を空中 ベッドにしていたほどで
あるいは大クジの体内あるいはパノラマ感 あるいは魔の頂上と各々勝手な場所を選ん
で怪の夢を結ぶのであったが湯本ジョージ の一はこの地獄の地下堂を彼らの不思議な
寝ぐと定めていたわけである。土色の コンクリートで固めた陰員たる地下道には
血の池の山燃え上がる灼熱地獄エマ大王を はじめとし青鬼赤鬼の生人形が地獄エ巻き
をそのままにものすごく立ち並んでいる。 どこにあるのか青白い伝統がいも不気味な
薄明かりをそれらの作り物の上に投げて いる。
本たちのベッドは赤の具を解いて流した血 の池地獄のほとりにあった。
そのま、このサディストとマゾヒストは そこでごの
ち義を楽しむのだ。次ちょっと待って。 読み 何ですか?これ
あってた。ちぎでした。 ほとんど全裸隊の原田れ子は血池の向こ岸
の壁に妙な板のようなものを背にして 貼り付けの形でぴったりとそこへいた。
彼女は今地獄のに泣き叫ぶ1人の坊じ王者 であった。だが毛者にしてはなんと不しく
張り切った肉会であろう。池のこちら側に はやはり半裸隊のまるで地獄の青鬼みたい
な湯本ジョージが立ちかって傍原の鼓から ドキドキ光る探検を取り出すとそれを右手
にかざして向こう側のラジの肉目がけて 投げつける姿勢だ。
またしても今わしい人殺しが行われようと いうのか。
いや、そうではない。 湯本不良はいつどこで覚えたのか探検投げ
の記述が得意であった。我が恋人を的にし てその危険極まる記述を行うのが彼の予言
の子なき楽しみであった。 に立つれ子はれ子で恋人の投げる白の前に
全身をさらし、今にもそれが突き刺さりは しないかとドキドキ胸踊らせる外会に
酔い知れているのだ。 常司の投げる探検は青白い電光を受け
不思議な稲妻とキめきながら空を飛んで次 から次へ子の背後の問板に突き刺さって
いった。 き刺さってはせあるもののごとく血に植え
てブルルと見した。 どの探検も霊子の方から頭から腕から足
から一部とは離れぬ際極際い箇所へ機械の ごとく正確に命中した。
ほうほう。 探検が命中するたびにれ子はさも売りしげ
に異様な会感の叫び声を走した。 今度は脇の下少し川を切るぜ。
ジョージが無増作に声かけしながらと投げ た最後の探検は
なんという技。彼の言葉は耕わず子の脇の 下の皮膚を危険のない程度にごく薄くど板
へ縫いつけてしまった。 さっとほばせる先血
れ子はわざと大げさに叫びながら さも心地よさげな表情で目を伏せて脇の下
に振う探検を眺めた。 肉に食いった冷たい強鉄の完食。吹き出し
流れる地塩の匂い。変出者の浅ましき 放越教だ。
常は常児で恋人の白い肉体を編み目に 伝え落ちる真っ赤な液体の美しさに目を
細くして眺めいっている。 10秒20秒。なぜかれ子の目は食いる
ように脇の下の探検を見つめたままじゃ。 ん、みんなもなった。なんで
見つめたまま動かぬのだ。 マゾヒストの喜びにしてはあまりに長い業
異様に鋭い目の色ではないか。 おい、どうしたんだ?何をそんなに見つめ
てるんだ? ジョージがたまりかねて尋ねた。ジョージ
、この探検1本足りなくなってやしない? レ子はやっと目をあげて乾いた声で言って
じっと相手の顔を見た。 ゾっとするような恐怖の表情だ。
なんだって足りないって何を言ってるんだ 。ちゃんと13本あるじゃないか。数えて
みろ。 数えてみるとなるほど。13本揃っている
。でも変ね。レ子の恐怖の表情はまだ さりやらぬ。何がさ、何がってあんた私に
何か隠してやしない?今気がつくとこの 探検があんまり似ているんだもの。それを
聞くとジョージもぎょっとしたように色を 変えた。
似てるって何に?あ、気づかないの?ほら 、しこさんの背中に刺さっていたあの探検
とそっくりじゃないの? レ子はそう言ってまるで冷たい風にでも
吹かれたようにぞっと全身に鳥肌を立てた 。
ジョージも妙な顔をして黙り込んでしまっ た。
ジョージ、あんたやったんじゃない? レイ子はしばらくして小さな声で訪ねた。
それでもジョージはむっつりと黙り返って いる。
私知ってるわよ。あんたがちまこさん好き だったってこと。そしていつか2人っきり
の時、あんたがあの人につまらないことを 言ってほっぺた引っぱかれたこと。
私山の上から遠でちゃんと見てたのよ。 隠すことないわ。
れ子はボそボそと悪感ジョージをいわる ように言った。
それがどうかしたっていうのか。 ジョージが怖い顔で睨みつけながら
聞き返した。 だからあんたちまこさんを殺したんでしょ
。 好きだから殺したんでしょ。
デ子はまるでそれを楽しむかのごとく ずけずけと言ってのけた。
言っていいことと悪いこととあるぜ。お前 本当に俺が殺したと思ってるのか?
ジョージの顔ジョージの額体に戦脈が 膨れ上やがった。だってしこさんが殺され
てたのはこの探検とそっくりの狂器だった じゃない。あんたの他にこんな物騒なもの
を持ってる人はありゃしないわ。バカ野郎 。君は恋人を人殺しの罪人にしたいのか?
だからよ。恋人だから私にだけそっとお 話しよ。人になんかいいやしないから。
まだ言うか。ちくしょ。 ジョージは猛獣のように起こり出した。
ああ、行けない。もう言わないから。 大柄で訪で色の霊子は愚かなるマゾヒスト
であった。彼女はあまりにも心なき質問が 相手を真らせたことを知るとにかに怖く
なり悲鳴をあげながら血の池の騎士を伝っ て逃げ惑った。
猛獣の手には1本の探検が握られていた。 それが洞窟の壁のロソの赤い光にギラギラ
と光った。 そうもシアしない。逃げなくても大丈夫だ
。 猛獣が無理に作った笑顔でものすごく笑っ
た。あ、本当怒ってない。私今のことは 冗談よ。
いいんだよ。何もしないから。こちらへお いで。可愛がってやるから。
れ子はおずおずと池の縁を戻ってきた。 可愛がるってどうするの?
どうするのさ。 れ子は片先に近っと痛みを感じた。見ると
薄いキぬ服に美しい赤の一文字。血だ。 切ったのでも殺すんじゃないんでしょ。
彼女は案外平気である。愚かなる マゾヒストは恋人の刃に傷つけられたこと
をむしろ嬉しがっているように見えた。 こうするのさ。
だがジョージの目は恐ろしく血ばしってい た。彼は相手の声も聞こえぬらしく、再び
3旅探検をひらめかせた。レ子の丸い片 から福かな渋さにかけて真っ赤の線が
スイスと増えていった。 れ子は換気の叫び声をあげ、傷ついた蛇の
ように身をくねた。ジの足元に転がって彼 の両足を抱きしめた。
ジは傷つける恋人を足毛にし、血の池地獄 へ蹴り落とした。
ザブンと真っ赤なしが飛んでジョージの シャツを買立のように改立のように染めた
。 大柄な霊子は血の池の赤インクに染まり目
のようにちみの体をよたよたと騎士に 生い上がろうとしてはまたしてもジョージ
の足げにあってどぶりドぶりチ煙を立てて 尻り持ちをついた。うん。しつこいのね。
もう嫌よ。もうよしましょうよ。 A子は赤の陰キをガブガブ飲んで息も耐え
に残虐遊戯の中止を申し出た。 だがジョージの方はいつものように疲れ
きった恋人を抱き起こして愛部する気配も 見えなかった。
彼は池の池の騎士に匂立ちになって探検を 振りかざしやがる
霊子をただ一つきと身構まえていた。 遊びではない。やっぱり本気なのだ。
顔にも体にも殺がみなっている。では彼が 殺したのか。
それを公害され前に恋人を殺そうとして いるのか。
助けて。レイ子は本当に悲鳴をあげた。 ぬるぬる滑る池の縁を不好な四つんになっ
て逃げ出そうと焦った。だが立ちまち常司 の左手が彼女の髪の毛を掴んで引き戻した
。 誰にも言わない。あんたが殺したなんて。
殺しただなんて決して言わない。感認して 。レイ子はガタガタ震えながら
死に者いで叫んだ。 驚いかい冗談だよ。もういいんだ。お前を殺そうなんて思いやしない。ジが白い歯を向き出した。だがね、この探検のことや俺が怪しいなんて言うと承知しないぞ。無論俺はあの殺人事件にこれっぽっちも関係はない。だしつまらない疑いを受けるのは嫌だからね。 分かったか?少しでも変なことを口ばっ
たら承知しないよ。殺してしまうぞ。 え、決していいやしないわ。
れ子は一層恐ろしくなってやっぱり震え ながら答えた。
それを聞くとジョージはあら々しく彼女を 引き寄せ赤陰キでドロドロになった丸い
ほっぺたえ。唇を当てた。 すると彼の唇は赤ん坊を食べた山猫のよう
にものすごく血に染まってしまった。 おじ飲みなさい。あ、口が回んないな。 うん。
いや、 口が回らないぞ。ほな、続き行きます。
黒い影。彼らは深夜のちみの遊びに人へで 疲れてしまったので、翌日目を覚ましたの
はもうお昼過ぎであったからレイ子が血に 汚れた体を洗い、お化粧して人々の前に顔
を出したのは夕方に近かった。 晩の席では例によって木島刑事が疑い深い
目でじろじろと一度を眺めていたが、まだ 何の手がかりも掴んでいない様子だった。
人々はお互いに疑問の目を向け、気まずい 食事を済ませた。
食後れ子がただ1人で遊園を散歩している と三たに次郎少年に捕まった。
子さん、どうしたの?なんか変だね。本 さんと喧嘩したの?
薄気悪く敏感な少年であった。ええ、喧嘩 したのよ。ジろさん。さあ、ここは
いらっしゃい。 れ子は何気なく言ってのしの前の捨て石に
腰かけ少年を膝の上に招いた。 なる美少年はいつも大人の膝に乗り慣れて
いたからだ。喧嘩ってどうしたの?なぜ 喧嘩したの?
なんでもないのよ。なんでもなくはないよ 。湯本さんもれ子さんも口を効かないじゃ
ないか。変な青い顔をしてるじゃないか。 どうしたのさ。
少年はれ子の太った膝の上でお尻を動かし ながら甘えるように言った。
僕心配してるんだよ。れ子さん嫌いじゃ ないから。
次郎さんありがとう。 レコ子は少年を抱きしめるようにして。
なんでもないのよ。でもひょっとしたら ひょっとしたらどうなの?
ひょっとしたら私殺されるかも分からない のよ。え、取るに
人に行っちゃだめよ。大変なことになるん だから。うん。言わない。
もし私が死んだら。毎一よ。もし万が一 殺されたら
私を殺したのはジョージなんだからあんた それをよく覚えておいて。私がそう言った
と刑二さんに告げてくださいね。頼んで おくわ。
本当かい?じゃあ湯本さんがれ子さんを 殺すかもしれないんだね。どうして?
