【白山だだちゃ豆②食べ方講座】鶴岡市特産のだだちゃ豆の季節到来、2種類購入して秘伝の食べ方で検証してみた。#山形県鶴岡市 #食の都庄内#だだちゃ豆#殿様#庄内藩#茹で方
【白山だだちゃ豆①畑の事情】に次ぐ第二弾。
山形県鶴岡市特産の『白山だだちゃ豆』はこの時期に採れる地域の宝物❣今や全国的な知名度を誇るブランド枝豆「だだちゃ豆」。だだちゃは庄内地方の言葉で「お父さん」を意味し、その昔、お殿様が食べてたいそう気に入り「どこの『だだちゃ』が作った豆だ?」と尋ねられたことから名づけられたとも言われています。一般的に販売されている枝豆とだだちゃ豆との大きな違いは、こくの深い甘さと独特の旨味。茄でている最に鍋から立ち上る香りまでが違うほど、その味は際立っています。
だだちゃ豆は明治の後期に誕生しました。当時の大泉村白山に帰農した士族、森屋藤十郎の娘初が、隣村の寺田から貰い受けた早生種の茶豆の種を畑に植えた ところ、なかに晩生で味の良い豆があったため、その種を大切に保存して自分の畑で増やしていき、現在のだだちゃ豆のルーツとなった藤十郎だだちゃを育てた のです。だだちゃ豆が一人の女性の手によって生み出されたことには驚かされます。
白山だだちゃは産毛が茶色でくびれが深く、豆は2粒が基本です。噛むほどに増す味わいは、アミノ酸の一種アラニンが他の豆よりも多く含まれているから。不思議なことに、白山だだちゃの種を他の土地に植えると、全く味が変わってしまうと言われています。
森屋初の曾孫で、今も白山でだだちゃを栽培している森屋健一さんによれば、金峯山系から流れる湯尻川がつくった砂質の扇状地は、水はけがよく肥料もちが悪 い痩せた土地であるために、米には向かないけれど豆には最適であるとのこと。まただだちゃ豆はハウス栽培には向いていなく露地栽培で育てるために雨や風、日照などにより収穫が大きく左右されますが、豆を乾燥させる東風があまり吹かない地形であることなども、白山で採れる豆の美味しさに影響しているのではとのことです。
【白山だだちゃ豆①畑の事情】の中で紹介しましたが、私がたまたま入った農家がその森屋藤十郎さんのお宅とわかり不思議なご縁を感じました。「甘露でいいか」と聞かれて、何を聞かれているのかもわからず、それからが私の探求に繋がりました。産直では「早生白山」が売られていて、これからが「白山だだちゃ豆」の本場を迎えることも分かりました。2種類を購入して検証しています。
食べ方は、パンフレットに一般的な茹でる方法で印刷されていましたが、我が家では近所のお局様から直伝の方法で20年も食べてきました。旨味を逃がさず栄養価も落ちない方法でした。少ない水で『蒸し煮』法です。塩味は下処理時につけるので必要な方は食べるときにお好みで振りかけましょう。「うめがったー」
露地栽培なので季節の移り変わりと同時に店頭から消えてしまう希少価値の『白山だだちゃ豆』は9月第一週ごろまでの期間限定です。ぜひゲットしてお試しくださいませ。






