しびれスパイス”花椒”(かしょう)料理が人気 漢方薬にも使われるポカポカパワーで寒さを吹き飛ばせ (21/12/25 11:00)

    灯油が高く部屋の温度を下げて”節約”という方も多いと思いますが、そんな時におすすめなのが身体があたたまる料理です。

     体をポカポカあたためてくれる、まるで”カイロ”のような料理を紹介します。

     担々麺の専門店に新たなメニューが登場!

     スタッフ:「しびれの元である花椒(かしょう)を添加しております」

     中華料理店でも…

     店主:「体の中からあたたまるものがいろいろ入っている」

     新崎 真倫 記者:「内臓が直に熱くなっている感じがします」

     これを食べれば体の芯からポッカポカ。厳しい寒さも吹き飛びます。

     札幌市北区にある担々麺の専門店「175°DENO担担麺」

     この店に2021年新たなメニューが登場しました。

     それが「花椒薬膳のチキンカレー」

     175°DENO担担麺 広報担当 白倉 直行さん:「花椒薬膳カレーで基幹アイテムのしびれのもと花椒を添加しております」

     花椒とは、山椒の一種で中華料理に特有のしびれる辛さを引き出すスパイスです。

     この店では担々麺を作るノウハウをカレーに応用しパキスタン風の無水カレーを完成させました。

     そのお味は…

     新崎 真倫 記者:「一口食べてしびれというか、さわやかさもあるが、ちょっとカレーとは違う変わった深みのあるスパイシーさが口の中に広がる。じんわり体の内側からあたためてくれるような、スパイシーな感覚ですね」

     175°DENO担担麺 広報担当 白倉 直行さん:「体がじんわりとあたたまるカレーとなっています。担々麺以外でもカレーでしびれが楽しめるということで客から好評の声をいただいている」

     いま流行りのフードデリバリーサービスでは花椒入りの薬膳カレーが札幌市の人気ランキングトップ5に入るほどの大ヒット。ますます売り上げを伸ばしています。

     一方、札幌市南区の住宅街にある中華食堂やまちゃん。

     こちらの店のおすすめはマーボー豆腐。

     中華食堂やまちゃん 山崎 武彦さん:「四川料理を作っていたので本格的なマーボー豆腐をということで2種類のマーボー豆腐を出すことにした」

     この店で提供するのは”四川麻婆豆腐”と”陳麻婆豆腐”の2種類。

     店自慢の”陳麻婆豆腐”の材料は3種類の唐辛子に2種類の豆板醤など。

     店で細かく砕いた花椒を最後にたっぷり投入。辛さの頂点を極めた逸品です。

     調理する山崎さんですら舌がしびれるため味見はしないという”陳麻婆豆腐”。

     普通のマーボー豆腐と食べ比べてみると…

     新崎 真倫 記者:「まず普通のマーボー豆腐から。ピリッと辛みがありますが、見た目の赤さほど辛くはないです」

     新崎 真倫 記者:「では次に”陳麻婆豆腐”の方をいただきます。全然違う…。口の中に辛さとしびれの余韻がずっと残ってどんどん食べ進めたくなる感じ。体の芯からというよりも、内臓が直に熱くなっている感じです」

     多くの客が馴染みのある”四川麻婆豆腐”を注文するといいますが、店主の山崎さんは寒い冬こそしびれる”陳麻婆豆腐”がおすすめだといいます。

     中華食堂やまちゃん 山崎 武彦さん:「この時期なので思い切って”陳麻婆豆腐”の方も食べて体の中からあたたまるものがいろいろ入っているのでぜひ体験していただきたい」

     体を芯から温めてくれる花椒を使った料理。しびれる辛さがしばれる冬を吹き飛ばしてくれます。

     ちなみに「花椒」は漢方薬としても使われています。

     札幌の漢方薬店、日諸木(ひもろぎ)宮の森煎じ漢方薬局の長塚友子さんによりますと「花椒」は脾臓・胃・腎臓をあたためる作用があると言われています。

     同じような作用を持つ「生姜」は肺・胃・心臓をあたためると言われ「花椒」とは作用する部位が異なっているという事です。

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