それからね、もし私が殺されたらジョージ こそちまこさんを殺した犯人に違いないの
よ。これもよく覚えておいてね。 じゃあそのことを早く刑事さんに言えば
いいじゃないか。なぜ黙ってるの? 本当のことが分からないからよ。うっかり
それを言ってゾージが無実の罪に落ち たらかわいそうだものでね。あんたも毎日
万一私が殺されるというようなことがない 限りはこんなこと人に喋っちゃだめよ。
分かった? うん。それは分かってるけど、もうくれっ
てお互いの顔がはっきり見えぬほど暗く なっていた。
2人は話に夢中になって少しも気づか なかったが、後ろのしみでこの葉の
すれ合う低い音がした。 そこに何者かが潜んで2人の話を聞いてい
た。し身の間にリのように光る2つの目が あった。男か女かも分からなかった。目の
他は海坊主のように不気味な黒い影でしか なかった。
まあ私うっかりしてつまらないことを言っ てしまったわね。私今夜はどうかしてるの
よ。今のは全部嘘よ。誰にも言っちゃい嫌 よ。
うん、大丈夫だよ。いいや。しないよ。 もう黒くなってしまったし。あちらへ行き
ましょう。 彼がステ石から立ち上がり、大食堂の建物
の方へ歩いていくと、小影の黒入導も 立ちきをやめてこそこそと夕闇の彼へ消え
ていった。 青ざめたモデル。その翌日のことである。
まだ何の手がかりもつみえなかった木島 刑事はもう一度反抗現場に立って教皇の
順序を仮想するため主 北側門の案内で例の迷路へ踏み込んでいっ
た。 この迷路は僕の設計で作らせたんですが、
設計者の僕でさえどうにかすると迷子に なってしまうほどよくできてるんです。
が曲がりくねった細道を歩きながら自慢し た。
あなたがこんな水強なものを作るもんだ からこんな面倒が起こるんです。退屈した
お金持ちほど厄介なものはない。 刑事は冗談めかして縁主の水教を避難した
。いや、それをおっしゃられると恐縮に 耐えません。ただし自宅内で起こった
出来事で被害者は僕の親友なのですから僕 も探偵になった気で十分選索します。必ず
罪人をお引き渡しするつもりです。 行けばうまいですが。
木島刑事は門の真面目な申し出を鼻で 足らった。
犯人は円内のものに違いありません。全て が容疑者です。そして全てが僕の親友です
。実に困った立場です。 か、あなたのお友達を引って体に聞くと
いうわけにもきませんしね。と言って証拠 は皆なのだから実に面倒です。それもこれ
もこの迷路のおかげですよ。これさえ なければ犯人は大野さんに見られている
はずですからね。それにしてもあなたには 誰か疑わしい人物がありそうなものですが
、 それが先日からも言う通り不思議にないの
です。はなしい女で敵があろうとは考え られません。
シて考えるなら好れたからこそ殺されたの です。恋の叶わぬ恨みですね。もしそうだ
とすると内で恋していなかったものは1人 もいないと言って差し使えない。またが私
以外の難の愛も拒絶したことも確かです。 従って内の男は全て容疑者ということに
なります。 話しながら23度後戻りをしたけれど
さすがに迷いもせずメイロの中心に達した 。
おや、誰かいる? 一歩そこに踏み込んだ刑事がびっくりして
立ち止まった。 ああ、湯本君、こんなところで何をして
いるんだ? も驚いて声をかけた。
それはサジスト湯本ジョージであった。 彼はその迷路の中心で妙なことをしていた
。 彼の前には3脚にカンバスが立てかけて
おり、彼の右手にはパレット、彼の左手に はパレット、右手にはFが握られていた。
何を書いてるの?問われるとジョージは 見れば分かると言わぬばかりに顎でモデル
を差し出した。 モデルは地上にうくまった奇妙な形の
青白い肉であった。 実に奇妙な形をしていた。顔を地べたに
くっつけ、お尻を持ったて、腹は足は腹の 下に折れ曲がり、手は無理な格好で顔の前
に投げ出されていた。つまりそれは世にも 法な一死まとわぬラ女のモデルであったの
だ。 だがあの皮膚の異様な青白さはどうだ。
こんな不気味な皮膚を持った女がこの楽園 にいたか。
あや、あれはれ子さんじゃないか。どうし たんだ?あの妙な格好は体が折れてしまい
そうじゃないか。痛いだろう。 がモデル女の正体に気づいて叫んだ。
痛くないよ。ジョジがせっせとエフレを 動かしながらぶっキラボに答えた。痛く
ないことがあるもんか。そうじゃないか。 よした前。このサジストにも困ったものだ
。 痛いはずがない。レ子さんをよく見てくれ
た前ジ が怒ったようにとなった。
言われてみるとなるほど。変だ。 原田れ子は決してあんな嫌な色の皮膚では
ない。 はっと寒気を感じないではいられなかった
。 木島刑事もそれを悟ったのかつかつかと
モデルに近づきいきなり彼女の肩に手を かけて引き起こした。
あ、 2人の口から同時に驚きの叫び声が
ほばしった。 レ子の体の下には真っ赤な血だまりができ
ていた。 そして
彼女の胸には見覚えのある霊の探検が 心臓深く突き刺さり、千さも腹も太もまで
便気でも塗ったようにっかに染め上がって いた。
おい、ゆ田君、君はこれを知ってたのか? 誰にやられたんだ?
白え門がどもりどりジョージに質問した。 あいつだ。ちまこさんを殺したやつだ。
ジョージが無感動に行った。 おそらくそうだろう。でも君はどうしたん
だ?恋人の死骸をモデルにして呑キそうに 絵を描いてたのか?
そうだよ。 ジョージは平気で答えた。
僕はれ子がこんな美しい生き物だという ことを今の今まで気づかなかったのだ。
それにこの機快なポーズカに入れてしまう のは惜しいと思ったんだ。
湯本ジョージは気が違ったのか。恋人の ちみの死骸を何か世にも美しいものの
ごとく 我を忘れて書き移していた。
お水ます。 えっと登場人物表
え人物表を更新します。 はい。 怖いね。
でもなんかもうここまで来ると逆に常時 怪しくないよね。多分違う気がするよね。
犯人じゃない気がする。ここまで来ると。 よし。
では ではでは続きまります。 あ、やばい。うわ、これな、何て読むん
だっけ?30層って何やったっけ?30層 英語でな、何て言うんだっけ?
カルデット。 カルデット。 30層 30層は トリオ
行きます。 殺人トリオ島 刑事はこのきいめいた有り様に呆きで帰っ
て口も聞けなかったがやがて徐々に正気に 帰るといつもの意地悪な冷たい表情が彼の
顔を占した。 湯本さん
恋人の死骸を書き移す書き移すとはいい 思いつきですね。実にうまい考えだ。彼は
皮肉たっぷりに関心して見せた。うまい でしょう。こんな美しいポーズはとても
人間技で考え出せるもんじゃありません。 一生外に2度と手に入らぬ素晴らしい
モデルだ。 ジョージは無邪に自慢している。うまい。
その無邪さは名雄だって真似ができない。 刑事はます皮肉に言う。英雄ですって。
するとなんだか僕がお芝居でもやってる ように聞こえますね。
ジョージが変な顔をして刑事を見つめた。 うまい。ますますうまいですよ。被害者の
死骸を崖け移して権技をまがれま 免がれようというのは実にズば抜けた進行
案です。や、すると僕がこの女を殺して おいてその権技を逃れるためにこんな真似
をしているとでもおっしゃるんですか? ジョージはやっと刑事の真を悟ったのか
びっくりしたように聞き返した。へや、何 ?必ずしもそういうわけではありませんが
ね。ただし ただしどうしたんです?ああ、分かった。
君は僕が人殺しだと決めて公引するつもり でいるんだね。だが刑二さん、僕を牢屋へ
ぶち込むには確かな証拠がなくては なるまい。君はそれを持っているんか?
証拠だ。証拠を見せた前。 証拠ですか?
刑ジはゆっくり答えて霊子の死骸に 歩み寄るとその胸から例の探系を引き抜い
た。 例えばこの担当です。この唾のない棒
みたいな狂器は1目で持ち主が分かるはず です。北川さん、そうではありませんか?
いかにもそれは湯君の記述用の探検です。 ただし
ジロエ門は困惑して口ごもった。バカな。 もし僕が新犯人であったら一目で分かる
そんな競技を死骸の胸に残しておくもんか 。それは僕の無実を
僕の無実を証拠ている ジョージがどなった。
ともかくも君は一応警察署までご同行を 願わなければなりません。警察署長なり
予心半事なりが君のご意見を伺うでしょう 。
木島刑事は冷と言い放った。嫌だ。僕は 恋人の死骸を売っちゃって警察なんぞ行く
わけにはいかない。僕は断事で自楽園を出 ない。
争いがだんだん激しくなろうとしている ところへ。ひょっこり怪物が入ってきた。
背虫の餌介だ。 彼は見にくい額体に汗の玉を浮かべ、
せいせい息を切らしている。 迷路の中をかけずり回り、やっとここへ
たどり着いたんだろう。お、ソ介じゃない か。どうしたんだ。
が驚いて声をかけた。 なんだ、大変だ。早く来てくだせ。彼を
見るとすぐ妨け出してきたが迷路で30分 も手間っちまった。もう最も息は
吹き返済め。言いかけて彼はふと原田霊子 の死骸に気づいた。 うわ、ここにも人があっただね。り子さん
じゃねえか。誰が殺しただ。 ここにもってすけ。それじゃどっかにもう
1人殺されたものがあるのか。 が慌たしく聞き返す。そうです。8にも
1人殺されてるだ。誰が ジロ門と刑事がほとんど同時に叫んだ。
坊やです。かわいそうにピストルで胸を 打たれて無事の息だ。今頃その息も耐えて
しまう。坊やだってみたにしろか。え、 そうです。け島さん、ゆ本君も争いは後に
して一緒に行ってみよう。三谷に少年が 殺されてるんだ。
は言いながらもう駆け出していた。瀬虫の 輔助がその後を追って走る。湯本ジョージ
もその腕を掴んだ木島探偵も続いて走る。 どこだ?坊やが殺されてるのは
メディゴーランドのところです。木場に 乗っかっててやられたです。
やっと迷路を抜け出して木場間へ来てみる と楽人楽園の雇い人たちが10数名人
一塊りになって騒いでいた。三谷にはどう した?まだいい木があるか?誰か医者を
呼びに行ったか? の声に雇い人たちは道をあげて口に答えた
。 もうダメでございます。つい今し方息が
耐えました。 見ると木場から転がり落ちた姿勢のまま
次郎少年は両手で地面を引っかき絶明して いた。
なぜベッドへ運んでやらない?こんな 地べたでかわいそうじゃないか。
白え門が雇い人たちを見回してりつけた。 次郎それどころじゃないのよ。死人は三谷
さん1人じゃない。 群衆の中から白え門の恋人の木下あゆ子が
飛び出してきて泣き声で答えた。1人じゃ ないって一体どうしたと言うんだ。
がびっくりして叫んだ。織りえさんよ。 おり江えさんが風船から落ちて死んで
しまったのよ。その方へは大野さんが言っ ているわ。
さんが 一度それを聞いて2が告げなかった。
ほちゃ飲みます。Aほで待って。また更新 します。ちょっと待って。死にすぎじゃ
ない?待って。めっちゃ死んでる。今誰が 死んだ?
ちまこ死んだ。おり江えも死んだ言うてた ねえ。おえ、
女性ホ全滅で三たにも死亡。 待って、待って。死にすぎじゃね?マジで
だいぶ 死んだね。はい。え、更新が 、え、続き読 と望遠鏡。
嘘。日記町と遠金。 つまりその朝落園
にはほとんど時を同じくして3つの殺人が 行われた。原田れ子は迷路の中心で三谷
次郎はメリーゴーランド、ひお織江は風船 で朝根坊の同人たちの中で三谷少年だけは
例外の早起きであった。その朝も彼は午前 6時頃寝室を抜け出して早朝の楽園を
駆け巡っていたが、メリーゴーランドの そばを通りかかった時ふと乗ってみたく
なったので1人でスイッチを入れてそれを 回転させ1匹の木場に飛び乗った。機快な
木彫りのラバがジュースとガクンと首を 振りながらゴロゴロ回り始めた。
少年は握ってお尻を前後に揺ぶりながら ハドハド
ラバと共に競争だ。 辺りには木場感の付近はもちろん見渡す
限り人影もなかった。 す々しい朝の風がすいとかめる音の他に
小鳥の声さえ聞こえなかった。 ばところが木場がやがて10回転もした時
突然その静寂を破ってビューンという 激しい唸り声が起こったかと思うと次郎は
胸胸の中へ棒を刺されたような恐ろしい ショックを感じた
やという悲鳴が思わずほばしったと同時に 彼は回転中の木場から真っ坂様に転落して
地面に叩きつけられた。誰だ?叫んでも 答えるものはなかった。見渡す限り人影も
ないのにどこからともなくピストルの玉が 飛んできて少年の胸をいたのだ。
木の下あ子と餌介が虫の駅の三谷少年を 発見したのはそれから1時間も経ってから
であった。 血とでお化けみたいに汚れている少年を
抱き起こして誰が撃ったと犯人を尋ねると 少年はわずかに口を動かして
わからない日記町日記町 と呟いたままぐったりとなってしまった。
それ以上物を言う気力がないのだ。そこで 後をあゆ子に頼んでおいて介が旧を告げに
走ったという次第であった。 日記町というのはいつも次郎さんがつけて
いる日記町のことではないかしら。それを 読んでみれば何かが分かるかもしれません
わ。 あゆ子が歌国を推察した。
の日記のありかをご存知ですか? 木島刑事は聞き逃さぬ。え、知っています
。ゼロさんの寝室の机の引き出しにしまっ てあるはずです。じゃあそこへ案内して
くださいませんか?早く調べてみたいと 思いますから。北川さん、あなたは先へ
もう1人の死人を見てあげてください。僕 も時期行きますから。
そして刑二とあゆ子は三谷少年の寝室へ。 次郎門は2人の雇い人を引き連れて風船の
方へ急いだ。 飛行線型の景気球が楽園の一隅とある小山
の上に軽流してあった。近づくに従って その風船から地上に垂れている縄しの一方
の砂が切れてはしごの形を失い残る1本の つでやっと風船をつぎ止めていることが
わかった。 ああ、はしごが切れたんだな。
白え門は誰にともなく呟いた。現場へ来て みるとそこにも使用人たちの人だかりが
できていた。 大野君、大野君はいないか?声に応じて
軍衆の中から雷の顔が現れた。 あ、北川君、見てくれた前。これだ。
ひどいことになるもんだね。 大像は半泣きの作っていった。指刺す箇所
を見ると折り絵の死体が横たわっている。 なるほど。ひどいことになるもんだ。
力任せに投げつけられたまじみたいに彼女 の死体は大地にめり込んでぐしャっと
押しつされていた。 おや、この人は相眼鏡を握ってるね。うん
。それで何かを見ていたんだ。そして風船 から降りようとしてノアしごに足をかける
かけないかに突然弾丸のように墜落して しまったんだ。
すると君は見ていたのか?いや、僕が見て いたら今までっておきゃしない。子供が見
たんだ。水場のばあさんのセレが見たって 言うんだよ。この子だよ。
来草が67歳の男の子の頭を抑えて見せた 。
とも誠にすまねえことでございます。子供 の言うことだ。で気にも止めねえでいまし
たらやっぱりこんな恐ろしいことが 子供の母親が仕切りと詫び事をするのを
聞き流しろえ門 は花たれ小僧の頭を撫でながら質問を始め
た。 どうや?いい子だね。このお姉ちゃんが
風船の上で望遠鏡を見ていたのかい? うん。そうだよ。一生懸命に見ていたよ。
子供は存害はっきり答える。どっちの方を 見ていたの?あっちの方。
子供の指刺す法学にはレイの殺人迷路が あるばかりだ。
あっちだね。間違いないね。うん。あっち ばかり見ていたよ。
大野君、織えさんは風船の上から ラビリンズを研究していたのかもしれない
。上から覗けば迷色路の地図がはっきり 分かるからね。
だがあっぱらから何を水にそんなこと? いや、ひょっとしたらこの風船の上からは
レイ子さんの殺される光景が手に取るよう に見えたかもしれない。おばさん、それは
一体何時だったの? この子が落ちたと言って帰ってきたのは
あれは確か6時頃でございました。 6時やっぱりそうかもしれないね。
おや、それでどうしたの?この姉ちゃんは 何かびっくりしたような風はなかったかい
? うん。なんだか大きな口を開いて喋ってい
たよ。それから急いで降りてきたよ。 喋っていたって風船は他に誰もいなかった
んだろ?うん。誰もいなかったよ。 じゃあなぜ喋ったりするんだろう?ああ、
分かった。坊や、姉ちゃんは大きい口を あげて叫んだんだね。あれとか助けてくれ
とか言ってだが子供は困ったような顔をし て黙っていた。うん。よし。坊やには少し
難しすぎる。だが小野君、これは僕の想像 が当たっているようだね。それから坊や、
どんなことがあったの? が質問を続ける。それから縄が切れたんだ
よ。どうして?知らないや。でもプツって 切れちゃったんだよ。それから姉ちゃんが
坂トンぼになってすっと落ちてった。 早かったよ。見えないくらい早かったよ。
子供は自慢らしく息を弾ませて報告した。 わしの網が切れたのは偶然であったか。
何かそこに恐ろしい意味が隠されていたの ではないか。ほとんど時を同じくして3人
の編集事件が突発した。偶然の一致にして はあまりに怪気である。これはおそらく
別々の事件ではない。この一のな血生臭い 真事の裏には同じ同機が
たった1人の犯人が隠れているのではない だろうか。お水飲みます。 ち、 おはようございます、皆さん。 よし、では続き読みますね。
被疑者。その朝ほとんど時を同じくして レ子は迷路の中心で次郎少年はメリー
ゴーランドの木場の上で堀江は空中の風船 から墜落して残を溶けた。
レ子を殺した狂器はちこと同じ解権。次郎 少年を殺したのは弾丸。は風船の網が切れ
て落ちたのだけれど、これも何者かが彼女 を殺すためにその網を切断したのかもしれ
ぬ。 警察や。あ、いや、知れぬではない。それ
に違いないことが間もなくわかった。警察 や刑事局の人が来て剣士を済ませ死体が
室内に運び去られた後木島刑事の発議で 風船が地上へ引き下ろされた。
縄橋の切り口を調べるためだ。銀色の巨大 な風船玉がガスを抜かれ、クラゲみたいに
地上に横たわった。 やっぱりそうだ。この切り口をご覧なさい
。決して自然に切れたものではない。何か エイリな刃物で切った後です。
刑事の言葉に一度そばへよって縄の切り口 を見るとなるほどぷっつりと一思いに切れ
ている。 ただし、まさかおり江さんが自分で縄橋を
切るはずはないから、風船には他に犯人が 乗っていたと考えなければなりません。
ところがこの子供も子供の知らせで驚いて 飛び出してみた数字係かりのばあさんも
おりさんが落ちた後の風船には誰も乗って いなかったと言うんです。僕が駆けつけた
時にも織えさんが墜落して2、3分しか 経っていなかったのですが、風船の付近に
は誰もいなかったとするとこの網はいつの 間に誰がどうして切ったのでしょうか?
恋人を失った王のラ像が青い顔をしてさも 不思議そうに言った。
あれですって私も今それを考えていた ところですよ。
木島刑事が意味ありげに答えた。彼は すでに何事かを悟っている様子だ。
それから一度を建物の一室に引き上げ事の 取り調べを受けたが詳細に書いていては
退屈だから重要な部分だけを抜き出して 記しておく。まず第1に三谷少年の臨住の
言葉に従い彼の日記町が調べられた。 今夜山の下で青い顔をしたれ子さんにあっ
た。どうしたのかって聞くと誰にも言っ ちゃいけないと言ってもし私が死んだら
その犯人は常ジなんだからあんたよく覚え ておいて刑二さんに告げてくださいと変な
ことを言った 日記町にはこんなことが書きつらねてあっ
た。 そしてその後今度の犯罪についての次郎
少年の感想が付け加えてある。 誰も気づいてないようだが、僕はジョージ
さんがレイのちまこさんの胸に刺さってい たのと同じ探検をたくさん持っていること
を知っている。僕は最初からあの全科者の 上司を疑っていたのだ。やっぱりそうだ。
今夜のレ子さんの言葉で僕の考えが いよいよ本当らしくなってきた。みんなに
このことを教えてやろうか。だがれ子さん は誰にも言うなと言った。あの人の言葉に
背くのは嫌だ。はあ。どうしたらいいん だろう。
湯本ジョージは迷路の中心でレコの死骸を 移していただ。レ子の死骸を映していたと
いう事実だけでも十分権技をかけられてい た上、今またこういう証拠物件が現れた。
彼はもはや逃れる術はないのだ。 誰しもジョージが犯人だと信じた。殺人の
同機が判明していなかったし、1人の男が 同時に3箇所で、しかも1つは空中の風船
の上、1つは複雑な迷路の中という風に ひどく飛び離れた場所で30の人殺しを
犯したなんてなんだか本当らしく思え なかったけれど。そういう点を覗くと
ジョージが最も濃厚なる権議者であること は誰も疑わなかった。
健二はジョージを前に呼び寄せて鋭い質問 を浴びせかけたが、彼は何事も知らぬゾの
一点張りで押し通した。 天はさらにえ門
、木下あ彩子、王野、餌介なども取り調べ たが、これというほどの発見はなかった。
その朝、30の殺人事件が起こった時間に は自郎門は例によって観覧者の箱の中に、
あゆ子とラ蔵とは建物の中の各々のベッド にまだぐーぐー寝ていたことが明らかに
なった。それぞれ証人があって一点の疑い を挟む余地もなかった。 ゼムの餌蒼介は早起の男で、その朝も5時
頃から起きで円内を見回っていたと 申し立てたが、園内と言っても山ありの
広い場所のこと言え、犯罪の行われた時に 彼がどこで何をしていたかは誰も目撃した
ものがなかった。 つまり彼にはありバとなるべありバとなる
べき証人がいなかったのだ。 右の人たちの外に花火係かりのケという男
が健二の取り調べを受けたことは注意す べきだ。
君は今朝6時頃に花火を打ち上げていたと いうことだが、そんなに早くから何のため
に花火なんぞをあげていたんだ。 ケ事が尋ねた。
へえ、それが私の仕事なんで、毎日朝の6 時から夕方の6時までひっきりなしに
昼花火を打ち上げてるのが私の役目なん です。
四重男のケが黒く汚れた仕事服で答えた。 それは縁主の言いつけなのかね。
それは私が命じているんです。北側は 次郎門が引き取って答えた。
ご承知の通り、風代わりな遊園地です。 あっぱらから花火を打ち上げたところで
不思議はない。私たちはあのポーン バリバリバリという異性のいい音と花火玉
が割れて降ってくる風船の雨がたまらなく 好きなんです。
ケ二は苦傷しながらさらに花火係かりのケ に向き直って質問を続けた。
君は6時前後に何か怪しい人物を認め なかったかね。君の花火の筒はちょうど
迷路の裏側にあったはずだね。 私の持ちは誰も来ませんでした。怪しい
人物にも何にも朝の間は人の影さえ見ませ んでした。
迷路の中から人の叫び声は聞こえなかった かね。
へえ。それも少しも気がつきませんでした 。ちょうど花火の音に消されて私の耳に
入らなかったのかもしれませんが、 この花火係かりを最後にして一通り
取り調べが終わった。 結局湯本ジョージが犯人であることを
打ち消すような事実は何も現れなかった。 の血の底の血地獄のそばに隠してあった
10数本の探検が次郎少年の日記町と共に 証拠品として欧州された。
そして塔の本そして湯本ジョージが唯一の 髭議者としてイ致させられたことは言う
までもない。 続けます。
大寺の心臓 木島刑事はケ事や警察の人々と一緒に楽園
を立ち去とはしなかった。署長の命令も あったし、彼自身もまだこれで事件が解決
したとは信じていなかったからだ。 その午後彼は1人でブラブラと円内を歩い
ていた。 ふと気がつくと彼の面前に真っ黒に塗った
し食いの小山のようなものが横たわってい た。
全然黒く塗りつぶした中にただ一点シミの ような白いものがあった。
これがこの怪獣の目だ。作り物の大クジが 小さな白い目で刑事を睨みつけていた。
目の下の口の辺りにぼっかり開いた黒い ホラ穴がクジの体内への入り口だ。
刑事はその内部の不思議な光景をよく知っ ていた。大人をも引きつける不気味な
おぎ話の世界だ。彼はその体内へ入って みる気になった。黒いホラ穴をま入れ、
大クジの口を入るとそこに不気味なでこぼ の大きな喉があって、それからやっと1人
通れるぐらいの食堂の細道がずっと胃袋 まで続いていた。
出した伝統は1つもなく光原は皆臓器の 繊維の内部に仕掛けてあるのでそれが
青黒い粘膜を通して 曇り身のような薄明かりを行手に漂わせて
いた。透き通って見える青黒い年膜には 不気味な血管や神経などが黒い川のように
重王に交差していた。 胃袋の一部が赤くれたようになって3色
ほどの穴が開きそこから対抗の中へ出 られるようになっていた。木島刑事はその
穴から胃袋を剥い出していった。 外は平い広い赤チけた空洞であった。すぐ
頭情にぎょっとするような巨大な光原が ぶら下がっている。
浅草の仁王門の王城みたいなベラ棒に巨大 な真っ赤に透き通ったクジラの心臓である
。 赤い心臓からは老樹の根のような大動脈、
大脈がうねうねと生い出して 遠く百の彼まで続いていた。
そこに大クジの大長象庁が青黒く 大将無数のオロチの形でもれ合っているの
だ。 手島さんではありませんか?
どこからかラジオのように主なき声が響い てきた。
ぎょっとして振り向くと大腸の心臓の下に 異様な寄制中のように黒い小さな影が
うめいていた。 人間だ。
誰です?そこにいるのは 僕。北側ですよ。
国英が次郎門の声で答えた。 あ、あなたでしたか。今頃どうしてこんな
ところに?刑ジは心臓の真下へ歩み寄った 。
少し考え事がありましてね。この赤い心臓 が僕の刺激力を僕の想像力を刺激して
くれるものですから。待て。 近寄ると白え門の顔が赤と黒とのでこぼに
なって恐ろしい赤鬼のように見えた。 ほう。何をそんなにお考えなのです。木島
刑事も赤鬼だ。大臣の心臓の下で2匹の 赤鬼がさやき合っているのだ。無論。今度
のちな臭い事件についてですよ。ゼロモン が答えた。そこがちょうど巨大な心臓の下
であったからちな臭いという形用師と共に 事実ちな臭い血のりの匂いが刑視の鼻を
打った。 うん。ただし
しかし事件はほとんど解決したではあり ませんか。あなたは湯本君の無実を主張
しようとでもなさるんですか? 刑事としても事件の解決を確信していた
わけではないが、ここにも1人疑惑を抱い て考え込んでいる男がいると思うと、つい
そんな風に言わないではいられなかった。 いや、必ずしもそうではありませんが。
き島さん、あなたは湯本ジが4つの殺人 事件の新犯人だと信じていらっしゃるん
ですか?無論。その他に考えようがないで はありませんか?木島はわざと強く言い
切って見せた。なるほど。あいつは全下者 です。でも意味もなく人間の命を奪うよう
な殺人鬼ではありません。意味もなくで すって。意味があるじゃありませんか。
あなたはそれが分からないとおっしゃるん ですか?
刑事は事実意外に感じた。するとあなたは 常司には殺人の同機があったとおっしゃる
んですね。あなたのお考えを聞きたいもの です。
ゼロ門が正面から刑事の赤い顔を見つめて いった。
湯本君は諸口ちまこさんをあなたから 奪おうとした。としてちまこさんのために
手ひどく跳ねつけられた。これが殺人の 同機にならないでしょうか?
へえ。あなたはそれを知っていたのですか ?
僕は探偵ですよ。木島は侮辱を感じた らしく、怒りっぽく言い放った。えや、
失礼。いかにもその点はあなたの おっしゃる通りです。しかし、またレイ子
さんが殺されたのも次郎君の日記で説明は つきます。湯本君と夫婦のようにしていた
れ子さんがその夫の犯罪を気づくというの はさもありそうなことです。こざにれ子
さんは湯本君の探検なの的になっていたと いう事実さえある。あの人は誰よりも
早く子さんを倒した探検が湯本君の所持品 であることを悟ったに違いない。それで
次郎君にあんなことを言い残しておいたん でしょう。案の女レイ子さんは同じ探検で
やられている。なるほど。よく筋道が立っ ていますね。では三谷次郎の殺害の同機は
次郎門は何か含み笑いをしているような声 であった。次郎君はレイ子さんの秘密を
聞いた唯一の証人だ。その証人を沈黙さ せる最も簡単な方法は彼を殺すことです。
するとジョージはレイ子さんと次郎との 秘密の会話を立ち撃していたとでも言うん
ですか?そうかもしれません。そうでなく ても恋人である霊子さんの挙動や言葉の橋
でそれを察したのかもしれない。読者は 知っている。レイクが次郎少年の次郎少年
にあの秘密を打ち明けていた時、しみの 後ろに海坊主のような黒い人影が立ち聞き
していた。そしてその人影が湯本ジであっ たとすれば木島刑事の推察はます中
してくるわけだ。 ではひ織えさんは朝っぱらから風船に乗っ
ていたキまぐれは楽園の住人にしては別に 珍しいことでもありませんが事件に何の
関係もないあの人がなぜ殺されたかまた 犯人はどうしてあの高い空中の縄橋を切断
することができたかあの時風船には織江 さんの他には誰も乗っていなかったんです
よ。 あなたはノバしゴの切り口をよくご覧に
なりましたか? 刑ジが突然妙な質問をした。
見ましたが 鋭い切り口でしたね。刃物で切ったか。
そうでなければ そうでなければ
弾丸です。非常な名射撃 機種があって、あの細い縄を的にして弾丸
を命中させたとすれば、ちょうどあんな 切り口ができたかもしれません。どこから
?迷路の中心からと言いがいのですが、 それは誰が考えても不可能です。もっと
近いところ。例えば風船の軽流所の真下 からでも発射したとすれば、そして誰にも
気づかぬ間に森の中へ逃げ込んだとすれば マンざらできないことでもあります。
しかし銃声が聞こえましょう。水のばあ さんは鉄砲の音については何も言わなかっ
たようですが。花火です。のきめいた 朝っぱらからの花火の音が銃声を消したと
考えることはできないでしょうか?僕が 消さ花火係かりのけ君を呼び出したのが
その点をケ事に知らせておきたかったん ですよ。
なるほど。花火とはうまく考えましたね。 あなたは恐ろしい人だ。しかし同期は
ジョジはなぜ織えさんを殺さなければなら なかったんです。
織屋さんが相眼鏡を握っていたことをご 記憶でしょう。あの人は風船の上から円内
を眺めていた。そして偶然にも迷路の中心 の不思議な光景を目撃したんです。殺人の
現場を。 次郎は漢字一点になった。
犯人は目的を果たしてから誰か見ていた ものはないかと見回したに違いない。する
と風船の上の人影がしかも増眼鏡を手にし て恐怖においている人影が目についた。
そこで犯人は迷路を走り出て風船の下へ やっていったと考えるのは無理でしょうか
?堀江さんは早く風船を降りればよかった のだが怯えきってしまってその決心も
突きかねたのでしょう。そしてやっと おずおずと縄橋を折りかけた時弾丸が発射
された。 無論織おり江さんを狙ったのでしょうが、
その丸がそれ偶然にも細い縄に命中した。 まさか湯本君が空に揺れている細い縄を的
に発射するほどの名射撃機種とも考えられ ませんからね。
なるほど。あなたの推理は一通り筋道が 立っているようですね。
三谷次郎は江をやっつけた帰り道でその 同じ銃声を使用して射殺したというわけ
ですか?多分そうでしょう。メリー ゴーランドは風船とメイロの中間にあるん
ですからね。ね。その常時の使用したと いう武器はあなたはそれを発見したんです
か? 残念ながらまだです。それさえ発見すれば
妹の有罪は確定的になるわけですが、どこ へ隠したのかいくら探しても見つからない
。しかし間もなく私はそれを発見して 見せるつもりです。
刑事は自信ありげに答えた。 しかしね、その説を伺っても僕はまだ常の
有罪を信じる気にはなれないんですよ。 白え門はやはり含み笑いをしているような
声で言った。ではあなたは他に誰か 疑わしい人物があるとでもおっしゃるん
ですか? 刑ジが少し面食らって尋ねた。
たった1つまだあなたの知らない事実が ある。
んです。それは 諸口ちまの死体を発見したのは王野の来蔵
と瞳おり織えの両人でしたね。その時江 さんが犯人の姿を見ているんです。迂闊に
喋っては大変なことになるので織えさんは 大野君の他には誰にもそれを言わないで
死んでしまった。 もの君も実はある人の迷惑を思って今日
までそのことを公害しないでいるのです。 見たんですか?犯人を。何ということだ?
そんな重大な手がかりを秘密にしておく なんて。で、それは誰だったんです?
誰ともわからないんです。土佐の場合、 ただ洋服を着た非常に背の低い男であった
ことしか見分けられなかった。 背の低い男。
刑ジが息を飲んだ。 我々の仲間で背の低い男といえば子供の
三谷次郎か。背虫の餌介の他にありません 。織えさんはこの2人に権技のかかること
を恐れたのです。 しかし次郎は殺されてしまった。
2人は超ちの心臓の不気味な赤黒い光の下 で思わず顔を見合わせて黙り込んでしまっ
た。おちゃん飲みます。 うーん。 どんな話かなって思ったけど結構あれだね
。主人公チックな動きをするんだね。 面白いね。
よし、 ほな、
続きを行きます。あ、ちょっと待ってね。 よいしょ。
う。少々お待ちください。え、もう 更新、人物表に更新はないよね、多分。 多分ないよね。大丈夫だよね。誰も死んで
ないよね。そこからそこポンポン人が死に すぎて大丈夫かなって。
では続き読みます。 餌介 次郎少年は殺されてしまったとすると
するとあの背の低い男が残るわけです。 そして2人はまたもや黙り込んでしまった
。 の先には白い門の視線の先には
青黒い乗脈の網に包まれた周悪な景気球の ような胃袋がどっしりと落ち着いてそれ
から暗闇の体内のごとく上みの大長象庁が 巻いて連っていた我が設計ながら人体解剖
のいらしさ、無たらしさ、はさが百層倍に 拡大されてその暗闇みにいっぱいに広がっ
ているのを見ると1人に心臓の鼓動が 早まってくるような気がした。
これらの巨大なる臓器どもが生命を 吹き込まれてやかにドキンとあるいはうね
と脈内動めき出したらどんなに恐ろしい ことだろうと思う心がそのまま現実となっ
て胃袋が動き始めた。 夢か?いや、夢じゃない。動いている。
この大クジは現に生きて呼吸しているんだ 。食べ物を消化している。張の大い袋が
モヤモヤと動き出したではないか。 まさか夢だろう。だが
あなた気がつきましたか? 白え門がそっと刑事の腰をつついてさいた
。ええ。木島刑二は猛獣がするような警戒 の目で答えた。
動いたでしょう。動いた。あなたの仕掛け たから空くりですか?
いえ、ちっとも知らないんです。あの胃袋 は作り付けの張りボだ。動くはずがない。
ではもしや 刑ジはこの機快なことを非常に現実的に
解釈した。 それで彼が先に立って暗闇の胃袋へと
近づいていった。 こんなものが消化作用を起こすはずがない
。刑ジはでねする。胃袋の壁をコツコツ 叩いていった。誰がいるんだ?人間が隠れ
て動かしている。おい、誰だ?出た前。 刑ジは何かを直角してんで胃袋の裏側へ
突進した。 うわという悲鳴が爆発した。そして何とも
言えぬ生き物が刑事の腕をすり抜けてクジ の腹の作る迷色の影逃げ込んでしまった。
北川さん、そっちへ回ってください。僕が 後ろを追いかけますから。
島はまるでウさギでも捉えるように叫んで 腹の中へ飛び込んでいった。
暗闇の中にバリバリと腹の破れる音。 逃げ回る人物の追っかける刑事の入り乱れ
た足音。息き遣い。コンクリートの皮膚を 持つ大クジが腹板を起こしての打ち回った
。 しまった。木島さん逃げられた。
僕の袖の下をくぐってあっちだ。食堂の方 だ。
ジ門が叫んでいきなり駆け出した。心臓の 王上を買いくり針を押し分けて食堂の方へ
。トンネルのような暗闇の細道へ。怪物は 子供のように背が低く猿のように身軽だっ
た。彼は天井の低いトンネルを立ったまま 走れた。体を折り曲げて頭をコツコツやり
ながら不自由に走る2人の大男は最も彼の 競争者ではなかった。
白い門と木島刑事とが やっとクジの体内を抜け出して夕暮れの
小立ちを見渡した時には霊の人物はどこへ 逃げ去ったのか影もなかった。
やっぱりそうでしたね。 クジの口の外にぼんやりつったった刑ジが
意味やり気に行った。 僕はあいつを信用しているんだが変ですよ
。 北側は首をかしげた。
あなたもあれが瀬虫の宗介だったことを 否定はできないでしょう。
ええ、他にあんな格好のやはいないから。 しかしどうも不思議だ。
これを見れば分かるかもしれない。僕は さっきあいつがこんな紙綺麗を落としたの
を拾ったんです。 ひ島生は言いながら1枚の髪を見せた。
これには下手な字でこんなことが書いて あった。来る7月14日落園
カーニバル祭の塔や殺人遊戯の大断園が 来る。その夜残り少ないメンバーたちは
皆殺しになる。ドロの大野会 殺人縁日のお祭り騒ぎがどんなに
素晴らしいか考えてもゾクゾクする。誰に も言っちゃいけない地獄の秘密だ。人外教
の大秘密だ。 あなたの筆跡をご存知ですか?
刑事が訪ねた。知っていますが。しかし これほど乱暴なで書いてあるので、
果たして介のだかどうだかよくわかりませ ん。ジロえ門が答えた。この自ロ園
カーニバル祭っていうのは本当ですか? 本当です。こんな殺人騒ぎが起こらない前
、どこの紳士縮女100人余りに招待場が 出してあるんです。この騒ぎでは中止し
なければならないかと思っていたんです。 それにしてもそんな賑やかな世を選ぶ
なんて犯人の気がしれませんね。 刑事はやっぱり現実的な考えをした。
僕には分かるような気がしますね。 はなぜか薄笑いを浮かべ刑事の顔を
覗き込むようにして下鍋釣りをしながら 行った。
今までのやりか今までのやり口から分かる ように うん。今までのやり口でも分かるように
犯人は恐ろしい殺人教なのです。あなたは 最前湯本ジョージを過人として現実的な
推理を組み立てられたのですが、その湯本 ジのいない楽園に今のような怪しげな人物
が現れた。しかもこんな殺人予告表を 落としていった奴がです。このこれで湯本
が犯人でないことかお分かりでしょう。 今度の犯罪は常ジのような普通の悪人の
食立て及ばない狂人の夢です。変な言い方 をすればこの幻の自楽園にふさわしい犯罪
です。 なんだかあなたはこの殺人鏡を賛備して
いるように聞こえますね。 刑ジが迫りくる夕闇の中で変な顔をした。 ある意味では僕は闇世代世に打ち上げ
られる赤い花火が好きなんです。しかし僕 が殺人鏡の仲間だなんて誤解しないで
くださいよ。 だがペ者のあの宗介にそんな気持ちが
分かるんでしょうか?あなたのおっしゃる ような。
僕も意外なんです。ただし危刑事という ものは心まで我々とは全く違った曲がり方
をしていないとは言えません。あいつ あんなお人よしな顔をしていて心では
どんなちみドろな美しい悪児を企んで たらんでいまいものでもありません。
ではあなたはこの変な噛切れの文句をお 信じなさるんですか?
信じますね。白落園のカーニバル祭なんて 素晴らしい舞台でしょう。真っ赤な殺人
部隊には 地底楽園
嘘地底水族館 その夜から翌日にかけて自落園の熊大捜査
が行われた。木島刑事の報告によって処活 警察所から10数名の警官隊が駆けつけた
のだ。 隊と楽園の使用人たちと数十人の捜作体が
人数だけの超賃を振りかざし、あるいは塔 の上を、あるいは迷路の中を、観覧者の箱
の1つ1つを、メリーゴーランドを、深い 森を中央無人に探し回ったが、世が開ける
まで変輪者の姿はどこにも発見されなかっ た。
楽園の外へ逃げ出したかもしれないという 説も出たが、それは信じられぬことであっ
た。あの1目で分かる危刑士がこの楽園を 飛び出してどこへ身を隠しどこに食物を
求めることができよう。それ自体が1つの 巨大なる迷路をなすこの楽園こそ一目を
忍ぶ犯罪人にはこよなき隠れがではないか 。のみならず、あいつは7月14日の大
計画を目の前に控えているのだものだ。 翌日のお昼頃になると人々は疲れきって
楽園の中心にある建物に集まってきた。 そのカーニバル祭とかを中止してここの人
たちがもっと安全な場所へ避難してはどう ですか?つまり自楽園を空っぽにして
しまうのですね。 署長が腹立ち紛れにとなった。
僕たちは他に行くところがありません。 いつも言う通り僕たちにはこの楽園が唯一
の世界なんです。ここを見捨てる気には なれませんよ。それよりももう一度探して
ください。もう犯人は分かっている。 トラさえすればいい。
次郎門が不民のために青ざめた顔で頼んだ 。探すと言ってどこをです?僕たちはもう
探したじゃありませんか? 僕には少し心当たりがあるんです。あそこ
じゃないかと思うんです。どこです?地の 底の水族館です。
あそこなら重度も見たじゃありませんか。 木島刑事が口を挟んだ。味方が行けないん
です。これは僕もたった今気づいたんです が、あそこには誰にも分からぬ素晴らしい
隠れ場所があるんです。あの恐ろしい返者 はそれを知っていたかもしれません。
じゃあそこへ案内してください。 署長が進まぬ口調で応じた。木島刑事と5
人の警官が事え門の後に従って地の水族館 へ降りていった。
そこにはコンクリート作りの長いトンネル が曲がり曲がって続き、その両側の壁に
いくつもの大きなガラス窓が開いて、 厚ラスの外は直に海底の景色になっていた
。ブロン真実の海底ではなく、ガラスの外 にはやっぱりコンクリートの水槽があって
、その底に岩や小石や土を置き、天田の 雑草を上種の陳魚異魚を話したものである
。 ピンクを放つ海ヘの水槽の他は皆の上に
明るい伝統がついていて、海底をもした 水槽はそこの小石の1つ1つまではっきり
と、しかし青い塩水の層に歪んで眺められ た。
あなた方はどこを探したんです?まさか このガラス張りの向こう側まで注意し
なかったでしょうね。 戦闘にだったし門が6人の同税を振り返し
て尋ねた。 ガラス張りの向こう側ですって。そこは水
の中じゃありませんか?いくら何でも。 いや、水の中と言っても上に広い隙間が
ある。そこの空気を呼吸して生きている ことができます。
それを聞くと6人の人たちは顔を見合わせ て意味の分からぬつぶやきをも漏らした。
あまりにも奇な犯人の隠れガが恐ろしく 思われたのだ。するとあなたはあのセムシ
男が水族館のタンクに身を沈めて顔だけ 水面に出してじっとしているとおっしゃる
んですか? その他にもう探す場所がないじゃないです
か。 人々の歩き方がにわかに呪くなった。1つ
1つのガラス窓をパンに覗き始めたからだ 。
ゼロモンと木島刑事とは肩を並べ1つの 大きなガラス張りの前に立っていた。
そこには魚ではなく異行な海層ばかりを 集めた水槽であったからガラス窓一面魔女
の乱れ神が逆立って泥沼のような陰影を 作っているためいくら伝統があっても
見通しが効かず疑えば最も疑うべき場所で あった。
ここには大きな魚でもいるんですか? 刑事が不思議そうに訪ねた。
いえ、ここは海層ばかりです。魚なんて1 匹もいないはずです。
この答えが刑事を飛び上がらんばかりに 驚かせた。
でも君 あの揺れ方はあの昆布の歯の揺れは見ると
海層のぬるぬるした青黒い密林が驚と 乱れゆらき
白い5の花がぽっかりと咲き出た。生白い 5つの壁は人手のように物干しそうにキっ
と海装を締めつかんだ。 それは明らかに人間の5本の指であった。
しかも弾末間にもがき苦しむ指であった。 指に書き広げられた階層の後ろからにょい
と大きな口が現れた。 口ばかりの大きな危刑事の顔が彼はうろな
目をいっぱいに見開き 口からは炊きつと真っ赤な絵の具を
吹き出しながら水の中で何かをめいていた 。声のない叫びを叫んでいた。 もし木島刑事がリップリーリングを心えて
いたなら、今弾末の餌介の恋のような唇 から身の毛もよ立つ樹の言葉を読みえたで
あろう。 しかし彼は唇の文字には少しも通じてい
なかった。 ブロン2人は直ちに周り道をしてその水槽
へ駆けつけたけれどもう手遅れだった。 ソ介は何者かに胸を刺され、水槽へ
投げ込まれ、すでにこ切れて浮き 浮き立っていた。 おめでみます。怖い。なんかすげえ描写が
怖い。 ちょっと描写が怖い。漁者怖いね。なんか
ちょっとゾワぞワゾワぞわする。 はい。じゃあ続き行きます。
怖ええ。描写が怖え。大砲回入れ楽園 のメンバーは今や残り少なくなった。あ、
ちょっと待って。ごめんなさい。ああ。 ああ。いっぱい死んだろ。私ちょどこから
さ、 ちょっと待ってくださいね。
ほあ 。うわあ。 よいしょ。
登場人物表更新いたしました。 はあ。
はい。 生き残ってんのがえっと木下あ彩子王の
来蔵 湯本常司。ま、ただし湯本常司に関しては
警察に連れて行かれてます。 え、そして主人公の自郎もでは続き行き
ましょう。犯人は誰だ? 大砲会入れ。白楽園のメンバーは今や残り
少なくなった。まずえ門の第2の恋人 ちま子が次に湯本ジの恋人子が次に美少年
三谷次郎が次に王野来蔵の恋人瞳おり織江 がそしてセムセム男の宗介が次々と不思議
千番な方法で殺害されていった。 1度は探検投げの名主湯本常司に権技が
かかったけれど結局無実と分かって留地所 から楽園に返されてきた。名探偵木島刑事
が楽園に止まり込み や探偵に努力していたけれどいつまで立っ
ても何の手がかりさえつめなかった。 たまたま犯人の殺人予定表のごときものを
拾い、餌蒼介が怪しいと睨んで鼓爆しよう とすれば、蒼介自身が水族館のタンクの中
に無惨な死体となって浮いていた。今や 犯人は全く不明であった。彼はただ
出たらめに手当たり次第に虫をでも殺す ように安やと楽園のメンバーを殺害して
いるように見えた。被害者に何の連絡も なく殺されねばならぬ同機というものが
全く発見できなかった。事件全体に何とも 得体の知れぬものすごいきめいた感じが
伴ってきた。犯人は外部から侵入したとは 考えられなかった。楽園の地形なり構造
なりがそれほど妖怪憲語にできていたから である。すると内部のものか。残りの
メンバーは縁主の次郎門とその恋人の 木下子
王野湯本ジョージの4人霧りだ。一体この 4人のうちに犯人がいるのか。他に数人の
使用人がいるけれど、それは縁主がよりに よって機械のようにお人よしで愚どんな
連中ばかりを雇いたのだから。まさかその うちに素ばしっこい外物みたいな殺人鏡が
いるとは思われぬ。しかし何を言うにも 大人数の中だ。1人ぐらい仮面をかぶった
恐ろしい奴が紛れ込んでいないとも限らぬ 。それはともかく例の楽園のカーニバル祭
というバカバかしい模しの日が近づいてき た。
その日こそ殺人遊戯の大断言の来る日だ。 楽園のメンバーが皆殺しになるのだと。
見えぬ殺人鏡が予告した当日なのだ。たえ それが一ぺの脅かしにもせよ。何もそんな
危険を犯してまでガーニバル祭を施す必要 もす必要はないのではないかと読者諸君も
お考えなさるだろう。警察の人もそう 考え門
を呼び出して模しの中止を勧告した。だが 次郎門はどうしても応じなかった。残る3
人のメンバーも縁主と同意見であった。 このカーニバル、このカーニバル祭こそ
我々が自楽園を始めた時の最大の目標でし た。これを今中止すれば楽園に投じた
数十万の資金が全く無駄になってしまう。 おそらくあなた方実際
あなた方にはお分かりにならないでしょう が我々は浮のことに飽き果ててただ美しい
夢に憧れ夢に生きる人種なのです。として 美しい夢を見ながら仮め
仮例え命を失うとも少しも食いぬ人種なの です。それにカーニバルの日に殺人が行わ
れるなんて取るにも足らぬ脅し文句に過ぎ ません。本当に人殺しをする気なら誰が
予告なんぞ。 Nを始めメンバーには大体右のごときもの
であった。 しかし聞けば何百ものお客さんが集まって
くるというではありませんか。それに使用 人のことも考えてやらねばなりません。
あなた方はいくら面白くても大勢の安全の ためには
警察署長が忠告を繰り返した。いえ、客は 皆と同じ人種です。市場人たちは我々以上
にカーニバルを待ちかねております。それ に色々な準備がもうすっかりできてしまっ
てるんです。現に今日は大砲が到着する はずにな、
到着するはずになっているぐらいです。 もしカーニバルを中止したなら、あの莫大
な火を追かけた大砲が全く無駄になって しまうではありませんか。
次郎門が主張した。 何ですって?大砲ですって。それを聞くと
警察書内の人々は一斉に目を見張った。 えや、びっくりなさることはありません。
戦争始めるのではない。ほら、ご存知 でしょう。いつか人間砲という見物が来
ましたね。あんな風な岩はおもちゃの大砲 なんです。光景は12inもありますけど
、弾丸はでっかいキル玉で、しかも1丁 ぐらいしか飛びやしない。
だが、そんなものを一体どうするんですか ?
カーニバルの余境です。巨人の射場を 作ろうというわけです。土海の逆場によく
見る。霊の射場上です。敷島やバットを 積み重ねて言いとしたら景品にもらえる
あれですとだんだん話が夢みたいに名古屋 になってきたのである。
押し門道の末結局その他の言文が通り奇妙 なカーニバル祭はともかく巨行されること
になった。何しろ相手が地方の大金持ちで 友人には有力な政治家などもいるものだ
から警察の方が一歩譲らないわけにはいか なかった。そして実に面倒な次第であった
がカーニバルの当日は警戒のため数十名の 景官を楽園内に派遣しなければならなかっ
た。 千郎え門は使用人たちに明治着々と大断炎
の準備を進めていた。 ある日、ジロ園の唯一の入り口である。例
のゴンドラーが浮かぶ水門へ巨大な荷物が 到着した。大砲だ。
巨人の射の大砲だ。 見たところ、野線に使う本物の大砲と少し
も違わぬ。 者のような車輪が
ついて青黒く不気味に光った鋼鉄性でそれ をイカに乗せて増加で飾りお見越しの
お渡りみたいに川を遡り楽園の中心の 広っぱへと運んだ。
大砲のそばにはフットボールの玉ほどの 切り玉が巨人国のおつきみ団子みたいに
積み上げられた。 これがおそらくカーニバル第一の余境だよ
。あそこの丘の上に等身台の生人形が ずらりと立ち並ぶんだ。それをお客様が
ここからこのキルクの玉でボカンと打つん だ。愉快じゃないか。命中した時にはね、
バットや敷島のご褒美じゃつまらない。ご 褒美の代わりには花火がドカンと上がるん
だ。そしてね、5色の花びが雪のように空 から降ってくるんだ。花火玉の中にそれを
いっぱい詰めておくのさ。そして楽園の中 のジャツバンドがわーっと天ぺチーのよう
になり響き、シャンパンが泡を吹き、 花吹雪の下で庭のき踊りが始まるんだ。
愉快じゃないか。 は他の3人のメンバーを捉えて楽しげに
話して聞かせた。ただ巨人の射的場なんか カーニバル全体の一種き違いめいた大かけ
な世にも華やかな乱騒ぎのほんの1部分に 過ぎなかったことがやがて分かる時が来た
。 そのまま読みます。
ゴンドラの歌。 カーニバルの当日が来た。ほとんど日本
全国から集まった領気の紳士祝女は全夜 近隣和石に一泊し、帝国称午頃には霊能
演住のアーチの下へ到着した。アーチの下 にはサザ波1つ立たぬ青いに例のゴンドラ
が奇妙な船頭を乗せて浮かんでいた。 船頭は2人。1人は先に貝を操る少女1人
は共にギターを抱く少年。少女は全身に 純白のう毛のキをまとい。少年はシンクの
う毛の布に包まれている。 赤白の美しい水取りが戸惑いをして
ゴンドラの上にしばし水かきを休めている かと見舞動うばかりだ。先着の3人の紳士
宿女がまずその船に乗り込むと 少女のカが静かに水をかき分けてゴンドロ
は細い溝を緩やかに滑り始めた。 お嬢さんお坊っちゃんこれは実にご主行
でしたね。 口ひを短く揃えた年長の紳士がニコニコし
ながら船頭に話しかけた。もっちゃん、 それは楽器ですか?1つお引きなさい。お
嬢さんは船をこぎながら歌えますか? 17歳の坊っちゃんと18歳のお嬢さんは
紳士の顔を見返してにっと笑った。 そして答えはなく、少年のギタの源が震い
始め、少女の赤い唇が動いた。 静かなる貝の調子に合わせてコンドラの歌
が流れた。夢の国。おお、僕らは夢の国へ 旅をしているんだ。この小歌は素晴らしく
はないか。 紳士が歌に忘るように柔らかいバスで行っ
た。 本当にあの少年学種の可愛いこと。
黒い想のが美しいソプラノで調子を合わせ た。
両岸にはどすいこの葉がうずかく空を覆っ て積み重なり、その農炎の壁に真っ赤な
つきの花がぽつりと滲んだ血のように1輪 ずつそこに咲いていた。
空はどんよりと曇って遠いすりガラスの ように見えた。水を渡る風が 船の先に立つ少女の看ばしき大衆を彼女の
高い歌声と共にそよそよと吹き送った。 いつの間にか2人の紳士は少年学種の両側
に座り両方から少年のまだやい方に手を 乗せていた。宿女は少年の前に座り、その
の方を飽きず眺めていた。 ちぎっては空へ舞いのせた。あ、ちゃ
少女は1人歌いながら体を振って貝の手を 早めた。船はスイスと水ムシのように調子
をつけて勢いよく登り始める。 その度に巻き起こる風は少女の純白の雲を
1ひ2吹きちぎっては空へ舞いのせた。 ひ、2平、船の速度が加わるにつれて吹き
られる羽毛はますます多く はてな時ならぬ吹雪となってゴンドラの上
を後ろへ飛び散っておく。ハゲ落ちた毛の 下には少女の焦げ茶色の花が汗に濡れて
渦高く盛りのっていた。 ゴンドラの歌はますます宝
宝かに貝持つ腕の背の腹の脈道はますます 激しく残るを一時に弾き飛ばしてそ白い空
を背景に全裸の乙女の立ち姿 周地を知らぬ国の乙女はそのまま夕敢に貝
を操りながら上半身をねじまげて少年学習 を帰り見 調子が低いわ。もっと高く、もっと詳しく
。少女の声に少年はいきなり席を立ち、彼 もまた白い歯を見せて歌いながら全身を
動かし、今は今とばかり、今はとばかり ギターを書き鳴らす。
少年のシンクの毛もヒラヒラと舞い始めた 。そしてその下にはミケランゼロの曲線が
いも美しく隠れていた。 全裸の2人の船頭は歌い引き踊りながら船
を進めた。ゴンドラはゆらゆラと危うく 揺れ右に左にた絶いながら進んでいく。3
人の新宿所は船端にしがみつき、しかし 激しい夢に酔いながら我が前に踊る用の
曲線に見取れていた。そして船は港に着い たのだ。港には数十人のラジオの背を
合わせた異様の桟橋がうねっていた。客は その猛線よりも柔らかく
温かき三橋を踏んで上陸した。肉には 紅白ダだダ染めの同家服をつけた男が手に
衣装を持って待ち構えていた。 お客様方こそおいでくださいました。縁主
はあちらで待ち兼ねております。さあお 召しくださいませ。
なんだってお飯えだって。年長紳士が 軽減顔で聞き返した。はい。お飯し会えで
ございます。お客様はカーニバルの衣装と お召しなさらなければなりません。
ああ、夢の国には夢の衣装か。 紳士は潔ぎよく納得し、その衣装を
受け取った。広げてみると禁止の闇に金銀 の南金玉を結びつけた。まるで踊り子の
舞台衣装のようなものだ。これをはい。 それよでございます。シャツの上から。
いえ、シャツも何も。今お飯になってい ますものは私たちの方へお預かり
私の方でお預かりいたします。だが君 いえ主の申しけでございます。
そこで男女3人の不思議な踊り子が 出来上がった。ビカビカ光る。闇の目から
豊かな痩せっぽっちなすべっこい肉体が 異様に空いて見える。頭には同じ南金玉の
ナイトキャップだ。さて3人はお手をつい でなんとまあ声宝かにゴンドラの歌を
口ずみながら教えられた道を正面の小山の いだきへ登っていった。わなお尻を振り
ながら登り尽くして頂上に立った時、突然 3人の口からびっくりするような叫び声が
爆発した。 うらうら。
そこには小山の向こうの楽園の内部には 真実びっくりするような何とも言えぬ狂人
の国の風景が広がっていたからだ。 そのまま読みます。地上万教。小山から
見下ろした自楽園は狂人の油エであった。 あらゆる形状、あらゆる色彩がぶち負け
られ、それが目苦しく活動していた。 ベラボに巨大な満鏡が絶えまなくぐるぐる
回しているようだ。恐ろしくも美しい光景 であった。景気球が2つ。奇妙なお日様と
お月様のように場内の東西の空にかかり、 そこから5色のテープが美しい雨と
降り注いでいた。 花火の筒は耐え間もなく音を立て、尺の
神玉が空に炸裂し、5色に染めた紙の雪が 散々と振り仕切っていた。その中に赤
ペンキで塗られた巨大な観覧者が大任の国 の風車のようにぐるぐる回り浅草の12階
た魔天郎から場内の司法に万国機が 張り巡され、その窓には真っ赤な旗が首を
出し、ゆらりと火炎のように燃えていた。 パノラマの丸屋根は青と赤との原色で子供
のおもちゃみたいに塗りつぶされこ立ちの 彼にチラチラと見える。巨大な紫色のもの
は霊のコンクリート作りの大クジであった 。
指定では水族館の魚と共に地獄極楽の生 人形がまた友の地帯で踊り狂っている。
そしてそれらの目ま苦しき形と色の外に 花火の音を太鼓にして自ロ楽園全体を
揺がすような音楽が耳も老線とばかりに なり響いていた。
あなたの丘の裏ら森の影たの建物の窓池の ほとりある
数人数人毒だけの村がり生えたように赤い 青色取り取りの学体さんがじタじタとその
音も懐かしき会体の曲を空にも響けと合走 しているのだ。
南金玉の同計衣装を着た3人の客は丘の上 からはるかの地上へとうねっている線路の
う線路のうを線路の上を 船のような滑り台に乗ってウォーター
シュートの速力であれよあれよと滑り始め た。空中の船は振りしきる5色の雪の中を
成り響く額の根に乗って大天逆転この 破壊し息も止まるばかり走り滑り
トンボ帰りを打って突進した 金と銀との南金玉の衣装がそれから不人客
の髪の毛が一直線に後ろになびいた。 苦しい助けて。
悲鳴は風に吹き飛ばされて船はまた琢磨に し路の中点に達した。
そしてばったり停止すると客たちははみを 食って下なるさ、下なるすなちへ投げ
投げ出される 金銀の3つの周りが砂まみれだ。
これはよくぞおいでくださいました。お 待ち申していましたよ。
と気がつくと3人の客を1人1人 抱き起こして砂を払ってくれているのは
縁主の北側レモンであった。ご覧ください 。これが自楽園の射的場です。今にお客様
が揃いましたら皆さんにこの記録玉を打っ ていただきます。まとは向こうの丘の上の
人形たちですよ。 そこには車のついた大きな急式の大砲が1
問に塗りつぶしカムフラージをして どっかりと吸えてあった。大砲のそばには
霊のお団子のキルクの山だ。そして向こう のには白い空を背景にして10体ばかりの
同家人形がひょコと立ち並んでいる。 ほう。これはご主ですね。この
フットボールの化け物みたいなキル玉で あのかかし人形を打ち倒すというわけです
ね。そこでご褒美は一体何です?浅草公園 の射場ではバットと朝日と敷島をくれる
ようですが年長紳士が驚けた顔で訪ねた。 ご褒美あなたなかなか抜け目がありません
ね。あります。素晴らしいご褒美がえ門 は妙なことにお巡りさんの制服を一着に
及び8文字の立派なつけひげをつけていた 。それが優しい切かりの声で客に物を言っ
ているのが一種き違いめいた感じを与える のだ。まもなく第2、第3の空中線が次々
とウォーターシュートを滑り落ち、 砂まみれのお客様が10人、20人と
集まってきた。 彼らは皆同家服と着替えさせられていたが
、それが3人、5人1組ずつ、それぞれ 違った色と形をしているのだ。
あるものは5色の紙でできたおもちゃの 鎧いを、またあるものは全身透き通って
見える薄い車の衣を あるものはハワイド人の白の腰巻きばかり
をあるものはグッド息なモダ水着をその 他手だったの安っぽいケバケバしい
無邪気な仮想に包まれていた。 そのむき出しの父と透き通るお尻の半裸体
の男女の中にたった1人だけ遺短者のよう に不気味な予想いの男が混ざっていた。我
は薄汚れた手ぬいで穴の先にほかりをして 細かいごじ5番島の日本着物に3尺体
お尻をはしょって懐には九ス部がキス5部 が覗いていようという主である。
ああ、木島さん考えましたね。刑事部長が 泥棒に変装なさるとはズば抜けていますね
。 の制服を着たろえもんが
帯び剣をガタガタ言わせながらあ、体験を ガチャガチャ言わせながら木島刑事の肩を
叩いた。見知らぬものが来たら本当のおり さんが本当の泥棒を捉えている光景であっ
た。 お気に召しましたがカーニバルさんに
ふさわしいよにとこれでも知恵を絞ったん です。
しかし北川さん、あなたの服装もなかなか 思い切ってるではありませんか?
僕の 僕の服を取ってしまいましたね。
さあ、お逃げなさい。僕追っかけますから 取り物ごっこをしましょう。
お回りさんのが冗談を言った。 広場では10数人の招待客がキルク玉の
大砲を取り囲み物珍しげに眺めていた。 どなたか射をなさる方はありませんか?
このキル玉で向こうの同居人形を打ち倒し た方には素晴らしいご褒美が出るんです。
お巡りさんのえ門が愛そ笑いをしながら 進めた。
僕に打たせてください。僕は東京の浅草 公園では射程場のお嬢さんが顔をしかめる
ほどの名射撃機種なんです。 1人の紳士が進み出て大砲の後ろに回った
。 玉はちゃんと込めてあります。どうか狙い
を定めてその網を引いてください。 紳士は場の空気と同じように大砲の方針に
目を当て、向こうの他の右の橋の人形に 狙いを定めて発射の網を引くと同時に
ドカンと尻り持ちをついた。 発射の反応で大砲が後ろへと動いたからだ
。 の口を飛び出したフットボールのキルク玉
は目に見える速さでよろよろと飛んでいっ た。そして右端の人形の胸の辺りにごツン
とぶつかった。 人形は玉が出ると2本の空を2本の足を空
にしてひっくり返り、他の向こうへ見え なくなったが、それと同時に人形の立って
いた辺りから突然何百という5色のゴム 風船がまるで今打ち殺された人形の魂出で
もあるようにバッと大空に群がり登った。 として大砲の命中を祝福する花火がドカン
と打ち上げられバリバリと雲間まに音がし て5色の雪が人際は激しく振りし切った。
お飲みます。 マジあとちょっとです。 あともう少々お付き合いください。では
続けます。地獄だ。 同家人形が倒れ、鬼人形が倒れ、女幽霊の
人形が倒れ、三つめ小僧が倒れ。次々と 人形どは大砲のキル玉に打ち倒されて他の
影に姿を消していった。 その度にドカンと昼の花火が打ち上げられ
、5色の雪が空を覆って振りし切り、ジ太 の額の根が響き渡った。
さあ、今度は私が人形の代わりを務めます 。誰か打ってください。このお回りさんを
打ってください。 警官の服装をした北川土え門は
大砲に玉を込めておいて丘の上に駆けのり 人形のようにシちこばった。よし僕が打っ
てやろう。大丈夫かね?ひひひどしの鎧い 。美しき青年紳士が向こうの店酒場で
引かけたシャンパンに顔をわからめケーキ よく怒鳴った。僕たちは鉄砲玉のキャッチ
ボールをしようと言うんです。さあ、投球 してください。狙いを定めて
ジ郎門が大食いにとなり返した。鎧いの 紳士はそれでも丹念に狙いを定めドカンと
大砲の紐を引いた。 キル玉がひょろひょロと飛び出し、丘の上
へ泳いでいった。ストライク。おのは小し を固め胸の前でキル玉を受け止めるなり。
ほがらかに叫んだ。 パチパチと拍手が起こった。ドカーン
パリパリと花火が割れて5色の雪が 飛び散った。さあ、今度はここにいる皆
さんが保守になってください。人形の 代わりにあの丘の上に並んでください。僕
が当手を務める番です。 お顔をかけてまた次郎門が命令した。その
頃内はカーニバルの主期に満ちていた。 設けられた店ト酒場からはシャンパンの音
が聞こえ、真っ赤な顔の紳士宿がコ々クに 増えていった。
大砲の周りに集まっている10人ばかりの 男女も大半は酔っ払いであった。お酒は
ノバンツとも花火と音楽が十分人を酔わ せる力を持っていた。
何?僕たちが人形の代わりになっての役を 務めるんですって。こいつは面白い。シ
さあ丘の上軍だ。 鎧いの紳士が怪しげな露列で一刀を誘い
ながらよろよろと先に立った。 同気服の老人も薄物1枚で同然の奥さんも
水型の娘さんも赤マントの闘牛士も夕敢に その後に続いた。
躊躇している人たちはじタ音楽ともが後ろ から追い立てるようにして丘の上へ進ませ
た。 人間的が10人大砲の大砲の筒口の真正面
にずらりと立ち並んだ。 嫌にフラフラする的ではあったが。
さあ、打ちますよ。右の橋の奥さんから。 ええ、いいことよ。私受けてみせてよ。
美しい酔っ払い奥さんが薄者に咳き通る股 また股を広げ、ミッドのない両手をもみの
ように広げていましく生めかしく答えた。 すると突然パチンと可いらしい音がしたか
と思うと まとの夫人が2本の白い足を空にガクンと
ひっくり返って丘の向こうへ消えてしまっ た。
おい、今のは空報か。弾が見えなかったぞ 。
次に並んだ鎧いの紳士が回らぬ路列で叫ん だ。
ルー法じゃないよ。弾が早くて見えなかっ たんだよ。 が答えたと同時にパチンと可愛い音がして
鎧いの紳士がガクンとひっくり返った。 それから水着の娘さんが同家服の老人が
赤マントの闘牛士がまるで期間中にでも 打たれるようにパタリパタリと足を空に
向けては丘の向こう側に消えていった。 そしてまた琢間に10人の的が地兵線から
一掃されてしまった。 王手がいつの間に玉を込めたのか。玉が
いつの間に筒口を飛び出したのか。目にも 止まらぬ早技であった。
ゴム風船は絶えなく飛び上がり、花火は 続けに打ち上げられ、振り切る5色の雪と
登る5色のゴム風船とが空中に入り乱れて 戦った。
愉快愉快。 白え門は子供のように登り
子供のように踊り上がって喜びながら 大砲のそばを離れて彼たの軍衆の方へ
走り去った。 走り去る彼の右手に何かしらキラキラ光る
ものが 銀色の虹のように輝いていた。 誰もいなくなった大砲のそばに妙な顔をし
てつったっている1人の男がある。木島 刑事だ。
まるでき違いだ。友達が何人も殺されて その血の匂いも失せぬなりに。このバカ
騒ぎは将棋の旗じゃない。 刑事には楽園の人々の気持ちがまるで
分からなかった。 別世界の人類としか思われぬのだ。
鉄砲玉の的になるやつもなるやつじゃない か。いい年をしておけ人形の真似をして
コロりと転がって見せるなんて だがあいつら丘の後ろで何してんだろう。
1人も生上がってこないのは変だな。 まさかみんな酔っ払ってそのまま寝込んで
しまったわけでもある前に 彼はなんとなく気になるものだからの子の
効果を上がってその頂上から反対側を覗い てみた。ああ、まるでおもちゃ箱を
ひっくり返したようだ。 思わず独り言を言った。他の向こうの低い
崖の下には10体の人形と10体の仮装し た男女が全くおもちゃ箱でもひっくり返し
たように乱雑に5色の色で転がっていた。 バカに美しかった。本当の人間と人間その
ままの人形とあわな手や足を重ね合って 大根のように転がっている景色が非常に
綺麗に見えた。 18歳の娘の千さや40歳の女のふテしい
お尻入りなどが透き通る薄犬を通して あられもない格好でじっと動かないでいた
。 秘密の鎧い無者がいつ人形のように倒れて
いる上には同けのとんがり帽子と真っさな 顔がぐったりと伸びていた。
どうしてこんなに美しいんだ? 一瞬その理由がはっきりと分からず刑事は
戸惑いをしたように目をパチクりやった。 だがこの不可快な美しさの原因はすぐに
分かった。 10人の人間も10体の人形も一応に
鮮やかな知用に彩られていたから 人形から血が出るはずはないけれど10人
の人間が1人残らず胸から腹から血を流し それが白い肉を黄色い肉を奇妙な衣装を
人形の肌を美しくも染めなしていた 夢のように美しく夢のように本当らしく
なかった。 刑事は我が目を疑い崖下へ降りていって
生々しい地象に触ってみた。べっり指に ついた赤いネバネバしたものを見てもまだ
本当に思えないぐらいであった。決して どれもこれもキル玉に打たれたような打木
傷ではない。小さなピストルか何かの玉が 体内深く食いっている跡がある。
通りで大砲の玉が見えなかった。走り去る チえ門の手に銀色のものが光っていたはず
だ。 彼は驚きの叫び声を発する機会を失い、
ぼんやりつったっていた。 待てよ。するとこの殺人事件の犯人は北川
千え門だが、あの男が最初から仲間を殺し ていたのか。そして今日のお祭り騒ぎに
最後の大虐殺が行われると予告したのも奴 の仕業か。おかしいぞ。
だが考えているうちにこの考えがだんだん 本当らしく思われてきた。
白いもんならこの楽園の創設創立者なのだ からどんなから空くりを用意することも
できようし殺人のためのお祭り騒ぎを計画 することだって自由事在だ。
なるほどね。これでこの事件の不可快な謎 がすっかり溶けた。あいつだ。俺は何と
いう同けを務めていたことだろう。 木島市はまだ悪夢から覚め切ってはい
なかったが、犯人を捉えなければという 職業上の責任感に追い立てられないではい
られなかった。彼は飛び上がって走り出し た。お顔を迂いし、最前門のかけ去った
法学へと真っ先になって走り出した。 そのまま読みます。恐ろしきランニング。
その時内の別の広場では品たちの奇妙な 土層が行われていた。これもまた都合住人
紅白ダだダ染めのユニフォームを着せられ 、胸には1から10までの番号札をつけた
紳士縮女が向こうの森の決勝点目がけ、 おいちにおいと息を切らして走っていた。
長距離だ。1000m 彼らはすでに900mを走った。無論彼ら
も酔っ払っていてそれゆえ苦しかった。 花メガネの紳士は花が落ちそうになるのを
抑えながら真っ赤な顔をして異性よく戦闘 を切っていた。その次には弾発のマダムが
美しい顔を歪め、弾発を後ろになびかせ、 30歳のお父とお尻をダブダブさせながら
第2位を走っていた。 それから痩せっぽっちの廃病闇の青年が
それから相ものように赤くて丸くて すべっこい顔のお嬢さんがそれからそれ
からと9人のユニフォームが一ふ置きに 続き
のどんじりには樽のような肥満紳士が床に 転がった方が早いくせに転がりもしないで
えっちらおっちら走っていた心に1人の 脱落者もいなかった。彼らの足並みに
合わせてそコースの参加者で 人学体が容気になり響いていた。空からは
ひっきりなしに花火玉が炸裂し、美しい 昆虫の大軍のように舞い降りてきた。
ランナーたちはその5色の雪を身に浴びて それを桁立たて風天病院の運動会のように
走りに走った。 ゴールには2本の柱の間に白いテープが
一文字に貼られ、その一方の柱のそばに 景観姿のが第1着を報じるためピストルを
構えながら立ち上がっていた。 7番、9番しっかり。
次郎門は足踏みをしながら声援した。戦闘 の花メガネがついにゴールを切った。彼の
両足はひゴールに迫った。 彼の両足は疲労のためにガクガクと今にも
膝をつきそうに見えた。 うわあ。
彼は毛物のように方向して白いテープに 向かって突進した。ギラギラと光る幅の
広いテープは1本の棒のように伸び切って 先着者を待ち構えていた。
一間が1尺となり、一尺が1寸となり、 花眼鏡の突き出した福部がテープに
突き当たった。 普通なればテープは選手の体と共に伸び
曲がってぶっつり切断されるはずであった 。
そしてドンと合法が打ち上げられるはずで あった。
ところがこの奇妙なテープは花の腹に押さ れても伸びも曲がりも切断されもしなかっ
た。 それどころか実に恐ろしいことに切断され
たのは勢い込んで走ってきた花メガネの方 であった。
選手がテープにぶつかると同時に彼の福部 からしきのようなものがさっとほば走って
赤い液体がテープの表をずっと走った。 それからちょうど打ち上げられた花火の音
と一緒にギャっという声がして花メガネの 両手が変な格好で空中に乱部した。同時に
彼の腰から下は地上に倒れ23度転がった 。
彼の両手のついている腹から上の部分と足 のホトが別々に行動した。
つまり花メガネ選手は2つに切断された わけである。
素晴らしい切れ味だ。テープと見えたのは それだけの長さに鍛えさせた鋼鉄の剣で
あった。それに白い塗料を塗って遠目に布 のテープと見せかけた。
長い剣の刃は選手たちの法学に向けて 研ぎすましてあった。
触っただけでも切れる。それに1000m の勢いをつけてぶつかったのだから骨もろ
ともマップ立つにちょん切られたと不思議 ではない。
長い剣の刃は選手たちの方面に向け途すっ た。ん一直線の剣は1人をほって血を
すすり外観にブルりと震えた。第2着は 弾発マダムの静寂しきった白い肉会。彼女
は第1着の選手に起こった変化を理解する 暇がなかった。お酒に酔っていたし、疲労
のために目もくらんでいた。 神剃りのようなテープがビーンとなった。
あっという間にマダムの胴体はお尻から下 を後に残し空中に揉ん取り打っていた。
真っ赤な血が美しくほばしってはあという ため息のようなものが聞こえた。
残る8人のランナーは次から次とこの 恐ろしくテープに引っかかった。
命を失ったもの3人、傷つき倒れたもの5 人。無傷で逃げ出したのはたった2人で
あった。 それほど彼らは酔っ払って目がくらんでい
た。城内の狂気めいた空気に作用されてい た。
ゴールには全くちょん切られた2人と 半切れの6人が重なり合って倒れ転がり
もがき踊っていた。 すると言い合わせたように3箇所の人学体
の曲目がみやさんみやさんから猫じゃ猫に 変わっていった。
パンチ切れの肉どもの猫踊り化け猫踊り 事実彼らは胸から花から
胸から腹から血を吹き出しながらその音楽 の調子を合わせてぴょコぴょコと
苦し紛切れの化け猫踊りを踊ったのである 。
5色の雪の吹雪の中で白いのや黒いの やじばっ
たのやポちゃポちゃしたのや女 様々の肉どもがタラタラと血を流しながら
弾末の手拍紙足病子を面白く美しきも ものすごき違い踊りを踊り抜いたのである
。 続けて読みます。あと2章です。 メリーゴーランド。
なるほど。こういう次第ですか?めっちゃ かんだ。こういう時代でしたか。
泥棒姿の岸島刑者が北側は千え門の肩を ポンと叩いた。ちぎれたマラソン選手たち
の化け猫踊りもだんだん勢いがなくなって いつしか動かなくなっていた。池の土に
ヒラヒラと降る雪の神が紙の雪がは果ては 落ちては濡れていた。ああ、木島さんでし
たか。 巡査の制服を着たろえもんが静かに
振り向いてニヤニヤ笑った。 そのピスタルには実談が込めてあるんです
か? さすがに刑ジは身構えをして固くなって
尋ねた。褒めてあるかもしれません。 しかしご安心なさい。女将の方々に手い
はいしませんよ。 ふん。手迎いしたってさせるものか。寿命
にしろ。 刑事は弁形島の懐から補助を取り出した。
あ、いや、待ってください。僕はまだ仕事 が終わってないんです。それに少しお話し
したいこともありますから。 逃げ隠れはしません。
木島はそれでも縄をかけようとは言え なかった。そんなことをすれば相手に笑わ
れそうな気がしたのだ。なんだか 恥ずかしかったのだ。それほども楽園の
光景はき違いめいていたし、犯人は 落ち着き払っていた。
僕は人殺しをするためにこの楽園を作り ました。さん。そして最初の間は1人ずつ
。今日は一まとめにというわけです。 人殺しというものがどんなに美しい遊戯で
あるか。あなたにもお分かりでしたら これは僕らの先祖のネロが考え出した世に
も素晴らしいページェントなのです。 話したいということは何だ?
刑事が青ざめた顔出となった。 他でもありません。この間から僕が仲間の
人たちを1人1人殺していった方法です。 あなたはその秘密がお分かりですか?
そんなことはどうだっていい?君が犯人に 決まりきっているんだから。
お分かりにならないと見えますね。では 種明しをしましょうか。
後でゆっくり聞く。今はそんなことを言っ てる場合じゃないからね。
刑事はせいぜ意地悪な調子を出すのに骨を 折らねばならなかった。えや、今お話しし
ておかないと具合具合の悪い事情があるん です。まあ聞いてください。あなたになら
一口で分かる。デジナの種っていうのは あの観覧者なのですよ。
白え門は空にかかっている観覧者の箱を 指した。
僕があの高い空の箱の中を寝床にしていた ことです。あそこにいればありバも
成り立ちますし、同時に円内はすっかり 見通しですから、あの箱の窓から鉄砲の
狙いを定めてどこにいる人でも打ち殺す ことができました。
それを聞くと刑ジが不審そうな顔をした。 今々ま々ましいけれどを仕めないではいられなかった。あなたはおかりにならないと見えますね。迷路の中で殺された女たちは探検で刺されていたではないかとっしゃるんでしょう。探検がどうして鉄砲で打てるのだ?打てるんですよ。僕はあの探検を鉄砲に仕込んで発射しました。 なんとうまい考えではありませんか。それ
は探検の形をよく見てくださればなるほど と頷付けますよ。あれには唾がなく絵から
は先まで同じ太さでその上絵の部分には 重心の螺線としっくり合うネジが強告して
あったのですから探検を反射するなんて実 に素晴らしい思いつきじゃありませんか。
年内は大げに言えば 1問先も見分けられぬほど5の雪が
降りし切っていた。 来客たちはグデぐに酔っ払っていた。肌見
の音とジタ学体の響きがあらゆる物叫び声 を打ち消していた。
それ故えこの不思議な狂人と刑事とは誰に も怪しまれることなく変な会話を続ける
ことができたのだ。だがそれには再現が あった。ちょうどそこまで話した時の中を
追い人の酔っ払いが血取り足でやってきた 。地上に転がっている。帯びたしい骸に
つまづき。 うお、これはどうだ?なんと素晴らしい
人形だ。おや、そこにいるのは北川さんだ ね。いやあ、ご恐れ入りました。自楽園
万歳。 彼は両手を上げて殺人鬼を祝福した。
それをきっかけに義島刑事は我に帰った。 そして普通の刑事のように素早い動作で
犯人に飛びかかっていた。 白え門の手からピストルが叩き落とされた
。縄が蛇のようにまとわりついてきた。 おっと、まだ早い。僕はまだ仕事が残って
いると言ったじゃありませんか。 白え門は鼓爆を跳ねのけ刑事を突き飛ばす
と吹雪の中を一目さに逃げ出した。 泥棒姿の刑事は言うまでもなく追っかけた
。 2人は円内を彼た小なたへとツ風のように
走った。 逃げる門の目の前にぐるぐる回るメリー
ゴーランドがあった。誰も乗っているもの はなく、ただ10数匹の木場だけが
ガクンガクンと首を振りながらぐるぐる 回っていた。彼はいきなりその周り部隊に
飛び乗った。木島刑事も飛び乗った。 そして2人とも木場の回る方向へ木場の3
倍の速さでぐるぐるぐるぐる走り出した。 奇妙な鬼ごっこ。
制服のお回りさんを泥棒が追っかけている 。それが丸い台の上をぐるぐる回っている
ものだから。お回りさんが追っかけられて いるのだか泥棒が追っかけられているのだ
か分からなくなる。 空艇で判断すると泥棒の木島刑事が逃げ手
で警察官の事門がおっ手としか見えぬのだ 。
さっきの話の続きですがね。 目の回るように話しながら白え門が大声で
お手に話しかけた。 迷路の殺人はまあそういったわけなんです
が。では最初瞳おりが迷路の中で出会った 小柄の男は一体誰かとお尋ねなさるん
でしょう。 刑事はそんなこと聞きやしないとだん張り
で息を切らしながら一生懸命に追っかけて いる。どうも少なからず馬カにされている
形だ。あれは三たに次郎少年だったんです 。あの子供が迷路の中に遊んでちまこの
死骸を1番早く発見したんです。そして 疑われることを恐れて逃げ隠れなんかした
んです。 僕はそれを観談者の上からちゃんと見てた
んですよ。 怒鳴りながら次郎門はひょいと1匹の木場
に飛びまたがった。 ハドを取りながら彼はまた叫ぶ。それから
第2回の殺人で次郎少年はこうして木場に 乗っているところを今度は普通の球で
打ち殺されました。無論観覧者の上から です。同時に僕は風船の縄橋を弾丸で
打ち切り折り絵を墜落させました。 僕は射撃の名人だけどまさか初めから
縄しご号を狙ったわけじゃない。あれは まぐれ当たりですよ。おっと、危ない
危ない。 言いながらジロエモンは追いすごった刑事
の手を避けてひょいと木場を飛び降りまた ぐるぐると走った。やっとその時場内に
張り込んでいた制服巡査が重数に騒ぎを 悟って駆けつけてきた。あいつを捕まえる
んだ。 泥棒姿の木島刑事が走りながら喜ばしげに
叫んだ。 なんだってあの制服差を捕まえるんだって
。 変装を知らぬ本物の警官たちはメ食らって
しまった。 彼らは木島市の顔を見分ける余裕がなかっ
たのだ。 おい、君たちその手に乗っちゃいかんよ。
あいつが犯人だ。風を見ても分かるじゃ ないか。
次郎門が気然を精して怒った。なるほど。 最もだ。犯人はあの和服のやに違いない。
それが証拠にあいつこそ追っかけられて いるではないか。
と思ってみればそんな風にも見える。警官 たちはどやどやと周り部隊へよじって和服
の方をすなわち木島を追っかけ始めた。 危機開会の鼓爆が始まった。花火はドカン
と打ち上げられていた。 その度に振りし切る5色の雪はますます
密度を増して空を地上を覆い隠した。その 中を無数のゴム風船が空へ登っていった。
学体はめちゃくちゃのジャズ音楽を吹き 叩いていた。
酔っ払いの来客たちはあるいは歌い、 あるいは完成を上げて城内を飛び回ってい
た。 の撃はそのうちで誰に気づかれるでもなく
続いていた。 泥棒姿の木島刑事が回る木場台の上で
とうと捕まった。10数人の巡査たちが その上へ降り重なっていった。バカどうし
とんば 警官の山の下から木島市の激怒する声が
聞こえた。俺は木島だ。俺の顔を知らんの か?犯人はあいつだ。巡査に化けてる北川
次郎門だ。 やっとことの主彩が分かって玄官たちが
立ち直った時にはしかし塔の次郎門は とっくに木場感を離れ彼たの丘の上を走っ
ていた。 一度周り部隊を飛び降り、中には転がる
ものなものもあって、またしても追跡が 始まった。今度はお手が大勢だ。
いくらえ門が手じなしでももう逃げれっこ はないだろう。
このまま最終賞行きます。 悪魔の商店。逃げ逃げてえ門
は城内一宮の小だかき丘の上体型気の上流 地へと駆けのり上流柱の前にすっくと立っ
た。 将軍待ち前。僕はし残した仕事をここで
完成する。諸君に見せるものがあるんだ。 有数名の警官は自い門を囲んで見動きすれ
ば取引しがんと構えていた。おら、これは 見た前。これは何だ?
差し示したのは柱に取り憑 1個の大型のスイッチだ。
このスイッチが何を意味すると諸君は思う ?
このスイッチこそ自学園建設の楽園建設の 最終目的を暗示する。このスイッチの金属
に火バが散る時ああ、チロ園にはどのよう な地獄風景が現れることだろう。僕はそれ
を思うと嬉しさに胸が破れそうだ。君に その光景が見てもらいたい。それゆえに君
たちをここまでおびき寄せたんだ。 警官たちは何とも知れぬ不安のため
じリじリと油汗が湧き出すのを感じた。彼 らの目はスイッチに釘付けになった。あの
スイッチを入れさせては大変だという考え が一動の胸をワクワクさせた。あ、いや
これじゃないよ。スイッチそのものを見て くれってわけじゃない。し君は後ろを見る
んだ。この丘の上から自ロ楽園の前傾を 見渡すんだ。さあ、今だ。今こそ楽園
の最後の時だ。 叫びも終わらぬうちスイッチに火が釣った
。 人々はほとんど反射的に後ろを振り返って
楽園の前傾を眺めた。 なんとも形用しがい地が起こった。大自身
の全長のような驚しき音響がなりめいた。 自信ではない。だが地震以上の地獄風景が
やがて人々の目の前に展開された。 まず浅草12階をもした魔角がその中ほど
から折りちぎれ、スローモーションで土煙 を上げながら崩れ落ちた。そこに登ってい
た仮想の客たちが土煙の中で空中に取り 打って地獄の王者のように大地大地へと
墜落していくのがまざまざと眺められた。 電池も轟大と恐ろしい慈響きが相ついで
起こった。 次は観覧者だ。
の叫び声がものすごく聞こえた。立ちまち 大空の観覧者に異変が起こった。大観覧者
の車輪がカランカランとほがらかな音を 立てながら組み立てのおもちゃのように
解体していった。 それにぶら下がった10いくつの小型電車
のような箱の中にはどれもこれも満員の 乗客であった。
彼らは箱もとも大地に墜落しながら射室の 窓から手を差し出し顔いっぱいの口を開い
て身の毛もよ立つ悲鳴をあげた。 共官
パノラマの丸屋根は締め金が外れ 円形の壁の中へすっぽりと落ちていった。
コンクリートの大クジは百の音と共に こなこなになって資産した。
地底の水族館は氾濫し、地獄極落の トンネルは山崩れに埋もれ、池も川も津波
とな、津波となって湧き返った。 いかなる大戦争よりも激しい道乱。
ものすごい音響が何十歩のチ楽園を ゆり動かした。
の煙土煙砂埃りが 森も林しも丘も覆がいん森も林しも丘も
覆い尽くして空へとないていった コンクリートの破片鉄骨の切れっぱし
引きれた柱人間の首 足その他あらゆる破片が玄官たちの頭の上
から降ってきた。まるで5色の雪とろとも まるんまだ振りしきる5色の雪と諸友に
警官たちは目はし 目は飯耳は老師心はうろによめきながら
そこに立っているのがやっとだった。犯人 を捉えるなどという考えはどこかへ
吹っ飛んでいって 次郎門の存在をさえほとんど意識しなかっ
た。やがて土煙が静まると自楽園は見るも 無惨な一面の廃墟であった。墓場の静寂死
の沈黙。見渡す限り動くものは何もなかっ た。
皆殺しだ。の何百人という客たちが皆殺し になったのだ。
警官の1人が放針した声で言った。人学体 の音楽も酔っ払いの完成も
哀れ一瞬にして明界へと消えていった。 もはや花火を打ち上げるものもなくし
たって美しい5色の雪が降りやんだ。 だが、たった1人殺されなかったものが
あるんですよ。 ふと気がつくと大逆殺者門がニコニコ笑っ
て立っていた。警官たちのゾが爆発した。 彼らは10何匹の稲子になって物も言わず
大悪魔に飛びついていった。 おっと。
ゼロエモンは危うく身をかわし、そこに 立っている景気球の縄橋に飛びついた。
そして素早く上へ駆けのりながら 殺されなかったのはね、僕の尿房のあゆ子
ですよ。木の下子です。あいつだけはどう も殺す気がしなかったんですよ。ご覧
なさい。僕の尿房がご挨拶していますよ。 見上げるとケーキのゴンドラから美しい
あゆ子の姿が5のテープを投げながら玄官 たちに笑いかけていた。逃すものか軸正面
。芸官たちは狂器のように縄橋号を 生いがった。
戦闘には白え門。少し離れて木島刑事、 それから制服巡査の数人が空へ1列の
鈴鳴りだ。 次郎門はもう足の下のお手たちをからもせ
ず黙々として空のはしごを駆けのっていっ た。
猿のように早かった。 やがて10数だけの縄橋も好き。コンドラ
の中からあゆ子の白い手がえ門を引き上げ た。彼がかの中へ飛び込んだ時にはしかし
木島刑士の手首がゴンドラの縁にかかって いた。
早く早く縄お。 白え門の命令に兼ねて手が極めてあったの
か。あ子の手に白人がひらめき、空中の2 本の縄がぶつりと切断された。木島市の
片手には彼に続く10数人の景官の重さを 支える力がなかった。縄と共に彼の手首も
ゴンドラを離れた。 空へ垂直に伸びた縄場所は術つなぎの景官
体を乗せたまま立ちまち間をクタクタと 崩れていった。
景官の雨 と同時に縄を切られた景気球は大空高く
舞い上がった。 ジェロエモンとあ子とはゴンドラから半味
を乗り出して残っていた紙テープを こごとく地上に投げ下ろし、声を合わせて
万歳と叫びながら 思い出深き楽園
の廃墟に永別を告げた。 景気球はどこまでも頂点していった。いく
つもいくつも白い綿雲を突き抜け 1匹の小さな魚のようになって
ふさと下った5色のテープがその魚のヒレ のように見え
楽しげに楽しげに小さく そしていつしか誇りのようにかつかになっ
て果て も知らぬ青空の底へと消えていった。 おしまい。
うえー。 逃げた。え
は 逃げた。逃げたよ。
ちょっと待って 。待って待って。初めてじゃない?犯人が
逃げた。え、 あ、ありがとうございます。あ、
ありがとうございます。 え、ちょっと待って。衝撃なんだけど。え
、ちょっと待って。このさ、白えもとさ、 あけちが戦う話ってないんかな?
ちょっと待って。びっくりした。犯人が 逃げたよ。
待ってだってさ。開心20。あ、あの、 もし開示20面まだあ、いや、ネタバレね
。あ、ネタバレがいや、でも待って。超 びっくりした。江戸川ランパの作品で犯人
が逃げました。うわあ、 マジ?ちょっと待って。え、めっちゃ
びっくりした今。 え、
面白。 え、
待って、待って。G え、絶対あるよね。戦うよね。
戦わないのかな? なんか何かの小説で相定して欲しいんだ
けど。 シリーズ。
えっと、 え、なんかないんかな?
明けチシリーズでさ、なんかタイトルが 知りたい。
あけち小心ゴ郎シリーズ全21巻もあんの ?えぐい。えぐい。21巻あるらしい。 やば。
ちょっと探してみたいね。 なんか
うわあ、めちゃくちゃテンション上がった 。もうやるやんけ。
ちょっとびっくりした。なんか絶対最後さ 、捕まるか、もしくは悪魔の商店っていう
タイトルだったんですよね、最後が。だ からなんか死ぬんかなみたいな。登ってっ
てそのまま死ぬ。自分自を持ってこの地獄 風景を完成させるぜみたいなそういう
心持ちの あれなのかなと思ったんだけど。え、戦う
の?え、ね、戦う? あけち探偵とさ、次郎門はさ、戦わないん
ですか? ちょっとマジどっかで戦って欲しいな。
マジでどういう結末を結構ひ評としてた からさ、白郎いもがそことこうなんか
やり合う姿が見れたらいや普通におもろ。 普通にってちょっとあれだけど失礼だけど
おもろ。 いやミスなんて言うんだろう本当に
ミステリー作家だね。いや、当たり前なん だけどさ。は当たり前なんだけど、江戸川
ランポってやっぱりミステリーサッカーと いうか、こう、しかも何がすごいって犯人
をちらっつってさ、マジひょこくり派 みたいにさ、ちょいちょいヒント落とし
てくんだよね。もうこいつが犯人やれ みたいなさ、そういうのをちょっとずつ、
ちょっとずつ落としていくのに最後まで 楽しめるっていうなんか上景が面白すぎて
さ、 最後までしっかりと読み進められるって
いうのがなんかすごいなって思った。この 地獄風景読んでて。いや、でもマジで
うわあ。 これさ、映画ないんかな?
地獄風景映画か漫画ない?めっちゃ見たい んだけど、現代の描写で見たい。
ないんかな?ちょっと探そう。エロポ えな、合って欲しい。いや、なんか
なかなかさ、壮大な庭ではあったから 難しいかもしんないけど。
漫画にしてほしい。漫画か。あ、アニメに してほしい。もしくはドラマでもいい。
映画でもいいけど。いや、漫画にして ほしいな。絶対にしろえもんイケメンに
書かれるぞ。 絶対イケメン。
いや、ちょっと見たいな、これ。 この作品を現代に、現代の技術で再現して
欲しいもん。え、なんかできそうじゃない ?今のさ、このCG技術を持ってすれば
この地獄風景は再現できる気がするんだよ ね。待って。なんかもしかしてぐるぐるし
てる。 あ、やば。ぐるってるかも。
あ、あ、あ、大丈夫かな? ああ、ちょっと電波悪いか。 あ、あ、ああ。ぐるぐるしてるかも。
聞こえてるかな? ちょっと待ってね。
大丈夫。 おっと、
コメント欄があ終わってる。ちょっとあれ ですね、調子が良くなさそうなんで、一旦
YouTubeの方は切らせていただき ます。
え、それでは今見てくださってる方も高 評価してくださってる方もありがとう
ございます。 え、明日はですね、
明日の作品は まあ、まだ江戸川ランプなんですけどね。
バノラマと北た。これもでも好き。結構 有名どころですよね。きっとね、私ですら
聞いたことあるからね。パノラマト期た。 これも多分3時間ぐらいで終わるかなと
思いますので、是非皆さん聞きに来て ください。ではYouTube終了させて
いただきます。開いてくださった皆さん ありがとうございました。またお会いし
ましょう。ぐイ。じゃあね。

地獄風景/江戸川乱歩を読んでみる。
乱歩奇譚シリーズの朗読4日目

【簡単なあらすじ】
自宅に遊園地を作っちゃった金持ちのジロエモン。
その遊園地で仲間たちと遊びまくる日々を送っていたら、ある日を境に仲間が次々と殺害されてめっちゃピンチ。

犯人は誰か、そして何の目的で…!?
※連載中に【犯人探し】を読者にやらせてみたら9割が犯人当てっちゃったらしい。江戸川乱歩めっちゃ焦ったんだろうなって考えたらおもろい。

00:00 スタート
04:00 朗読開始
03:45:00 朗読終了

#睡眠導入 #朗読 #地獄風景 #江戸川乱歩 #乱歩奇譚

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